自宅時間の増加で食事作りにこだわりを持つ人が増えましたよね。その中でも、朝食や子どものおやつにもなるパンを手作りする人も多いです。一方で「手作りのパンは体に悪い」という話があるのもご存知でしょうか。そこで今回は、
- 手作りのパンは体に悪いのか
- パンのカロリー
- パンの栄養素
- 手作りパンのデメリット
こちらについて紹介していきます。
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目次
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手作りのパンは体に悪いのか
手作りのパンに関わらず、パンは体に悪いという話をよく聞きます。その理由の一つとして、 小麦粉に水を加えてこねることで出来る「グルテン」という成分 があります。グルテンは食べ物を美味しくする一方で、実は様々な影響が心配されています。
ですが、手作りしたパンが必ずしも体に悪いということはないので、これから紹介する以下のことに気を付けてみてください。
食べ過ぎなければ大丈夫
小麦粉に含まれるグルテンは、体内で消化されにくい性質があります。そのため消化されなかった糖質は、中性脂肪となって体に蓄積されます。
さらにグルテンには、脳の中枢神経を刺激して食欲を増進させる作用があるのです。つまり、食べ過ぎないように意識することで過剰摂取による体重の増加を防ぐことができます。
また食物アレルギーの原因となる場合があります。アレルギーを診断されている人は、アトピーや喘息、頭痛や腹痛などの症状が出る可能性がありますので必ず注意してください。
揚げているパンは要注意
カレーパンのように、揚げているパンを家庭で手作りした場合にも注意が必要です。パン粉をまぶして揚げたパンは、たっぷりと油を吸い込んでいますのでカロリーを過剰に摂取してしまうためです。
パン屋さんでは菜種油やゴマ油を使うなどパンを揚げる際の油にも気を遣われていますので、手作りしたパンに比べてこのような心配が少ないのです。
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パンのカロリー
既述のようにグルテンが含まれるパンは、ついつい食べ過ぎてしまう可能性があります。そこで気になるのは、一見少なそうに思えるパンのカロリーですよね。
詳しく知っておけば、手作りするときだけでなく、購入するときにも量を調整することができます。
パスタやごはんより高い
パンのカロリーは100gあたり約366calと高めです。同じ炭水化物である米やパスタと比べると以下の通りです。
- パンのカロリー:約366cal(100gあたり)
- 米のカロリー:約356cal(100gあたり)
- パスタのカロリー:約148.9 kcal(100gあたり)
このように、パンのカロリーは米よりやや高く、パスタよりもかなり高いことが分かります。
また、パンには様々な種類があり材料の配合によって異なりますので、あくまで目安です。この数値よりも高い場合や低い場合もあります。
食パン1斤は1000kcalを超える
他の種類のパンに比べ、シンプルな味わいの食パンも安心はできません。こちらもお店やメーカーの材料の配合にも異なりますが、食パンの100gあたりのカロリーは約264kcalです。
これを食パン一斤に換算すると、なんと 約950~1100kcalを超える可能性 があるのです。
また、食パンを食べるときには、ジャムやマーガリンを塗るなどしてカロリーが加算されてしまうことから実は注意が必要なパンの1つになります。
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パンの栄養素
パンは思っている以上にカロリーが高く、食べ過ぎに注意が必要であることが分かりました。では、パンは体に悪いだけで何の栄養もないのでしょうか。ここからはパンに含まれる栄養素について紹介します。
糖質
食パンの糖質は100gあたり48.2gです。糖質は、血糖として即効性の高いエネルギー原となる重要な栄養素です。さらに、糖質は筋肉に貯蔵され体力アップにも有効です。
パンはその他にも、豊富に栄養素を含んだバランスの良い食品です。
パンの主な栄養素
- 炭水化物(糖質)
- たんぱく質
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- カルシウム
- 鉄
タンパク質・各具材の栄養
既述のようにパンには豊富な栄養素が含まれており、その中でもたんぱく質は100gあたり約9.0gあります。タンパク質は皮膚や髪の毛、筋肉などを形成し、ホルモンや免疫物質などの調整機能を作る需要な栄養素です。
そこに加え、パンはその他の食材と合わせて食べることが多いのも特徴です。チーズや野菜、果物と合わせれば、カルシウムやビタミンをさらに加えて摂取することができるのです。
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手作りパンのデメリット
パンは手作りすることでコストが削減でき、また好きなパンを一度に沢山作ることができますよね。ですが、もちろん良いことばかりではありませんので注意してください。
カロリーが高い
自宅でパンを手作りするデメリットの1つに、カロリーが高くなってしまうことがあります。その理由はやはり美味しく作るために、小麦粉やバターを大量に使ってしまうことにあります。
カロリーが気になる人は、全粒粉のパンやふすま粉を使った低糖質のパンを作るようにしましょう。
時間や労力が掛かる
パンを手作りするには、時間や労力が掛かってしまうというデメリットもあります。自宅で作る際には、様々な道具が必要になりその後の洗い物や掃除の手間がかかります。
また、ホームベーカリーを使っても、早くても約4時間ほどが時間が必要です。
まとめ
「手作りのパンは体に悪い?パンの栄養素やカロリー・デメリットも!」について紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 手作りのパンはカロリーが高くなりやすいので食べ過ぎに注意
- 手作りだけでなくパンは元々カロリーが高い食品
- パンは食べ過ぎなければ栄養が取れる食品
米やパスタに比べて、パンのときは沢山食べれてしまうという人も多いですよね。パンを食事として食べるときには、一緒に食べる食品にも注意を払い、過剰摂取を避けるようにしましょう。
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