手作りパウンドケーキの日持ちはどれくらい?冷凍・解凍方法とは?

パウンドケーキといえばほっくりとしたふわふわの生地を楽しむ焼き菓子のことで、世界中でさまざまな種類がありますよね。ケーキの中でも特に種類の多いケーキで、生のフルーツを載せたりバナナやオレンジを生地に混ぜて作ったりなどいろいろなアレンジが出来るのも特徴的です。

そんなパウンドケーキは材料さえそろえれば比較的簡単に手作りすることができるお菓子でもあります。

今回の記事ではパウンドケーキとはどのようなものなのか、名前の由来、材料、賞味期限について解説していきたいと思います。

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パウンドケーキとは

パウンドケーキの歴史は非常に古く今から300年ほど前と言われています。当時のイギリスで最古のパウンドケーキがあることが分かり、それを原型として世界中に広まるようになりました。

パウンドケーキという名前は英語がもとになっており、その由来は「1ポンド(パウンド)」から来ており、小麦粉、砂糖、バター、卵をそれぞれ1本ずつ使用して作るケーキなのでパウンドケーキと言われるようになったと言います。

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本当に1ポンドずつ使うの?

1ポンドというのはグラムに変換すると454gです。小麦粉、砂糖、バター、卵を400g以上ずつ使うのって想像しただけでも相当な量ですよね。生地だけで1.4kg以上にもなるのですが、本当に各材料を1ポンドずつ入れていたのか疑いたくなります。

実はパウンドケーキは主に結婚式のウェディングケーキとして使用されていました。パウンドケーキに砂糖漬けにした果物の皮などを入れて焼き上げることで、断面が美しくなりウェディングにふさわしいケーキになります。

ウエディングケーキはたくさんの人と分けて食べますので、各材料が1ポンドずつ入っていても何の問題もないのです!

他の国での名前

パウンドケーキはイギリスから始まり世界中で作られるようになりましたがフランスではパウンドケーキのことを「カトル・カール」と呼んだり、イタリア語で「プルーム・ケイク」と呼ぶなど様々な呼び方で愛されています。

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パウンドケーキの日持ちはどれくらい?

砂糖やバターをたっぷり使用して作られるパウンドケーキは比較的痛みにくいケーキです。なので少しの間であれば常温保存も可能です。基本的な保存期間について以下にまとめてみたので参考にしてください。

  • 常温保存:1週間程度(季節や使う材料にもよる)
  • 冷蔵保存:3~5日程度
  • 冷凍保存:2週間~1か月

常温保存の時のポイント

手作りしたパウンドケーキを保存する時はなるべく乾燥しないようにラップに包んで保存するようにしましょう。夏場などの暑い時期は避ければだいたい一週間ほど保存することができますが、生クリームや生の果物を使っている場合は常温保存できないので注意しましょう。

ちなみに生クリームや生の果物を使っている場合は冷蔵保存でも「翌日まで」には消費するようにしましょう。

冷蔵保存するときのポイント

パウンドケーキは冷蔵保存した方が常温保存の時よりも日持ちが短くなります。また冷蔵保存することで食感が硬くなりやすいので、しっかりとラップをかけて水分を逃がさないようにして冷蔵庫に入れるようにしましょう。

冷蔵保存のメリットは夏場や材料に関わらず比較的長く衛生状態を保つことができることで、基本は冷蔵保存でOKです。

冷凍保存するときのポイント

パウンドケーキは冷凍保存することもできます。冷凍保存する場合は2週間~1カ月を目処に保存するようにしてください。冷凍保存すると味や食感も出来上がりに近い状態をキープすることができるのでおすすめです。

冷凍保存するときは一つずつ小分けにしてラップに包んだあと、密閉できる容器に入れて冷凍庫に入れるようにしましょう。ちなみに生の果物を使っている場合は冷凍できないので注意しましょう。

解凍するときのポイント

解凍するときは電子レンジやトースターを使わず「冷蔵庫で自然解凍する」のがポイントです。冷蔵庫で半日以上自然解凍させたら電子レンジやトースターで温めてから食べると、しっとりふわふわな美味しさをキープすることができます。

もし冷凍庫から取り出した時に霜が付いている場合は、綺麗に払い落としてから冷蔵庫に移すようにしましょう。霜がついた状態で解凍してしまうとパウンドケーキがびちゃびちゃになってしまいます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • パウンドケーキはイギリス発祥のスイーツ
  • 材料を1ポンドずつ使うためパウンドケーキという名前になった
  • 元々はウエディングケーキとして作られていた
  • 使う材料や時期によっては常温保存も可能
  • 基本は冷蔵保存の方が安全
  • 焼きたての美味しさをキープするには冷凍保存もおすすめ
  • 解凍するときは一度冷蔵庫で自然解凍させてから温めるのが良い 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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