緑茶や紅茶、麦茶など、日本には様々なお茶が多く販売されています。近年では諸外国の輸入品も多く増え、長寿の秘訣は○○を飲んでいるからだ!といった情報も多く見られ、健康の為にお茶を飲んでいるという方も増えました。
今回は、お茶を飲む事で得られるメリットやデメリットなどについて解説していきます。「お茶を飲むと便秘になる」という情報が見受けられるようで、消費者心理を不安にさせています。一体どういうことなのでしょうか。今回紹介していくテーマは、
- お茶で便秘になることってあるの?
- 便秘の時の対処法
- ひどい便秘の場合は?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
スポンサードリンク
目次
|
|
お茶で便秘になることってあるの?
お茶を飲んで便秘になるとは、一体どういうことなのでしょうか。原因について見ていきましょう。
カフェインの利尿作用で水分不足になると便秘の可能性がある
「お茶を飲み過ぎると便秘になる」とは、一体どういうことなのでしょうか。これはお茶に含まれる「カフェインの過剰摂取」が原因とされています。
カフェインと言えばコーヒーや紅茶に含まれていることでも知られており、眠気覚ましなどで飲まれる方も多いですよね。実はカフェインには「利尿作用」があり、多く摂取しすぎると水分を外へ排出してしまうのです。
水分が体内から出てしまうことで、便が硬くなってしまい、便秘が促進されてしまうのです。これがお茶を飲み過ぎることで便秘が悪化してしまう原因です。
カフェインを多く含むお茶とは?
お茶と言っても様々な種類がありますよね。緑茶や紅茶、麦茶、ルイボスティーなど、様々ななお茶を購入することができます。中でも特にカフェインが多く含まれているお茶は「玉露」で、100mlあたり160mℊものカフェインが含まれています。
玉露は特別な栽培方法で栽培された稀少価値の高いお茶で、100ℊ辺りで2000円程度もする高級茶です。一般的にカフェインが多いと言われるコーヒーであっても、100mlあたり60mℊのカフェイン量ですから、いかに玉露のカフェイン量が多いのかがわかります。
ノンカフェインのお茶ならGOOD
カフェインの摂取で便秘になるか、逆に便通がよくなるのかは体質によって様々ですが、気になる方はノンカフェインのお茶を飲むのも手です。ノンカフェインの代表的なお茶は、麦茶・黒豆茶・杜仲茶・ハーブティー・ルイボスティーなどが有名です。
スポンサードリンク
便秘の時の対処法
便秘の原因は様々で、原因を追究することは難しいです。しかし便秘になりにくい食生活や運動などを実践することで、便秘は少しずつ改善するでしょう。便秘をよくするためにはどのようなことを意識すると良いのでしょうか。
食物繊維を中心に食べる
便秘と言えば「食物繊維」です。食物繊維は便の量を増やし、腸内を刺激する効果があります。適量であれば便秘の解消や、軟便の解消にとても効果的です。
この他にも、大腸がんのリスク低下や血糖値の抑制効果、血中コレステロール濃度の低下など、様々なメリットが期待できます。便秘の方は食物繊維の多い食品をとるよう心がけましょう。
食物繊維が含まれる食材とは?
食物繊維が多く含まれている食品は、いも類・キノコ類・寒天・海藻類・大豆製品などです。「さつまいもを食べるとおならが出る」という話を昔ききましたが、これは腸内運動が活発になっている証拠なのですね。
わかめやひじき、根菜類等にも多く食物繊維が含まれていますよ。基本的には野菜に多く含まれていますから、野菜のバランスを考えて食事を摂ると良いでしょう。
ミネラルウォーターを飲むのもあり
便秘の解消には水分も必要です。水分を多く摂取することで便が柔らかくなり、排便しやすくなります。成人は1日に2. 5Ⅼの水分を飲む必要があります。ご自身の食生活を見返してみて、水分が足りているかどうか考えてみましょう。
食事からも水分を摂取できますから、2.5Ⅼ全て飲料水で賄わなければいけないというわけではないですよ。
朝いっぱいの水でも効果あり
朝起きたらみなさんはまず何を行いますか?実は朝起きた時、人間は軽度の脱水症状を引き起こしているといわれています。寝ている間は汗もかきますし、水分や電解質はどんどん失われていきます。
そのため、朝起きたらまず水分を摂取した方がよいのです。コップ一杯の水道水でも結構ですから、体に水分を入れましょう。忙しくて朝食を抜くという方も多い現代人ですが、水分だけはしっかりと摂取しましょう。
スポンサードリンク
ひどい便秘の場合は?
便秘がひどく、悩まれる方も多いですよね。便秘が続くと精神状態も不安定になり、うつ病などにつながる恐れもあります。便秘がひどいときはどのような事を意識すると良いのでしょうか。
食べ物で改善しないなら病院へ
食生活を改めたからと言ってすぐに便秘が治るわけではありません。食事は薬ではありませんから、食べてすぐに体に影響が出るというわけではないからです。腹痛や下痢、食欲不振など、緊急を要する場合は医療機関への受診も考えましょう。
便秘は放置してはいけない!
便秘を放置するとどうなってしまうのでしょうか。結論から申し上げますと、最悪の場合は死に至ります。どういうことかと言いますと、大腸がん、心筋梗塞、脳卒中などを招くリスクが高まるためです。腸内環境が整うことで、心も体も元気になります。
まとめ
今回は、お茶の飲み過ぎによる体への影響について解説していきました。
この記事をまとめると
- お茶に含まれるカフェインの摂りすぎが原因で、便秘が悪化することもある。
- カフェインを適度に摂るのであれば、通常はメリットの方が多いため、それほど心配にならなくても大丈夫。
- 便秘が悪化すると、様々な病の原因となるため注意する事。
いかがでしたか?お茶の効能や便秘解消の方法について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
スポンサードリンク