最近冬になると、スーパーでもターサイを見かけるようになってきました。見たことのない見た目と、名前に思わず検索してみたはず。
食べたことない野菜に挑戦する前に、まずは知っていきましょう。そこで今回は、
- ターサイの特徴や栄養について
- ターサイの味について
- 下ごしらえの方法
- ターサイを使ったおすすめレシピ
これらのテーマについて調べてみます。
美味しい食べ方も紹介するので、是非最後までご覧くださいね。
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目次
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ターサイってどんなもの?
冬になるとスーパーや八百屋でターサイを見かけることがあります。ほうれん草や小松菜のように青々とした見た目だけど、なんか違う!そんなターサイについて詳しく見ていきましょう。
ターサイの特徴は?
ターサイとは中国野菜の一つで、中国読みでターツァイ(塌菜)と呼ばれています。青梗菜や白菜の仲間で、地面に向かって平行に広がったしわのある葉っぱが特徴です。
名前の由来も「押し潰された」という意味を持っています。色は濃緑色で、茎が太くなっています。
12月〜2月が旬で、育てる環境が寒ければ寒いほどに甘さを増す野菜です。別名「如月菜」とも言われています。日本では東北地方での栽培が多く、流通も多く見られます。
栄養はある?
ターサイは、栄養満点の野菜です。特に、βカロテンが豊富で体内でビタミンAに変換されます。他にもビタミンC、カルシウム、カリウムが多く含まれています。
またビタミンAは「脂溶性ビタミン」のため油と一緒に取ることで、栄養をそのまま吸収できます。食べるときは軽く炒めてから召し上がってみてください。
効能は?
ターサイには主に5つの栄養素が含まれていました。含まれる栄養素には以下のような効能があります。
- βカロテン…動脈硬化の予防や抗発がん作用に効果がある
- ビタミンA…髪の栄養や視力の回復を促す効果がある
- ビタミンC … 抗酸化作用があり、皮膚の再生や疲労回復効果がある
- カルシウム…骨や歯の主な構成成分になる
- カリウム…ナトリウムを体内に排出するためむくみに効果がある
丈夫な体づくりに非常に適した野菜といえます。ターサイをうまくレシピに取り入れて、栄養満点な食事を心掛けましょう。
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ターサイってどんな味?下ごしらえの方法は?
ターサイの特徴や栄養を見てきましたが、実際どんな味がするのでしょうか?味や食べ方について見ていきましょう。
どんな味?苦い?
ターサイには苦みやえぐみなどはなく、味にクセはありません。生で食べると少し苦いですが、熱を加えることによって甘みを増す野菜です。
食感はほうれん草や小松菜に近く、茎の部分は青梗菜のような食べ応えになります。しかし青梗菜とは違って茎に繊維は少なく、食べやすいです。
下ごしらえの方法は?
ターサイの下ごしらえの方法は、特にありません。ほうれん草や小松菜と違い、下茹でや下処理なしでそのまま生でも食べられます。
火の通りも早いので、素早く炒めて食べるのがおすすめです。
子どもも食べられる?
ターサイは子どもでも食べられることができます。クセもないのでお子さんでも苦手意識もなく食べられるかもしれません。子どもの成長に大切な栄養も満点なので、お子さんの食事にもバランスよく取り入れましょう。
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ターサイのおすすめレシピ
栄養満点で、スーパーで手軽に買えるターサイの美味しい食べ方がわかったらぜひ活用したいですよね。ここではそんなターサイをおいしく食べられるおすすめのレシピをご紹介します。
味噌汁
ターサイ入りの味噌汁は、好きな具材と合わせて手軽に作ることができます。いろいろな具材と食べることで栄養を豊富に取ることができますよ。
またターサイは火を通しすぎると食感が悪くなるため、味噌汁に入れる際は最後のほうに入れましょう。
中華炒め
ターサイは炒め物にとても適しています。中国野菜なので、定番はやっぱり中華炒めですね!そんなターサイは魚介類や豚肉・鶏肉などとも相性抜群です。
濃い味付けでご飯も進む一品です。またお酒のおつまみとしても合いますよ。
豆腐スープ
ターサイと豆腐を使って作る、優しくて温まる中華スープもおすすめです。今回は作り方も詳しく見ていきましょう。
- ターサイをざく切りにする。葉の部分は3~4㎝に切り、茎の部分はそれよりも小さめに切ります。
- 一緒にいれる野菜や豆腐も食べやすい大きさに切ります。おすすめの野菜はニンジンや玉ねぎです。
- 鍋にごま油を入れてターサイの茎とニンジンなどの野菜を炒めます。
- 水を入れて沸騰してきたら鶏がらスープの素を入れます。
- 最後に豆腐を入れて、塩コショウで軽く味を調えたら水溶き片栗粉を入れて完成です。
一緒にしょうがや卵を入れてもおすすめです。身体もぽかぽかにあたたまる一品です。
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まとめ
今回は「ターサイって何?どんな味?下ごしらえやおすすめレシピ」を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ターサイは中国野菜の一つで、青梗菜の仲間である
- βカロテンやビタミンCが豊富に含まれている
- ターサイは苦みやえぐみはなく食べやすい
- ターサイは子どもも安心して食べることができる
- 味噌汁・スープや炒め物などいろいろなアレンジができる
ターサイは冬になると比較的安く手に入れることができます。今回の記事を参考に、いろいろな料理にアレンジしてみて楽しみながらバランスよく食事に取り入れてみましょう。
ぜひおすすめの食べ方を探してみてください。
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