玉ねぎを冷凍したら臭い!玉ねぎ臭くならない方法とは?臭いを消す方法を紹介! |

皆さんは玉ねぎを冷凍保存した経験はありますか？玉ねぎは冷凍すると、水分が抜けて甘みが凝縮されると言われいます。ですが、冷凍方法を間違ってしまうと冷凍庫の全体が玉ねぎ臭くなってしまうことがあるのです！

今回は玉ねぎを冷凍保存するときの注意点や臭いが染みついてしまった冷凍庫の臭いの消し方を紹介していきます！

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1 玉ねぎを冷凍保存するメリット
- 1.1 甘さが凝縮される
- 1.2 火が通りやすくなる
2 正しい保存方法で臭いを抑えよう！
- 2.1 空気を抜いて密閉すること！
- 2.2 切ったらすぐに冷凍庫へ！
3 冷凍庫が臭くなってしまったら
- 3.1 炭の力を借りよう！
- 3.2 クエン酸を使おう！
4 まとめ

玉ねぎを冷凍保存するメリット

甘さが凝縮される

玉ねぎに限らず、野菜は冷凍すると水分が抜け甘みが凝縮します。水分が抜けてしまうので新鮮なシャキシャキ感は損なわれてしまいますが、野菜の甘みをダイレクトに感じることができるので野菜の青臭さが苦手な人にもおすすめなのが冷凍保存なんです。

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火が通りやすくなる

水分が抜けると同時に野菜にある繊維が壊されます。繊維が壊された野菜は火が通りやすくなったり、味がしみこみやすくなるなどのメリットがあるのです！加熱調理に使用するなら、一度冷凍してから使うようにするのもおすすめの方法なんですよ。

正しい保存方法で臭いを抑えよう！

空気を抜いて密閉すること！

玉ねぎの臭気成分であり硫化アリルは、空気中に放出されるとあのきつい臭いを発します。なので冷凍する際は必ず空気を抜いて密閉してください。少しでも空気が入る隙間があると玉ねぎを劣化させてしまったり、冷凍庫の中が玉ねぎ臭くなってしまいます。

硫化アリルで健康に？

玉ねぎやその他のネギ類、ニラ、ニンニクの共通した匂いの正体は、硫化アリルという成分によるものです。消化液の分泌を助けて食欲を増進する作用をはじめ、新陳代謝・神経の沈静化に必要なビタミンB1の吸収と活性化を促す作用があるとされています。更に、血液をさらさらにして動脈硬化を予防する作用があることが報告されています。硫化アリルは水溶性の成分なので、辛味を和らげる為に水にさらすなどした場合には流れ出てしまうときがあります。十分にその効果を得たい。と思うなら、切った後には玉ねぎは出来るだけ水につける機会を減らしましょう。※引用：JAきたみらいホームページより

切ったらすぐに冷凍庫へ！

玉ねぎを切ったときに出てくる臭気成分の硫化アリルは、時間がたてばたつほど放出されます。なので、冷凍保存をしたいなら切ってすぐに袋に入れて密閉し、凍らせてしまうのが一番良い方法です。

ちなみに、玉ねぎをかわのまま丸ごと冷凍するといった方法もあります。皮付きのまま丸ごと保存すると、臭いが出ないのでおすすめです！

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冷凍庫が臭くなってしまったら

ではすでに冷凍庫が臭くなってしまった場合の対処法を紹介していきますね。

炭の力を借りよう！

引用：モノタロウ

市販の炭の脱臭剤は非常に効果が高いのでおすすめです！様々なタイプの炭脱臭剤が売っているので自宅の冷蔵庫に合ったものを購入しましょう！2～3カ月間は消臭効果が継続しますよ！

炭でニオイが消えるのはなぜ?

炭を置くとニオイが消えるといいますが、正確にはニオイが消えているわけではありません。実際には炭にある小さな穴にニオイのもとを「ひっかかけている」と表現したほうが正しいのです。炭は多孔質と呼ばれる性質を持つ物質で、炭の表面にはミクロの小さな穴がたくさん開いていて、その穴にニオイのもと吸着させることで周囲のニオイが軽減します。そもそもニオイとは、空気中の埃や花粉、カビ、細菌などが作り出すとても小さなニオイのもとが混ざってできています。炭の穴に、空気中のニオイのもとが引っかかることで、空気中のニオイのもとが減り消臭の効果が得られているというわけなんですね。ただし炭の穴は無限にあるわけでもなければ、穴に引っかかったニオイのもとを除去してくれるわけでもないので、穴にニオイがたまってくると徐々に消臭効果が得られなくなってきます。もしニオイのもとを除去したいのであれば、炭をお湯で洗ったり、天日干しをすると消臭効果が戻ります。

クエン酸を使おう！

引用：アマゾン

クエン酸は非常に高い除菌脱臭成分を持ちます。クエン酸をスプレーボトルに入れて冷凍庫内に吹きかけるだけで臭いが消えます。またクエン酸は口に入れても害がないため食材にかかっても問題ありません！

クエン酸でにおいが消えるのはなぜ？

クエン酸が消臭に使える理由は、「酸性」の性質をもっていることと深い関係があるといわれています。酸性の性質をもつものは、正反対のアルカリ性の性質をもつものと混ざると中和して打ち消すはたらきがあるので、アルカリ性の性質をもつ臭いを消すことができます。家の中で発生する臭いの多くは、アルカリ性の臭気成分（アルカリ性の臭い：アンモニア臭、カビ臭、生ごみ臭、下水臭、水垢臭など）です。なので、そうした臭いに対して、酸性の性質を持つクエン酸は中和させるのにもってこいなのです。ものによっては若干酸っぱいにおいがしますが、少し時間を置いておけばすぐに酸っぱい臭いは消えてくれます。ちなみに酸性の臭気成分はタバコ、加齢臭、体臭、油の臭いなどで、これらのものにクエン酸をかけても中和されないので臭いは消えません。

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