卵を常温で放置してしまったら危険?腐るとどうなるの?冷蔵は必須?

卵という食材は私たちのとても身近にある食材ですよね。毎日卵を何個も食べるという人も多いと聞きます。

そんな卵ですが家に帰ったら冷蔵庫に入れて保管するのが常識とされており、常温で放置してしまった時に食べられるのかどうか迷ってしまった経験がある方はいませんか?

今回の記事では、

  • 卵は常温で放置しても大丈夫?
  • どれくらいまでなら食べられる?
  • 食べる時のポイント
  • 腐るとどうなるの?
  • できるだけ長く保存する方法は?

これらについて解説していきたいと思います。 

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卵は常温で放置しても問題ない

スーパーなどで卵が販売される際、多くの場合で常温販売されていますよね。ですので自宅でも常温で保存しても問題ありませんしかし常温で保存できるとはいえ、夏場などは不安ですよね。

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2週間以内なら食べられる 

卵は常温保存しておいても大丈夫ですが、常温保存しておいた卵は加熱してから食べるようにしましょう。また、夏場の常温保存についてですが、できれば購入後は冷蔵保存が望ましいです。

夏場の室温は30℃を超えることもあり、食品を保存しておく場所としてはおススメできません。どうしても入りきらない場合は常温保存でも良いですが、2週間以内程度には食べきるようにしましょう。

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腐ってしまった卵の見分け方は?

卵が腐ってしまった時はどのような変化がみられるのでしょうか。具体的な変化について解説していきます。

黄身が崩れる

卵が腐っている時の変化として、割った際に黄身が崩れているという変化が見られます。割った際に卵の黄身が崩れている場合は、失敗して崩れているのか、腐ってしまっているのか見分ける必要があります。

卵の黄身は通常、「からざ」と呼ばれるひも状の白い塊で形を保っています。このカラザが劣化すると黄身の形を維持できなくなり、内部で黄身が崩れてしまいます。

水に浮かぶ

卵が腐っているかどうかを見分ける際に、割らずに見分ける方法もあります。それは「水に浮かせる方法」です。これは卵の内部の水分が気孔から蒸発し、殻の内部に空気が入り込んでいることが原因です。

振ったら音が鳴る

振るとぴちゃぴちゃと音が鳴る卵がある場合があります。これは先ほど紹介した、「卵が水に浮かぶ原理」と同じですが、殻の内部に空間ができているため、振ると音が鳴るということです。

硫黄臭がする

卵が腐っているかどうかを見分ける方法として一番わかりやすい方法が、割ってみて臭いを嗅ぐ方法です。温泉街へ足を運んだ方はわかるでしょうが、同様の「硫黄臭」がします。

殻にひびが入ってる

卵に殻が入ってしまっている場合は食べないようにしましょう。卵の殻が割られていない場合、卵内部は雑菌が繁殖しないような作用が働くため腐りにくいという特徴があります。しかし殻が割れてしまうとそのバランスが崩れるため、急速に劣化してしまいます。

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そもそも常温で売られている理由は?

そもそも卵が常温で販売されているのはどういった理由からなのでしょうか?卵の販売方法について詳しく見ていきましょう。

結露を防ぐ

卵がどうして常温販売されているのか。その理由は結露を防ぐためです。結露は内側と外側の温度差によって発生する水滴で、卵にも同様に結露が発生する可能性が考えられます。

結露してしまうと、卵の表面の小さな穴から雑菌が入り込むなどのリスクが考えられるため、結露を防ぐ必要があります。

冷蔵のほうが劣化しやすい

卵が冷蔵販売されている場合は、できる限り早く自宅の冷蔵庫へしまう必要があります。冷蔵と常温を繰り返すことにより、内部の温度が上下するため、卵の品質が悪化する可能性があるからです。

冷蔵販売と常温販売、どちらが良いとは一概に言えませんが、購入場所が家から遠い場合などは常温販売の卵を購入した方がよいかもしれません。

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購入した卵の正しい保存方法

では最後に、購入した卵をできるだけ長く保存するための方法についてしょうかいしていきますね。

とがった方を下にする

実は卵は上下で形が違い、上部の方が若干尖っているという特徴があります。この尖っている方を下にすると、下部の気孔部分が塞がれないため、長持ちすると言われています。

自宅で洗浄しない

卵の殻に雑菌が付着しているから洗いたい!という方も多いかもしれませんが、実は卵を洗ってしまうと逆に日持ちしなくなってしまいます。卵の殻の最外層には「クチクラ層」と呼ばれる膜に覆われており、雑菌から守る働きがあります。

しかし振動や摩擦でクチクラ層が破損するため、日持ちしなくなるのです。

なるべくゆらさない

卵に振動はNGです卵の保存場所と言えば冷蔵庫のドアポケットが定番ですが、できれば避けた方がよいでしょう。頻繁な開閉によって卵に振動が伝わり、殻にひびが入る可能性が考えられるからです。

できる限り安定している平らな場所で保管しましょう。

割った状態で放置しない

割った卵はすぐに使用してください。料理などに使用すると思って割ってみたが、思ったよりも必要無く余る場合もあります。そういった場合でも、何とか別の料理などに使用し、加熱調理しましょう。

一度からの外に出た卵は、酸化や雑菌の繁殖などにより1日以内には腐ってしまうと言われています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 卵は常温で放置しても殻がついているなら大丈夫
  • 2週間以内なら食べられることが多い
  • 常温放置してしまった卵はなるべく加熱して食べること
  • 卵が割れていたり、黄身が簡単に崩れてしまう場合は腐っている可能性が高い
  • 硫黄の匂いがするのも注意
  • 卵は逆さにして、なるべく揺らさずに保存すること
  • 割ってしまった場合はできるだけ速やかに調理すること

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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