完全栄養食と言われている卵は、料理やお菓子などに使用される場面が数多くあります。ですが、ゆで卵を食べ過ぎて気持ち悪くなったという声もいくつか見かけました。
なぜ、卵を食べ過ぎると気持ち悪くなるのでしょうか。今回は、卵を食べ過ぎると気持ち悪い理由について調べてみました。この記事では、
- 卵の特徴・メリット
- 卵を食べすぎるとどうなる?
- 卵の効果的・健康的な食べ方
以上のテーマについて解説していきます。
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目次
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卵の特徴・メリット
卵には、どのような特徴やメリットがあるのでしょうか。
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卵が完全栄養食と呼ばれる理由
卵は、完全栄養食と呼ばれています。この理由は、ビタミンCと食物繊維以外の栄養成分が全て含まれているためです。また、9種類のアミノ酸の体に必要な量が卵には満たされるほど入っており、良質なタンパク質です。
カロリー・栄養成分
続いて、卵のカロリーと栄養成分についてご紹介します。
- カロリー:142kcal
- コレステロール
- ミネラル(ナトリウムやカリウムなど)
- レチノール
- ビタミンE
一部ではありますが、栄養が豊富に含まれていることがわかります。
黄身と白身の違い
黄身と白身には、栄養成分に違いがあります。白身には、良質なタンパク質やビタミン類が豊富ですが、黄身には必須アミノ酸やコリンという成分が多く入っています。そのため、2つ同時に摂取するのがおすすめです。
健康効果
完全栄養食と言われる卵は、タンパク質などの成分も豊富に入っているため、動脈硬化予防や代謝のコントロールなどに活躍します。また、近年の研究結果では心血管疾患のリスクを下げることが分かりました。
美容効果
コラーゲン生成の働きを促す栄養素が入っている卵は、美肌作りなどの美容効果を持っています。また、抗酸化作用であるビタミンAやビタミンEも入っているため、細胞の老化を防ぎます。
卵には、肌作りには欠かせない成分が豊富のため、美容面でも効果を発揮するでしょう。
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卵を食べすぎるとどうなる?
しかし、完全栄養食と呼ばれる卵も食べ過ぎはよくありません。 美容や健康面に良いからといって何個も食べ過ぎると冒頭で説明した通り、気持ち悪いと感じる原因になります。
消化不良を起こす
卵の食べ過ぎは、消化不良を起こします。特にゆで卵が、消化に3時間ほど時間がかかるため食べ過ぎると消化不良により、腹痛を引き起こします。気持ち悪い原因となるのは、消化不良が原因の一つです。
食べ過ぎると太る?
卵単体だけ食べるのであれば、太りにくいですが、マヨネーズなどの調味料をつけると太ります。
体臭が酷くなる?
卵は食べ過ぎると体臭がひどくなると言われていますが、「コリン」と言う成分によるものです。コレステロールを下げる効果がある反面、過剰摂取をした場合は魚の不快臭を発する可能性があります。
また、ゆで卵の場合は、体内にガスを作りやすくなるため体臭の原因となります。
食中毒に注意
卵は、特に夏場は腐りやすい食材のため、食中毒に注意をする必要があります。腐っている卵は見分けやすいですが、誤って食べると腹痛や下痢を引き起こすため、異変を感じた時は食べずに処分しましょう。
コレステロールは大丈夫?
卵には、コレステロールが多く含まれています。コレステロールの過剰摂取は、動脈硬化や脳梗塞などの病気のリスクを高めます。
「1日1個まで」は本当?
コレステロールが多い卵は、以前であれば「1日1個まで」と言われていましたが、現在は基準がありません。ですが、コレステロールが高いだけでなく消化不良を起こすため、1日1個〜2個程度に抑えておいた方が良いでしょう。
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卵の効果的・健康的な食べ方
続いて、卵を食べて気持ち悪くならないためにも健康的な食べ方を知っておきましょう。
1日の適量は?
卵の1日の適量は先ほどもご紹介した通り、1日1個〜2個程度の目安がベストです。
新鮮な玉子の選び方
スーパーで卵を購入する際には、せっかくなら新鮮な卵を選びたいですよね。卵を購入する時は、賞味期限が2週間先のものや産卵日がすぐのものを確認しましょう。
また、購入した卵が新鮮なものかどうか確認したい時は、塩水を作り沈めましょう。鮮度が落ちると浮かびますが、新鮮なものは沈みます。
ゆで卵と生卵の違い
生卵とゆで卵には、実は栄養成分に違いが出てきます。何も調理していない生卵には、熱に弱いビタミンB群やレシチンが多く含まれています。
ですが、茹でて調理をするゆで卵には水溶性のビタミン類などが減少しますが、ビオチンという成分が摂取可能です。ビオチンは、育毛作用がある成分のため、抜け毛が気になるかたはゆで卵を摂取するのもおすすめです。
温泉卵・半熟卵のメリット
卵のなかでも、黄身がとろけて美味しいと評判の温泉卵や半熟卵には、実はメリットも多くあるのをご存知ですか。温泉卵や半熟卵は、生卵に比べると胃での消化や栄養の吸収率がアップします。
食べるタイミング
結論から言うと卵を食べるタイミングは、いつでも問題ありません。ですが、朝に食べると必要なエネルギーを作り出してくれます。
卵に足りない栄養素を補う
完全栄養食の卵ですが、ビタミンCや食物繊維などはほとんど含まれていない栄養素もあります。そのため、足りない栄養素は野菜などから補いましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 卵の食べ過ぎは、マヨネーズなどの付ける調味料によっては太る
- 食べ過ぎで気持ち悪いと感じるのは、消化不良により腹痛などが起きるため
- コレステロール値が高い卵は、食べ過ぎると動脈硬化などの病気をリスクを高める
完全栄養食である卵ですが、食べ過ぎは太るだけでなく体内にガスを生成しやすく、体臭の原因となるため1日の適量を守りましょう。
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