卵料理の定番と言えば「卵焼き」ですよね。忙しい朝食の際の貴重な栄養源として大活躍します。今回は、卵焼きの賞味期限や、お弁当に入れる際に日持ちさせるコツについて解説していきます。
卵焼きと言えばお弁当の定番メニューとも言えますが、暑い夏の時期などは腐ってしまうのではないかと不安になりますよね。どういったことを意識して作ればよいのでしょうか。そこで今回は、
- 卵焼きは腐る?賞味期限はどれくらい?
- 卵焼きは腐るとどうなる?
- 卵焼きをお弁当でも腐らせないコツ
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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卵焼きは腐る?賞味期限はどれくらい?
卵焼きの賞味期限はどれくらいなのでしょうか。朝食などに作ったのは良いが、家族が食べてくれなかったということもあるでしょう。卵焼きの賞味期限について見ていきましょう。
常温で放置の場合
卵焼きを冷蔵庫へしまい忘れてしまい、常温で放置してしまった場合はもって半日程度が限界でしょう。冬場の気温が低い時期であれば、朝作って夜再加熱して召し上がることも可能かもしれません。
しかし原則、調理済みの料理は常温保存できません。常温保存は粗熱が取れる程度までと決め、冷めたら必ず冷蔵庫へしまいましょう。常温保存しておいた調理済みの料理内では、雑菌の増殖が確実に起こっています。
冷蔵庫で保存した場合
卵焼きを冷蔵保存した場合の日持ち期間は2日程度です。中心部分までしっかり加熱し、半熟の状態を防ぐことや、しっかりと冷ましてから冷蔵庫へしまう、ラップで覆うなどの工夫をすることで、多少日持ち期間を長くすることはできます。
冷凍庫で保存した場合
卵焼きを冷凍保存した場合の日持ち期間は2週間~1か月程度です。しっかりとラップで包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。解凍方法は冷蔵庫での自然解凍か、電子レンジでの解凍方法で大丈夫です。
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卵焼きは腐るとどうなる?
卵焼きが腐ってしまった場合はどのような変化がみられるのでしょうか・味やにおい、見た目の変化などについて詳しく見ていきましょう。
味の特徴
卵焼きが腐ってしまった場合は味の変化も見られます。酸っぱい味を感じたり、明らかにおかしい味を感じた場合は腐っています。お弁当などに入れた場合は特に注意が必要です。保冷剤や保冷バッグを使用し、温度が上がらないように意識しましょう。
匂いの特徴
卵焼きが腐ってしまった場合は臭いの変化も見られます。酸っぱい臭いや明らかな異臭がする場合は腐敗が進んでいますから、食べないようにしましょう。
見た目の特徴
卵焼きが腐っている場合は見た目にも変化が出始めます。表面がぬるぬるしている、触ると糸を引くなどの変化が見られた場合は腐っていますから、間違っても食べないようにしましょう。再度加熱しても食べられませんよ!
表面にカビなども生えますから、注意深く観察しましょう。
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卵焼きをお弁当でも腐らせないコツ
夏場のお弁当作りは食中毒の恐怖との戦いですよね。卵焼きをお弁当に入れる際は、どのようなポイントを意識することでお昼までもたせることができるのでしょうか。
火をしっかり通す
卵焼きというと半熟のトロトロの状態が好き!という方も多いですが、お弁当に入れる際はよく焼いてからいれるようにしましょう。半熟の状態は雑菌が繁殖しやすいため、腐敗を早める原因になります。
味付けを濃い目に
「お弁当の味付けは濃いめがおススメ」という話を聞いたことがある、という方もいらっしゃいますよね。実は卵焼きも同様で、塩味や甘味を強めにすることで雑菌の繁殖を防ぐことができます。
実は塩や砂糖には防腐作用があると言われており、これらの調味料を多く使用することで食品が腐りにくくなります。これは浸透圧の影響によるもので、微生物の水分が細胞外へ出るため、細菌やカビなどが死滅すると言われています。
香辛料を混ぜる
昔から虫よけなどに唐辛子などを使用する方法は馴染みがあるように、実は香辛料には殺菌作用や防腐作用があると言われています。卵にも香辛料を使用することで、微生物の繁殖を抑えたり、油の酸化を防ぐといった効果が期待できます。
卵焼きに相性が良い香辛料は、生姜やニンニク、クミンやカルダモンなどのカレーに使用する香辛料がおススメです。食欲増進効果も期待でき、おススメです。
梅干しをお弁当に入れる
「梅干しにお弁当を入れると腐らない」という話、迷信かと思っておられる方も多いでしょうが実は事実です。これは梅干しの効果により、お弁当のphが酸性に傾くため、雑菌が繁殖できなくなることが理由と言われています。
夏場などの暑い時期は特に注意が必要ですから、梅干しは欠かせない存在になるでしょう。
まとめ
今回は、卵焼きの賞味期限や、お弁当に入れる際の日持ちさせるコツなどについて解説していきました。
この記事をまとめると
- 卵焼きの賞味期限は冷蔵保存で2日程度と短い
- 卵焼きを日持ちさせるためには、冷凍保存する方法や、良く加熱して半熟状態を防ぐといったことが大切
- お弁当に入れる際は香辛料を使用したり、味を濃い目にしたり、梅干を入れたりといった工夫で長持ちさせる
いかがでしたか?卵焼きはお弁当の定番レシピですが、夏場の暑い時期は入れるのをためらってしまいますよね。子どものお弁当などは特に心配です。今回紹介した方法を試し、是非お昼に美味しい卵焼きを食べましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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