たこが固くならない正しい茹で方とは?下処理や美味しい食べ方も!

お刺身や煮つけにして食べると美味しい海の味覚「タコ」。しかしタコは上手に茹でないと硬くなってしまう生き物です。今回は、タコを柔らかく茹でるにはどうすればいいのか?ということを以下のような内容で詳しく解説していきます。

  • タコの正しい茹で方とは?
  • タコを茹でた時に硬くならないようにするコツとは?
  • タコってどうやって食べると美味しいのか?

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで、タコを上手に茹でられるようになっていきましょう。

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正しいタコの茹で方

まずは、タコを茹でる時にはどうすればいいのか?を解説しておきます。基本は大き目の鍋とガスコンロで茹でますが、電子レンジで加熱する方法もあります。

基本的な茹で方

まずは、タコの基本的な茹で方からご紹介します。

  1. パスタなどを茹でるサイズの大きな鍋にお湯を沸かす
  2. タコは事前に塩を振って手で洗い、ぬめりを取っておく
  3. お鍋に大さじ4から6くらいの塩を入れる
  4. タコの足の方から鍋にゆっくり入れ、頭の部分まで入れる
  5. 4分茹でたら頭と足をひっくりかえす
  6. また4分茹でて、火を止めて2分間放置する
  7. 熱が取れたら完成

基本的には、こんな感じでタコは茹でます。事前に塩を振って手でぬめりを取っておくと、上手に茹でやすいでしょう。塩加減はお好みで変えていきます。

電子レンジで茹でる方法

また、タコは電子レンジで茹でる方法もあります。ただ、「カットしてあるタコ限定」で、「中の方が若干硬くなる可能性もある」ので、あまりおすすめはしません。方法は以下の通り。

  1. カットされているタコを耐熱皿に並べ、酒をふりかける
  2. ラップをかけ、電子レンジ500wで5分程度加熱する
  3. 粗熱が取れたら完成

こんな感じで、タコを電子レンジで加熱するだけでも、茹でることは可能です。ただ、硬くなる危険があることと、アクがとれないデメリットがあるので、覚えておきましょう。

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たこが固くならないようにするコツ

上記にご紹介したような方法が、タコの基本的な茹で方です。しかし、タコは上手に茹でなければ、硬くなってしまう生き物なのです。特に素人がやると硬くなりやすいはず。なんとか素人が茹でても硬くならない方法はないのでしょうか?

いくつかの方法があったので、ピックアップしてご紹介しておきます。

下処理にはヌカを使う

前述した通り、タコは茹でる前の下処理として「塩でぬめりをとる」のが基本。塩は簡単にぬめりを取りやすいですが、その反面「タコの肉を硬くする性質」があるのです。なので、下処理をすると気に「ヌカ」を使われることをおすすめします。

ヌカには「タコの肉を柔らかくする効果」があるのです。さらにタコのぬめりも取ることが出来るため、事前の下処理の際に塩の代わりにヌカを使ってみましょう。ただ、ヌカは塩よりもぬめりがとりにくいため、時間をかけて揉み込んでいく必要があります。

とはいえ、この方法を行うと、素人でもタコを柔らかく茹でやすいので、おすすめです。

タコを大根でたたく

また、タコを柔らかくしたいのであれば「大根でたたく」という方法もあります。大根にはタコを柔らかくする酵素が含まれていて、大根でたたくだけで、タコの肉は柔らかくなりやすいです。塩でもんで下処理をしたタコの足の部分を大根でがんがんたたきましょう。

それだけで、タコの繊維が壊れていくので、柔らかくゆで上げられます。もし、大根でたたくのが面倒な場合は、大根おろしを作り、それを下処理でもむときに一緒に加えて揉むと、似たような効果を得られます。

ポイントとしては、足の部分が特に硬くなりやすいので、足の部分を念入りに処理する事です。ヌカと併せて下処理に取り込んでもいいかもしれませんね。

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たこの美味しい食べ方

では、タコを美味しく食べるにはどんな方法があるでしょうか?最もポピュラーなのはお刺身で食べる方法や、煮つけにする方法ですが、実はそれ以外の食べ方も色々あるのです。

おでん

タコのおすすめの食べ方1つ目は「おでんに入れること」です。関東地方ではおでんにタコを入れる習慣はありません。しかし、関西地方ではタコはおでんの定番の具材です。おでんにタコを入れることで、タコがおでんの出汁を吸ってくれ、非常に美味しくなります。

また、タコからもおでんのつゆに出汁が出るので、他の食材の味に深みがプラスされるでしょう。関東地方の方で、興味があるのであれば、是非一度タコ入りのおでんにチャレンジしてみてください。

タコ飯

タコは「ご飯に入れても美味しい食材」です。事前に下茹でし、一口サイズにカットしたタコを、炊き込みご飯の具材として炊飯ジャーに入れます。醤油やみりん、酒などで味付をし、炊き込みご飯を炊く要領でご飯を炊きましょう。

タコのうま味がごはんにしみわたり、美味しいタコご飯になるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、タコが硬くならないようにするには、どうやって茹でればいいのか?ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。

この記事をまとめると

  • タコは塩で下処理をして茹でるのが一般的
  • タコはヌカで下処理をすると柔らかくなる
  • タコは大根でたたくと柔らかくなる

こんな内容になっていました。あなたも、なまだこを買って早速タコ茹でに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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