いろいろな具材が入っておいしい炊き込みご飯ですが、実は痛みやすいということはご存知ですか?常温、炊飯器、冷蔵、冷凍のうちどの保存方法が最も適しているでしょうか?そこで今回は、
- 炊き込みご飯の日持ちはどれくらい?
- 腐るとどうなる?
- 次の日まで食べられる?
- 常温・冷蔵・冷凍の保存方法
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目次
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炊き込みご飯の日持ちはどれくらい?
保存方法によって日持ちする期間が違います。
常温
数時間が限度です。なるべく早く食べることをおすすめします。
炊飯器の保温
炊飯器の保温で保存するのはおすすめできません。理由は、炊き込みご飯は白米と比べて水分量が多かったり、米以外の具材が入っているので腐りやすいからです。また、ほとんどの炊飯器メーカーは、炊飯器で炊き込みご飯を保温することを推奨していません。
冷蔵庫
最大でも2〜3日です。ただし、冷蔵庫で保存するとご飯がパサパサになってしまうので、半日〜1日以内に食べるのがおすすめです。
冷凍庫
約1ヶ月は保存可能です。ただし、具材によって保存期間が変わってきます。とくに、魚介類が入ったものは腐りやすいので、2週間以内に食べきりましょう。
また、こんにゃくが入っているものは冷凍するとゴムのような食感になってしまうので避けたほうがいいです。
こうなると、もう一度温めなおしても味が悪く、食感もぱさぱさになり、消化もしにくくなってしまい、もとのおいしいご飯には戻りません。そして、炊き込みご飯は白米に比べて、他の食材が入っていたり水分量が多いため腐りやすいです。
食べきれないときには、冷蔵庫ではなく冷凍庫で保存するのがおすすめです。
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炊き込みご飯は腐るとどうなる?
腐ったり傷んだりした炊き込みご飯には、次のような変化が現れます。
粘り気が出る
粘り気のある食材をいれたわけではないのに、ねばねばする。それは傷んでいるサインです。へんな匂いがしなくても食べるのは控えたほうがいいでしょう。
糸を引く
納豆のように糸を引くこともあります。これも傷んでいる証拠です。
カビが生える
炊きたてのときにはなかった、黒、白、緑などのものがついていたらカビの可能性が高いです。カビの部分だけ取り除いても、ご飯全体に見えないカビがついているかもしれないので、食べるのは控えましょう。
その他にも、酸っぱい匂いや酸っぱい味がするものは傷んでいるサインです。つくりたてと何か違うな?と思ったら食べるのを控えましょう。
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炊き込みご飯の保存方法
常温
保冷剤とセットにし、涼しいところで保存するようにしましょう。そして、なるべく早く食べるのがおすすめです。常温では長く保存できないうえ、痛みやすいので食べるときには酸っぱい匂いや味がしないかなどを確認してから食べましょう。
しかし、夏場や気温が高いときは最初から冷蔵庫や冷凍庫で保存するのがおすすめです。
冷蔵方法
きれいに洗った保存容器に入れて、冷ましてから冷蔵庫に入れます。温かいまま冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫全体の温度が上がり、炊き込みご飯だけではなく他の食材も傷んでしまう可能性があります。
冷凍方法
炊き込みご飯は冷凍保存が最も適しています。食べきれない分や作りすぎてしまったご飯は、温かいうちにラップで包み冷凍します。このとき、1食分ずつ薄い正方形を作るように形を整えると、解凍しやすくすぐに食べられます。
ただし、こんにゃくが入っているものは食感が変わってしまうので、避けたほうがいいでしょう。
炊き込みご飯は次の日の朝でも食べられる?
一度にすべて食べきれないときは、次の日まで保存できます。ただし、冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。常温や炊飯器で保存すると、腐ってしまう可能性が高く、食べられなくなってしまいます。
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解凍方法
凍ったままレンジに入れ、600Wのレンジで2〜3分加熱すると、ふっくらおいしいご飯になります。それでも冷たい場合は、10秒ずつ加熱しましょう。
解凍するときに注意したいポイントは、自然解凍しないということです。自然解凍してしまうと、表面は水分が出てべちゃべちゃし、中はパサパサというおいしくない食感になってしまいます。
まとめ
「炊き込みご飯の日持ちと保存方法」などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 炊き込みご飯の日持ちは常温:数時間、冷蔵:2〜3日、冷凍:2週間〜1ヶ月
- 炊飯器で保存するのは腐りやすいので注意!
- 食べきれない分はラップをして冷凍保存がおすすめ。解凍はレンジでOK
炊き込みご飯を多く作りすぎてしまっても、冷凍すれば長く保存できるので、ぜひこの記事を活用してください!
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