たけのこの花(竹の花)とは?花言葉は何?|120年に一度の貴重な花

みなさんは「たけのこ」が成っているところを見たことはありますか?地域によってはたけのこ掘りを楽しんだり、たけのこの成長した竹が沢山あるところもあるかと思います。今回は、たけのこの「花」について着目してみました。竹は木のようだし花なんて咲くのかな?と思いますよね。実はたけのこにも花があり、その姿を生で見るのは難しい貴重な花なのです。それでは、「たけのこの花」の特徴とその花言葉についてご紹介します。

画像引用:日本テレビ

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たけのこの花(竹の花)とは?


引用:花紀行・花おりおり

たけのこの花は、このようにちょっと不思議ね形をしています。一般的な花びらが沢山あるような花とは異なりますよね。ぷらぷらと垂れ下がっているものが雄しべで、枝から直接花が生えています。華やかな花とは違いパッと明るいイメージではありませんが、竹の花はその開花周期に驚きの特徴がありました。

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120年に一度の貴重な竹の花

たけのこの花は毎年定期的には咲きません。笹であれば50年に一度だけ、「真竹」という竹は120年に一度しか咲かないのです!花の咲く周期が120年に1度なので、一生に一回見られたら奇跡と思えるくらい貴重な花です。ちなみに、昭和40年には世界中の真竹が開花したそうです。その前回も120年前の開花だったそうで、昭和40年は1965年なので次の開花は…2085年となっています!

開花後は竹が枯れてしまう

そしてこちらお驚きの特徴なのですが、竹の花が開花した後、その竹は枯れてしまいます。花が枯れるのは一般的ですが、長いこと育ってきた竹自身が枯れてしまうのです。

花が枯れた後すぐに枯れてしまうのではなく、3ヶ月〜半年の間に地面が褐色になって枯れてしまいます。花を咲かせることは竹にとってよっぽど体力の要ることなのかもしれません。その証拠として、1965年に起きた真竹の開花後には竹が枯れ、日本の1/3に当たる量の竹が失くなり、竹不足になったそうなのです。この知識がなかった昔の人は、花が一斉に開花し竹も一斉に枯れたのを見て不吉な出来事が起こる前兆と捉えたようです。

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竹の花言葉

それでは竹の花言葉について見てみましょう。花言葉は、19世紀に西欧で流行したことがきっけとなり広まりました。日本には行ってきたのは明治時代初期とされています。当時は入ってきた花言葉をそのまま使っていましたが、その後、日本独自の花言葉も提案されるようになったそうです。驚きなのが、花を付ける植物以外にもキノコや草、樹木にも花言葉が付けられているということです。それゆえ竹にも花言葉が付けられています。

「節度」「節操のある」

竹の花言葉には、「節度」そして「節操のある」という言葉が付けられています。これには竹の茎の区切りである「節」があることに由来していると言われています。たしかに節があるので納得の花言葉かもしれません。

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まとめ

竹の花の特徴と花言葉についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?竹にも花が咲くこと自体あまり知られておらず、花が咲く周期も真竹に関しては120年という長いスパンでした。開花後にはその竹は枯れてしまうということも、かなり不思議な特徴ですよね。花咲く竹に出会うのは一生に一度あるかないかレベルの貴重な出来事ですので、万が一竹の花を見かけた場合は絶対に写真におさめるようにしましょう…!

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