タコスは日本でも食べられているメキシコ料理ですが、その中身や歴史について知っていますか?本場メキシコで食べられているちょっと驚きのタコスの具材や種類について着目しました。今回は、
- タコスの特徴・名前の由来
- 具材にはどんなものがある?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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タコスってどんな料理?どこの国?
“タコス”は、メキシコを代表する料理です。トウモロコシを原料とした薄い生地に、好みの具材を包んで食べます。タコスの歴史は古く、6,000年前にメキシコの先住民が携帯食として食べていたと言われています。
当時は唐辛子やインゲン豆など、具材は野菜中心だったようですが、スペインが入植し、メキシコにはなかった豚肉や牛肉・羊肉などの肉類が使われるようになり、現在のようなタコスの具材に変化していきました。
『トルティーヤ』と呼ばれることもありますが、これはタコスの皮(生地)を指します。メキシコでは、トルティーヤに具材を挟み、更に唐辛子がきいたサルサソースをかけて食べるのが主流です。
基本的に原料はすり潰したトウモロコシですが、メキシコ北部やアメリカでは小麦粉から作るトルティーヤも存在します。また、アメリカでは生地を油で揚げてパリパリにした『ハードシェル』と呼ばれるものも好まれています。
タコスの魅力は、好きな具材を好きなだけ挟み、好きな味で食べられることです。日本でも、カルディなどでトルティーヤ生地やサルサソースが販売されており、手軽にタコスを楽しむことができます。
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名前の由来
『タコス(tacos)』という名前は、メキシコの言葉で「軽食」を意味します。
どんな味?
本場のタコスには辛いサルサソースをかけるので、辛味が強いです。サルサソースには、みじん切りにした玉ねぎやトマト・レモン汁・タバスコ・唐辛子などが入っています。メキシコ人は辛味に強く、唐辛子がよくきいたソースです。
基本的に辛いタコスですが、好きな具材を挟んで食べるので、自分好みの辛さに調整できるのも魅力の一つです。
本場メキシコのタコスの中身・具材とは?
タコスの中身には、どんなものがあるか知っていますか?日本で食べるタコスは、ひき肉や角切りトマト・玉ねぎ・チーズ・レタスなどが一般的です。しかし、タコスの国メキシコには色んなタコスの具材が存在します!本場メキシコで食べられているタコスの具材について、いくつか見てみましょう。
カルネアサーダ
メキシコでよく食べられている種類で、角切りにした牛肉を具材としたタコスです。サイコロステーキがゴロゴロ入っているので食べ応えも抜群◎
アルパストール
薄切りにした豚肉が具材のタコスです。ケバブのようにクルクルと回転させながら豚肉を焼き、ナイフで削ぐようにカットします。パイナップルを加えるのもアルパストールの特徴の一つ。この回転させる調理法は、レバノンの移民が伝えたと言われています。使う豚肉の部位は、胸肉・背肉あたり。
アラベス
アルパストールのように、回転させながら焼いたお肉が具材です。誕生はアルパストールよりも早く、発祥はプエブラ州と言われています。オレガノ・パセリ・塩胡椒などで味付けします。
カルニータス
細く裂いた豚肉と、みじん切りにした玉ねぎなどを入れたタコスです。豚肉がほろほろとほぐれ、柔らかいところが魅力◎ 内臓や脂肪部分など、豚肉のあらゆる部位を使います。
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スアデロ
牛肉の腹・首・あばら・肩あたりのお肉が具材です。
バルバコア
蒸し焼きにした牛乳肉や豚肉がメインですが、稀に鶏肉を使うこともあります。蒸し焼きにする調理時間はなんと12時間!焼いた石や炭の上に、リュウゼツランという植物の葉で包んで焼くのが特徴です。
カベサ
頭の部分を具材としてタコスなのですが、なんと脳みそを使うことも!牛タンや頭の肉・脳みそなど使う部位は様々です。「カベサ(cabeza)」とは「頭」を意味します。
トリパス
「トリバス(tripas)」は腸を意味する言葉で、ホルモンを挟んだタコスです。
ロンガニサ
ソーセージを挟んだタコス。「ロンガニサ(longaniza)」とは「ソーセージ」を意味します。
ゴベルナドール
エビを具材としたタコスで、海鮮好きの方にオススメ◎ エビ以外にも、魚を具材としたタコスも存在します。
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まとめ
この記事をまとめると
- タコスの歴史は6,000年前から始まっていた!
- タコスは料理名、トルティーヤは生地のことを指す
- タコスとはメキシコの言葉で「軽食」を表す
メキシコではタコスは日常的に食べられている料理です。日本のタコスは優しい味のものが多いですが、本場メキシコでは脳みそや牛タンを使ったものなど、斬新な具材も多数存在します。日本でもトルティーヤ生地が市販されているので、好みの具材を挟んで、お家でタコスを楽しんでみてくださいね!
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