生姜といえばどんな料理にも合わせることができる万能な食材で、今の寒い時期などに食べると体の中から体を温めてくれるのでとても優秀ですよね。
そんな生姜ですがスーパーで販売されているのはゴロゴロ大きい生姜が多いので、一度に使い切れずに保存することになると思います。ですが生姜をどのように保存したらよいか困った経験はありませんか?
今回の記事では生姜はどのような食品なのか、生姜の種類、生姜の旬、生姜の保存方法や保存期間、美味しい生姜の選び方について解説していきたいと思います。
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目次
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生姜ってどんな食品
生姜はショウガ科の多年草で、原産地はインドからマレー半島にかけての南アジアと言われています。世界各地で薬や香辛料として使われることがおおく、非常に使い勝手がよい優秀な食材です。
中国で最も多く生産されていますが、日本でも様々な場所で生産されています。
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生姜の種類
生姜にはいくつか種類があります。私たちが一般的に見かけるものは老成生姜・古根生姜(ひねしょうが)と新生姜です。ひねしょうがは囲い生姜とも言われ前の年に種生姜として植えつけた根塊の部分を貯蔵しておき、その周りにでた新ショウガを収穫します。
なので一般的に食べる生姜といえば「ひねしょうがの周りに新しく生えた新生姜」ということですね。その他にも葉生姜や矢生姜といって太陽の光を当てずに育てることで茎を伸ばした生姜もあります。
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生姜の旬はいつ?
一般的に新生姜の旬は夏と言われていますが、一年間に二通りあると言われています。一つは秋に生姜を収穫してそのまま出荷する黄色い生姜と、もう一つは夏に収穫される赤い茎の部分がついている生姜です。赤い部分がついている新生姜は夏の6月頃から8月ぐらいまで出回ります。
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生姜の独特の成分
香り成分シネオール
生姜の独特の香り成分はシネオールという成分です。シネオールには食欲増進の働きが含まれており、その他にも疲労回復や夏バテ解消などに役立つと言われています。
辛味成分ジンゲロール・ショウガオール
生姜に含まれる代表的な成分としてジンゲロールとショウガオールが挙げられます。これらには強い殺菌作用があり、この殺菌作用を利用したのがお寿司のネタの横にあるガリです。時間が経った生の魚でも安全に食べることができるようにガリの殺菌作用を使うということですね。
その他にもジンゲロールとショウガオールにはがん細胞の増殖を抑制する作用や発がん物質を引き起こす遺伝子の突然変異を抑制する作用もあるといわれており、今かなり注目を集めています。
ショウガオールが体を温める
ショウガオールには血行を促進する作用があります。生姜を食べた後に体がぽかぽか温まった経験がある方はいませんか?それはショウガオールによる血行促進効果が働いているおかげです。ショウガオールには血行を促進し新陳代謝を活発にしてくれる作用があります。
ちなみに加熱調理をすることでショウガオールはさらに効果を増し、体を温める効果が強くなることが分かっていますので味噌汁や生姜湯として摂取するのがおすすめです。
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生姜の保存方法は?
生姜を購入して使おうとしても一度で使う切るのはとても大変です。なので保存する必要がありますが、意外と保存に困るのがショウガです。そんな人のために、次は生姜の保存方法について解説していきたいと思います。
水に浸して冷蔵庫に入れるのがGOOD
生姜を保存する場合は数日で使い切るならラップで包んで冷蔵庫に入れておいても大丈夫なのですが、長時間保存する場合は瓶やタッパーに水を張ってそこに使いかけの生姜を入れて蓋をしておくと「一か月ほど」保存することができます。
ちなみにタッパーに張った水は数日おきに水を交換すれば鮮度を保つことができます。その他にも水ではなく焼酎に変えれば「約半年以上も持つようになる」と言われています。
冷凍するならおろすか刻んでから
生姜はそのまま冷凍することはできませんが、おろし金でおろした後や刻んだ後であれば冷凍することができます。
冷凍する場合はおろした生姜や刻んだ生姜を一回で使い切れる量に小分けにしてラップに包み、その上から密閉できるジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫に入れるようにしましょう。
冷凍保存したおろし生姜はだいたい「1~2か月程度」保存することができます。
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新鮮な生姜を選ぼう
販売されている生姜はかなり鮮度に差があると言われています。なので購入するこちら側が気をつけていないと新鮮な生姜ではなく、だいぶ日が経った生姜を購入することになりかねません。
購入するときは以下のポイントに注意して選ぶようにしてください。
- 切り口がみずみずしいもの
- カビがないもの
- 皮にハリがあるもの
- 干からびていないもの
- あめ色で光沢があるもの
- 肉厚でどっしり重いもの
- 表面の縞模様が等間隔のもの
生姜の場合は小さい方がよりも大きなしょうがの方が繊維質が少なく使いやすいとされています。大きなしょうがも水に浸しておけばある程度長い間保存することができますので、なるべく購入するのは一つあたりの大きさが大きい生姜を選ぶようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 生姜にはたくさんの種類がある
- 生姜の旬は夏だが夏から秋にかけて様々な種類の生姜が出回る
- シネオールやショウガオールなどが生姜の独特の成分
- 生姜を保存する際には水を張った容器に浸しておくと長持ちする
- 冷凍保存するなら事前におろしておくか刻んでおくこと
- 生姜は小さい生姜よりも大きな生姜の方が繊維質が少なくて使いやすい
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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