腐った生姜を食べた?腐るとどうなる?ぬるぬる?臭い?茶色?酸っぱい?

体を温める効果や新陳代謝の向上など、様々な健康効果が見込まれる生姜ですが、生姜は一度にたくさん使用するものでもありませんから腐らせてしまうこともありますよね。

生姜が腐ってしまった場合はどのような変化が見られるのでしょうか?そこで今回は、

  • 生姜の日持ち
  • 腐った生姜の見分け方
  • 腐った生姜を食べてしまった?
  • 生姜の正しい保存方法

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてください。

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生姜の日持ち

そもそも生の生姜はどのくらい日持ちするのでしょうか?具体的な日持ち期間などについて紹介していきます。

生姜は腐りづらい?

生姜はうまく保存できれば1か月以上も日持ちするといわれており、腐りにくいといわれています。その理由は、生姜に含まれる殺菌作用の効果によるものです。

わさびなどが天然の抗菌・防カビ剤として使用されることもあるなど、近年は天然の添加物も非常に注目されています。

生姜にもジンゲロールやショウガオールなど、高い抗菌作用を誇る成分が多く含まれていますので、上手に保存できれば長期保存ができるのです。

生姜の日持ち

普通にスーパーで購入した生の生姜であっても、うまくいけば1か月程度日持ちすることもあります。濡れたキッチンペーパーなどに包み、冷蔵庫へしまっておくだけで結構日持ちしますよ。

常温保存でも保管できるので、意外と長期保存できて、保存方法にもそれほど気を使わなくても大丈夫な野菜です。

腐った生姜の見分け方

生姜が腐っている場合はどのような変化が見られるのでしょうか?具体的な変化や原因について紹介していきます。

生姜が腐る原因

生姜に限ることではありませんが、食品が腐る原因のほとんどは「雑菌の繁殖」です。生姜であれば、切り口で雑菌が繁殖する、手で触ったときに雑菌が付着したなどが原因です。

色・見た目

生姜が腐ってくると、切り口にカビが生えたり、濃い茶色になって溶けてきたり、ピンク色っぽく変色するといった変化が見られます。基本的には取り除いて食べてしまいますが、気になる方は廃棄したほうがよいでしょう。

臭い

生姜が腐っている場合は強い腐敗臭を感じます。生ごみの臭いですね。個人的な経験ですが、生姜は比較的臭いが弱い部類に入ると思います。腐っていてもそれほど臭くないです。

腐った生姜の味は酸味を伴うとのことです。過去に茶色くなっていたり、カビが生えているところを取り除いた生姜を食べたことがありますが、酸味は感じませんでした。それほど大量に食べるものでもないのであまり感じないのかもしれませんね。

食べて良い生姜の特徴

変化が見られるけどまだ食べても大丈夫な生姜は、乾燥している生姜、茶色く変色している生姜です。基本的には取り除けば食べることができます。

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腐った生姜を食べてしまった?

腐っている生姜を誤って食べてしまった場合は食中毒などを引き起こす可能性があります。具体的な症状などについて紹介していきます。

食中毒のリスクは

腐った生姜を食べてしまえば、当然食中毒を引き起こす可能性があります。具体的な症状や発症期間などは原因菌によって様々ですが、下痢や腹痛、発熱や嘔吐などの症状が見られることが多いでしょう。

食中毒の症状

食中毒の症状は原因菌によって様々です。

腹痛・下痢・嘔吐・発熱など

これらの症状が一般的です。急に体調が悪くなった場合は食中毒を疑いましょう。

食中毒の発症期間

発症時間は雑菌の種類によって様々です。代表的な雑菌で言えば黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などですが、これらの雑菌の潜伏期間は、

  • 黄色ブドウ球菌の潜伏期間:30分~6時間程度
  • サルモネラ菌の潜伏期間:8~48時間程度

このように潜伏期間が大きく変わってきます。どちらにせよ急な下痢や嘔吐などが見られた場合は、食中毒の可能性が極めて高いです

応急処置

食中毒になってしまった場合は下痢や嘔吐、発熱などの症状が見られるため、脱水症状に気を付ける必要があります。水分をこまめに少量ずつ摂取し、体調を整えましょう。ごくごく飲んでしまうと下痢を誘発してしまいます。

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生姜の正しい保存方法

生姜の正しい保存方法について紹介していきます。少し手間をかけるだけでかなり日持ち期間が変わりますのでぜひ実践してみてくださいね。

冷蔵保存の方法

生姜を冷蔵保存する場合は、湿らせたキッチンペーパーなどに包んで袋に入れ、軽く口を縛って野菜室で保管しましょう。そのままにしておくよりも、かなり日持ちが伸びる感覚を体感できます。

冷凍保存の方法

生姜を冷凍保存する際は、使いやすい状態に切って冷凍する必要があります。

  • 大体の1回の使用量をカットしておく
  • すりおろしておく
  • 薄切りやみじん切り、千切りなどにしておく

このようにカットして冷凍保存します。それぞれ密封できる保存袋などに入れて冷凍保存しましょう。

水にいれて保存

少し手間はかかりますが、生姜を1か月程度おいしく食べられる保存方法があります。それは「水に浸けて冷蔵保存する方法」です。方法は簡単で、黒ずみなどの表面の汚れを洗い流し、保存容器に水を張って生姜をつけておくだけです。

水に浸けたまま冷蔵保存しましょう。1週間に1回程度水を交換、容器の洗浄をするだけで1か月程度おいしく食べられます

発酵生姜にする

もう一つ紹介したい、生姜をおいしく長期保存させる方法は「発酵生姜」です。刻んだ生姜を保存容器に入れて発酵させるだけです。詳しい作り方は以下を参照にしてみてくださいね♪とても便利です。

まとめ

今回は、腐った生姜の特徴や食中毒について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 腐った生姜は茶色くなったりカビが生えたりといった変化が見られる。
  • 腐った生姜を誤って食べてしまえば食中毒のリスクもある。
  • 生姜を長期保存させる方法はたくさんある。

最後までご覧いただきありがとうございました♪

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