生姜と言えば様々な料理に使われていて、古くから日本で愛されている食材の一つになります。
生姜料理では、生姜の佃煮等があり食べると体がポカポカしてくるため、特に冬に食べることをおすすめする食材になります。
生姜の由来は、かなり昔にさかのぼり大陸からミョウガと共に持ち込まれた際に付けられたという説があります。
別名はハジカミといい、サンショウと同じ名前で呼ばれていました。英名ではコモン・ジンジャーと言われていて、日本でもジンジャーと呼ばれてますね。
この生姜は、日本ではなく熱帯アジアが原産というのが有力です。しかし、野生の生姜が発見されたことはないため厳密にいえば分からないとなっています。
かなり昔から利用されてきた生姜ですが、食べられる部分と食べられない部分は分かりますか?このような疑問をお持ちの方に向けて、今回は
- 生姜の食べる部分はどこの部位?
- 生姜の葉っぱは食べられる?
- 根を食べる野菜は他に何がある?
今回はこのような内容について、詳細に解説していこうと思います。少しでも気になる方は参考になると思うので読んでみてください。
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目次
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生姜の食べる部分はどこの部位?
生姜を食べたことはあると思いますが、実際に自分達が食べている部位について詳しく知っている人は少ないと思います。
そこで、ここからは生姜の食べる部位について徹底解説します。
生姜の歴史①
紀元前300-500年前にインドでは、保存食や医薬品として使用されていました。中国などでも論語の中で講師の食生活に生姜のことについて書かれたモノがあり、紀元前650年くらいには食用として利用されていたらしいです。
根・茎どっち?
まず、生姜の食品として自分達が食べている部分は根茎と言われる部分です。そのため、根・茎どちらか分けることは明確にはできません。
また、生姜は栽培・収穫時期によって根しょうが・葉しょうが・矢しょうがに分類することができます。一般の家庭で食べられている生姜というのは根しょうがになります。矢しょうがというのは葉しょうがの仲間ですが栽培方法が違います。
赤い部分は何?
焼き魚などに紅白色をした生姜が添えられているのを見たことがある人はいると思います。
この紅白色の生姜は生のままで食べられるという点で、普通の生姜とは違うという特徴があり面白いです。
しかし、なぜ生姜に赤くなる部分ができるかご存知でしょうか?この赤い色素のもととなるものがアントシアニンと言われるものです。
アントシアニンというのは抗酸化作用が特徴で、活性酸素に対して効果を出すのです。かなり多くの病気などに対して効果があり、生活習慣病の予防にもつながると言われています。
美意識や健康に興味がある人はアントシアニンに興味がある人は多くいますが、一般の人で知っている人はそう多くないでしょう。
生姜の歴史②
ヨーロッパには紀元1世紀ごろには伝わったとされています。しかし、ヨーロッパの気候は栽培にあまり向いていないことから、料理で生姜を利用することがあまりなかったそうです。
その代わりに生薬として利用されていました。日本では「古事記」に記載があるため、相当早くから伝わっていたことが分かります。
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生姜の葉っぱは食べられる?
ここまでは、しょうがの食べる部位について詳しく解説していきました。ここからは生姜の葉っぱの部分について紹介していこうと思います。
生姜の葉っぱの部分というのは、赤色から上の緑色の部分のことをここでは指しています。この緑色の部分は食べることが不可能になります。しかし、葉っぱをむいて茎の部分が見えるのでその部分は食べることが可能です。
使い道・食べ方
ここでは、茎や葉の部分の使い方や食べ方について詳しく解説していきます。葉の部分というのは食べられないと先ほど説明しました。
しかし、葉と茎を出汁と一緒に煮ると目が覚めるような刺激的な風味になり、刺激的な味のスープを作ることができます。
出汁を取るときにだけ使うのですが、かなり風味が刺激的であるので苦手な方などはあまり挑戦して作ることはおすすめできません。
基本的には葉っぱの場合は食べることができないので、間違っても好奇心だけで食べないようにしてください!
生姜に食べられない部位はある?
食べられない部分は先ほども上げましたが、葉っぱの部分です。茎の部分は細かく刻んで炒めたりすると食感が良く美味しく食べることができます。
葉生姜とは?
葉生姜というのは、根茎が小指サイズまで成長した時に葉っぱごと収穫したもののことを言います。生で食べることもでき、みずみずしさと辛みの少なさから一般受けしやすい生姜です。
いくつかの種類がありますが、最も有名なのが「谷中生姜」で東京都台東区の谷中周辺で収穫されています。収穫される時期は5月〜9月頃です。
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根を食べる野菜は他に何がある?
根を食べる野菜は生姜の他にも色々とあります。いくつかの代表例を挙げておきます。
- にんじん
- 山芋
- 大根
- ごぼう
- かぶ
- さつまいも
主に根の部分を食べている野菜になります。なんとなくですが想像できると思いますが、茎の部分を主に食用している野菜も多いです。
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まとめ
この記事をまとめると
- 生姜の葉っぱは食べない方がいい
- 根を食べている野菜は意外と多い
- 葉しょうがは一般受けしやすい生姜
今回の記事では、生姜について詳しく解説していきました。生姜と言っても様々な種類があるため、実際に食べ比べてみることをおすすめします。