握り寿しやおいなりさん、ちらし寿司、手巻き寿司など、お寿司の種類は様々ですが、どれにとっても欠かせないものが「すし酢」です。すし酢とご飯を混ぜた酢飯は、主役を引き立ててくれる、さっぱりと食べやすいごはんになります。
スーパーでは、すし酢が売られていて簡単に酢飯が作れます。ところで、 「酢」と「すし酢」って何が違うか知っていますか? 酢の種類もいろいろありますが、どう使い分ければいいのでしょうか。
- すし酢とは?
- すし酢の作り方
- 酢の種類
- かんたん酢やカニ酢で代用できる?
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すし酢とは?
すし酢とは、【お酢・砂糖・塩】を合わせて調理しやすくした合わせ酢のことです。お酢や砂糖には、 ご飯が固くなるのを防ぐ役割 があります。
また、手巻き寿司は砂糖を控えめにしてお魚の味を活かしたり、逆にちらし寿司やいなり寿司には砂糖をきかせたりと、お寿司の種類によって味付けの加減がされています。
お寿司だけでなく、酢の物やサラダにも活用できます。
すし酢の作り方
すし酢の作り方はとっても簡単です。
・お酢…大さじ4と1/2
・砂糖…大さじ3
・塩…小さじ1と1/2
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酢の種類
紀元前5000年頃から作られ最古の調味料とも言われる「お酢」。元々は、果物や穀物を蓄えているうちにお酒ができ、そこから自然の酢酸菌が生まれ、お酒の副産物として作られました。
それから、お酢が調味料として使われるようになったのは江戸時代からだそうです。
今や、酢には様々な種類があります。 いつもどのように選んでいますか? いくつかそれぞれの特徴をご紹介いたします。
米酢
お米から作られる醸造酢で、日本の代表的なお酢です。加熱すると香りが飛んでしまう特徴があり、加熱せずに味付けする酢の物やドレッシング、合わせ酢などによく使われています。
お米独特の甘みと、まろやかな酸味があり和食によく合います。
穀物酢
小麦やとうもろこしなどの穀物を使って作られる醸造酢です。他のお酢よりも安価なため、大体の市販の合わせ酢は穀物酢が使われています。
さっぱりとしていながら、しっかりとした酸味がある穀物酢は、加熱調理に適しています。
黒酢
黒酢は、玄米が原料です。壺の中で長い期間発酵させる作り方が特徴で、その際に糖とアミノ酸が反応して深く濃い琥珀色になります。
食酢特有のツンとした匂いがなく、アミノ酸が豊富なので健康のために飲む方もいます。
玄米酢
その名の通り、黒酢と同じで玄米から作られています。玄米酢は室内で、二段階で発酵させて炭埋などで熟成を早めているため黒酢と違い、淡い色のお酢になっています。
クセがなく、柔らかな酸味があります。
果実酢
果汁を利用した醸造酢のことです。風味がよく、ドレッシングやマヨネーズ、ケチャプ、バーベキューソースなどの調味料の原料として使われることも多いです。
それぞれの果物の香りや栄養を生かして、料理だけではなく健康や美容のために「飲む酢」として常備している方もいます。
【リンゴ酢】
果実酢のかなでもポピュラーで親しみやすい味です。まろやかな風味がお野菜との相性がとてもいいです。ミネラルも豊富に含まれています。
【ブドウ酢】
ワインビネガーとも言われ、フルーティーで香り高いお酢です。まろやかな口当たりで、洋食の煮込み料理によく合います。
【ざくろ酢】
ざくろだけでなく、他の果汁と合わせたものや、はちみつ入りで飲みやすくしてあるものも多く販売されています。ドレッシングやコンポートなど、デザート作りにも活用できます。
【みかん酢】
マイルドな口当たりで飲んでも美味しく、こちらも「飲む酢」として人気です、美肌や便秘解消の効果が期待できます。
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すし酢がない時も代用できる
お寿司をしようと思ったら、すし酢がなかった!そんな時、簡単に手作りできるので安心してください。(材料は、上記に記載しています)
市販のものには、 添加物や糖分が多く含まれている ことがあるので、自分で作った方が簡単安心です。
かんたん酢・カニ酢もオススメ
すし酢がなくても、かんたん酢やカニ酢があれば、そちらで代用できます。かんたん酢は、通常のすし酢の材料にレモン果汁や昆布ダシなどが入っているため、すし酢よりも風味のあるお酢です。
また、カニ酢は、かつお節が含まれていて風味があり、甘めなので酸っぱさが苦手な方はオススメです。
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まとめ
この記事をまとめると
- すし酢とは、お酢・砂糖・塩を混ぜた合わせ酢のこと。
- 家にあるものでかんたんに作れる。
- 酢飯を作るときは、まだ熱い状態のご飯に混ぜる。
- 米酢・穀物酢・黒酢・玄米酢なども風味や合う料理が違う。
- 果実酢は、ソースやケチャップの原料としても活躍する。
- 健康のために飲みやすくした、飲む酢も販売されている。
- すし酢がなくても、手作りやかんたん酢、カニ酢でも代用ができる。
いかがでしたか。様々なオスの種類がありますが、それぞれの特徴がわかれば日々のお料理にも活用できそうです。
また、市販のものは糖分が多いため、お酢と砂糖、塩があれば自分で合わせ酢を作ってみると自分好みのお酢に出会えますよ。
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