すももは食べ過ぎても大丈夫?血圧・便秘に効かないのは本当?効果的な食べ方!ダイエットレシピも

すももは夏に出回り、ほどよい酸っぱさと甘みがクセになる果物です。暑い時期にはみずみずしいフルーツが美味しく、つい食べ過ぎてしまうこともありますが、食べ過ぎても問題はないのでしょうか?今回は、

  • すももの栄養成分 / 効果
  • 糖質 / カロリーはどのくら?
  • 食べ過ぎの注意点 / 効果的な食べ方

これらのテーマについて紹介いたします。

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すももの栄養成分と効果  

すももには、強い抗酸化作用を持つビタミンEや、水溶性食物繊維であるペクチンを含んでいます。皮の部分にはアントシアニンも含まれていおり、目の疲労回復にも効果があります。ビタミンEには老化の原因となる過酸化脂質の生成を防ぐ働きがあるので、アンチエイジング効果も期待できます。

  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
  • アントシアニン:アントシアニンは天然に存在する色素の一種です。赤紫の色のキャベツやナス、ブルーベリーと言った紫色の果物や野菜に多く含まれています。代表的な健康効果は、視力に関わる眼精疲労の解消効果やメタボ解消の力があります。

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プルーンにすると栄養成分5倍!?

プルーンは体に良い果物として有名ですが、すももの栄養成分はその5倍とも言われているんです!特に注目したいのが食物繊維のペクチンで、便秘の予防や解消だけでなく美肌作りにも効果的な栄養成分となっています。

 プルーンの5〜6倍にもなる栄養成分には、食物繊維の他にも鉄分・カリウムなど があります。鉄分は貧血予防に効果的で、カリウムは体内の余分な塩分を排出する効果があります。

健康食品として扱われることもあるプルーンの栄養成分の5倍も栄養価が高いのは驚きですよね!

便秘の改善!血圧の上昇も抑える?ダイエット効果も

すももに含まれる食物繊維やペクチンには、腸内でカサを増して蠕動運動を促進させ、便秘を解消する働きがあります。便秘が解消することで肌の調子も良くなるので、美肌効果も期待することができますよ。

また、カリウムには血圧を下げる作用があるので、高血圧気味の方にもオススメしたい果物です。食事の前に摂ることで、ダイエット効果を期待することもできますよ。

すももの糖質とカロリーは?

すももは全体の約90%が水分でできているのでカロリーは低そうですが、具体的な数値はどのくらいなのでしょうか?

すもものカロリー&糖質
  • カロリー…44kacal/100gあたり
  • 糖質………10g/100gあたり

カロリーは100gで44kcalと低めですが、甘みがあるので糖質はちょっと高めの数値となっています。しかし、すももをたくさん食べたからといって太るものでもないので安心してください◎

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他の果物との比較

カロリーや糖質量を他の果物と比較してみましょう!普段よく食べられている果物のカロリーや糖質は下記になります。

  • りんご…183kcal / 糖質14g
  • バナナ…86kcal / 糖質19g
  • キウイ…53kcal / 糖質9g

同じ100gあたりのカロリーと糖質を比較してみると、すももは低いことがわかります。

食べ過ぎ注意!効果的な食べ方は?

すももは美容効果や健康効果が期待できる果物ですが、食べ過ぎると副作用が起こる可能性もあります。どんな成分によりどんな症状が出るのでしょうか?

すももを食べ過ぎるとどんな害があるの?  

すももに含まれる食物繊維は腸内まで届いて便のカサを増し、腸を刺激することで排便を促します。適量であれば腸内環境が改善され便秘解消にもつながるのですが、過剰摂取してしまうと腸内で上手く消化しきれず、下痢や腹痛を引き起こしてしまうのです。

すももを効果的に食べる方法 

すももの効果的な食べ方としては、

  1. 食前に食べる
  2. 朝ごはんに食べる
  3. 皮ごと食べる

といったことが挙げられます。まず食前に食べる理由としては、食事の前に食べることで血圧の上昇を抑え、肥満予防になることなどがあります。また、腸内に作用して便秘解消を促すため、胃腸が活発になる朝〜日中に食べた方が効果的です、寝ている間よりも朝の方が内蔵は働いているので、朝ごはんにプラスすると良いですよ。

また、すももの皮にはアントシアニンが含まれているので、眼精疲労の回復やメタボ解消にも効果があります。ダイエット中の方は是非皮まで美味しく食べましょう!

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まとめ

「すももの食べ過ぎ」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • すももは食べ過ぎると食物繊維の過剰摂取で腹痛や下痢となることがある
  • すももには血圧を下げる働き・便秘解消・肥満予防など効果がたくさんある!

すももは他の果物と比較してみてもカロリーが低く、みずみずしいので太りにくい果物です。体に良い栄養成分が詰まっているので、旬の季節には是非すももを美味しく食べましょう♩

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