すだちの保存方法|常温・冷蔵・冷凍の場合は?絞り汁の保存期間は?使い道は

料理のアクセントとしても使われることが多いすだち。彩りもよく、使い道豊富なすだちですが、どんな保存方法が適しているのでしょうか。

そこで今回は、

  •  すだちの日持ち・賞味期限
  • すだちの常温保存について
  • すだちの冷蔵・冷凍保存について
  • 果汁やシロップの保存期間
  • すだちの使い道

コチラについて紹介していきます。

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すだちの日持ち・賞味期限

普段使い慣れない食材は、賞味期限が分かりにくいものです。すだちをおいしく使い切るために、まずは基本の日持ち・賞味期限について解説していきます。

すだちとは?

すだちと言えば、秋を代表する柑橘類の一つです。 上品で香り高い酸味が特徴のすだちは、徳島の名産品としても知られています。 

よく似た「かぼす」に比べると小さく、ゴルフボール程度のサイズで40〜50gほどの小さな果実です。

すだちの日持ち

気になるすだちの日持ちですが、保存方法によって異なります。

常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の全てが可能なので、日持ちさせたい日数によって保存方法を選びましょう。

保存方法 保存日数
常温 約7〜10日
冷蔵 約20日
冷凍 約6~8ヶ月

すだちが腐るとどうなる?

注意したいのが、既述の保存日数はあくまで目安です。保存しているすだちが、もし次のような状態であれば、腐っていると考えられます。

  • 皮が白く変色している
  • 果肉が溶けてドロドロしている
  • 全体的にブヨブヨして柔らかくなっている
  • 腐ったような匂いがする
  • 汁気が出ている

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すだちの常温保存について

「風味付けのために買ったすだちが余ってしまった」そんな経験はありませんか?まずは常温での保存方法から紹介します。

常温保存の方法

常温保存には新聞紙を使います。すだちは高温に弱く傷んでしまうため、新聞紙に包んでから風通しが良い冷暗所で保管しましょう。

常温で放置するとどうなる?

常温保存可能な一方で、もし放置してしまったらすだちは酸味も風味も弱くなります。時間が経ち熟れると、徐々に黄色くなっていきますので、皮の色は大切な判断材料の1つです。

また、すだちの常温保存は香りが飛びやすいというデメリットもあります。

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すだちの冷蔵・冷凍保存について

次に、すだちの冷蔵・冷凍保存の方法についてです。すだちは保存方法によって日持ち期間を延ばすことができます。

冷蔵保存の方法

冷蔵保存するときは、新聞紙やペーパータオルに包みましょう。 すだちは乾燥に弱く、濡れていると痛みやすいためしっかり水分を拭き取っておきます。 

さらにその上からポリ袋や保存用袋に入れるのが効果的です。

MEMO
数個まとめて包んでもOK!

冷凍保存の方法

すだちを丸ごと冷凍保存するときの手順は、冷蔵保存と同じです。水気を拭き取ったら、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。

また、すだちは次のようにカットして冷凍しておくこともできます。

  1. よく洗い水気をキッチンペーパーで拭き取る
  2. 用途に合わせてカットする
  3. 切り口を下にして断面がラップにぴったり付くように並べる
  4. 冷凍用保存袋に入れて空気を抜けば完了

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果汁やシロップの保存期間

すだちは、果汁のみでもシロップにしても保存しておけます。果汁は冷蔵で2〜3日、冷凍すれば1年ほど日持ちします。

また、シロップにすれば冷蔵でも2週間、冷凍すれば半年程度日持ちします。

果汁やシロップの保存方法

すだちの果汁とシロップの保存方法はそれぞれ次の通りです。

  • 果汁:冷凍用保存袋に果汁を入れて平らにして保存する
  • シロップ:殺菌済の密閉できる瓶に入れて保存する
MEMO
果汁はお酢と混ぜることで保存日数がアップ!

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すだちの使い道

すだちが手に入ったら、用途に合わせて保存方法を選びましょう。最後に、すだちの選び方とおすすめの使い道を紹介します。

美味しいすだちの選び方

まず始めに、おいしいすだちの見分け方がコチラです。

  • 皮全体が濃い緑色をしている
  • 新鮮で皮に艶と張りがある
  • 重みを感じる

切り方のポイント

次に、切り方にもこだわりましょう。

 すだちを切るときは、ヘタと垂直に包丁を入れることが大切です。 断面が綺麗に見えるだけでなく、絞りやすくなります。 

また、スライスして使うなら、透けるくらい薄めにカットすることで、すだち特有の苦味が抑えられます。

使い道①レモンの代わりに

すだちの使い道として一番手軽なのが、レモンの代わりにすることです。

例えば揚げ物にレモンを搾るのは定番ですが、すだち特有の爽やかな風味を楽しめます。

使い道②味噌汁・ごはん・そうめんに

すだちはメインの料理とも相性が良いです。

味噌汁に果汁やスライスしたものを入れたり、そうめんに皮を散らしたり、ご飯にすだち果汁を合わせると、普段の食卓が爽やかに。徳島では定番の食べ方ですよ。

使い道③皮

果汁を搾るだけでなく、すだちは皮も使えるのが特徴です。 栄養も豊富なので積極的に使いましょう。 

果汁を絞った後でも、マーマレードや胡椒にして使うことができます。

使い道④果汁

絞ったすだちの果汁は 焼き魚や茶碗蒸し、お吸い物、お刺身、鍋料理、きのこ料理、ドレッシングなど多彩な使い方ができるのが魅力です。

その他、ジュースやラッシーにして飲んで楽しむのもおすすめです。

まとめ

「すだちの保存方法|常温・冷蔵・冷凍のあ場合は?絞り汁の保存期間は?使い道は」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • すだちの日持ちは常温で約7〜10日
  • すだちの日持ちは 冷蔵で約20日
  • すだちの日持ちは冷凍で約6~8ヶ月
  • すだちの常温保存は新聞紙に包んで冷暗所へ
  • すだち丸ごとの冷蔵・冷凍保存は水気を取って保存用袋で
  • すだちは果汁から皮まで使い方が豊富

すだちはただの「彩り用」にするにはもったいない食材です。ぜひこの記事を参考に適切に保存して、余すことなく上手に使ってみてくださいね。

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