「いちごに黒い斑点が付いている・黒い部分がある」このような経験をしたことはありませんか?買ったばっかりのいちごでも、黒い何かが付いていることがありますが、この正体はカビなのでしょうか?また、カビてしまったいちごは加熱すれば大丈夫?という疑問にもお答えしたいと思います。今回は、
- いちごが黒い/黒い斑点は何?
- カビたいちごは加熱すれば大丈夫?
- 傷んだいちごを食べるとどうなる?
- 腐ったいちごの見分け方
- 「黒いちご」とは?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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いちごが黒い・黒い斑点は何?
「いちごを食べようとしたら黒い部分・黒い斑点が!」そんな経験をしたことはありませんか?いちごは傷むのが早い果物なので、買ってきたばっかりでも黒い部分があることがあります。また、購入時は綺麗ないちごでも、保存中に黒くなってしまうことも。これは一体なんなのでしょうか?
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いちごの黒い部分・黒い斑点の正体はカビです。いちごに生える黒カビの原因は「ボトリティス・シネレア」という繁殖の力が強いカビ菌の一種です。
いちごは賞味期限が短く、保存方法にも気を遣うデリケートな果物なので、ちょっとしたことで黒カビが繁殖してしまいます。
黒い毛
「いちごから黒い毛」が生えていることがありますが、黒い毛はカビではありません!いちごから出る黒い毛の正体は雌しべで、大抵の場合収穫して出荷する過程で落ちていきます。しかし、中には雌しべが付いたままパッキングされることも。食べても問題ないものなので、気にしなくてOKです。
いちごにカビは取って加熱したら食べられる?
いちごに黒い部分や黒い斑点といったカビが生えていた場合、その部分を取って加熱すれば食べても大丈夫なのでしょうか?ジャムに加工したりコンポートにしたり、いちごを加熱したお菓子レシピはたくさんあります。しかし、「カビを取って加熱しても食べないほうが良いです」!
いちごのカビ菌は加熱しても死滅しない可能性がある
残念なことに、いちごのカビた部分を取っても、いちごの表面には見えないカビ菌が付着しています。加熱してジャムなどに加工しても、完全に死滅しない可能性が高いのです。耐熱性を持ったカビ菌があるので、カビたいちごは食べられそうに見える部分があっても廃棄するようにしましょう。
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傷んだいちごを食べるとどうなる?
傷んだいちごを万が一食べてしまうと、カビ菌などによってこのような食あたり症状が現れることがありますので注意しましょう。
腹痛
いちごに付着したカビ菌が消化器系に影響を及ぼし、腹痛が起こることがあります。腐ってしまった食材を食べれば、まず考えられる症状ですね。特にお子様は体が小さいので、部分的にでもカビたいちごは与えないようにしましょう。
下痢
さらに酷い場合は、下痢をすることも。腐ったいちごは下痢や腹痛の原因となりますので、残念ですが食べるのは諦めましょう。
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腐った/傷んだいちごの見分け方
いちごが腐ると、どんな状態になるのでしょうか?早速腐ったり傷んだりしたいちごの特徴を見てみましょう。
- 変色:黒っぽくor白っぽく変色している
- 感触:ぶよぶよして柔らかくなっている
- 臭い:カビくさい臭いがする
- 見た目❶:白いふわふわしたカビが生えている
- 見た目❷:汁が出てじゅくじゅくしている
腐ったいちごには沢山の腐敗パターンがあります。見た目の変化は、 白いカビが生えたり汁が出ていたり するので気付きやすいです。臭いは カビ臭さ があります。
また、色は綺麗な赤から 白っぽくなったり黒っぽくなったり します。 触るとぶよぶよ していたり、見るからに柔らかそうな状態にもなります。残念ですが腐ったいちごは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。
いちごを購入した時は、一度はこんな状態のいちごに出くわしたことがあるはず。いちごは接触に弱いので、パックの中でぎゅうぎゅうに詰められると傷みやすくなります。いちごが腐る原因にはこのようなものがあるので、注意しましょう。
❶ ぶつかり合っていた箇所が柔らかくなっている
❷ ヘタが枯れて変色している
❸ 腐ったいちごが同じパックの中にある
発芽しても食べれる?
いちごの表面にある黄色つぶつぶが種なのですが、そちらを放置しておくと種が緑色になり、徐々に芽を出して発芽します。あの可愛らしいいちごから想像ができないほど、グロテスクな見た目になってしまいます。放置しておくといちごの見た目が生い茂るほどの草が生えます。
いちごが発芽したら食べられないのでは?と思うでしょう。結論から言うといちごが発芽しても食べることはできます。しかし味はよろしくないので食べるのはおすすめしません。
種には毒もなく、栄養面で変わると言うこともないので食べても問題はないのです。しかしまずいので、発芽したらよっぽど理由がない限りは食べない方が良いでしょう。
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「黒いちご」という種類もある
引用:creema
ちなみに、数あるいちごの品種の中には「黒いちご」というものもあります。みなさんご存知でしたか?
赤黒いのが特徴
「黒いちご」は表面が赤黒いのが特徴で、千葉県を中心に栽培されています。果肉の断面は一般的ないちごと同じ色で、旬の時期にはネット販売もされています。いちごの中でもかなり珍しい品種なので、興味のある方はお取り寄せ情報をチェックしてみてくださいね。
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まとめ
「いちごが黒い・黒い斑点はカビ?取ったら食べられる?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- いちごの黒い部分・黒い斑点の正体は黒カビ!
- カビた部分を取って加熱しても、耐熱性のあるカビ菌もあるため食べることはできない
- いちごは腐りやすい果物なので、保存方法には注意して!
いちごはぶつかり合っていたり、パックの中に1つでもカビたいちごがあるとすぐにカビが繁殖してしまうデリケートな果物です。購入後の保存方法を工夫すれば、美味しく保存することができるので気をつけてみてくださいね。
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