ステビアの危険性は?アメリカでは禁止されていた人口甘味料!糖質は無いが…

人工甘味料にはいくつか種類がありますが、「ステビア」というものがあります。日本では十数年前から使用されている甘味料ですが、アメリカでは危険な添加物として使用が禁止されていました。食品添加物は体に悪いイメージがありますが、ステビアに危険性はないのでしょうか?今回は、

  • ステビアってどんな添加物?
  • ステビアの糖質はゼロ?
  • ステビアの危険性!不妊やがんの原因に?
  • アメリカで使用禁止されている理由

これらのテーマについて紹介いたします。

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ステビアとはどんな添加物?

ステビアは人工甘味料の一つで、キク科ステビア属の「ステビア」という植物を原料としています。ステビアは南アメリカを原産とする植物で、かつては薬草として用いられていました。

人工甘味料としてのステビアは、砂糖の200〜300倍もの甘さで、カロリーは砂糖の90分の1と言われています。ステビアが日本で取り扱われるようになったのは1971年で「甘いのにカロリーが低い甘味料」として好まれることもありますが、最近はその危険性も注目されています。

ステビアはなぜ甘い?

植物ステビアに含まれる「ステビオシド」や「レバウディオサイドA」といった配糖体によるもの

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ステビアの糖質

ステビアは砂糖の300倍もの甘さを持つ甘味料でありながら、糖質はゼロという驚きの成分となっています。

血糖値が上がらない

ステビアに糖質は含まれないため、食べても血糖値が上がらず糖尿病を持つ方にとっては嬉しい甘味料と言われています。甘さが非常に強いので、少量加えただけでもしっかりとした甘さがつき、更に血糖値が上がらないのでダイエットにも良いとされています。

「ステビアは腸内環境を良くする」は間違い

ステビアは腸内環境を良くする」と言われることもあるようですが、これは正しいとは言えません。ステビアは体内に取り込まれると、腸内で分解され「ステビオール」という成分を生成します。

ステビオールには毒性遺伝があると言われており、詳しい危険性ははっきりしていませんが遺伝毒性があることは確かです。

ステビアは不妊・発がんの原因になる?

ステビアには発がん性不妊性があると言われていましたが、その後の研究によってそのような効果はないことがわかっています。しかし、過去には動物実験で妊娠率が低下した結果が出ています。ステビアには本当に危険性がないのでしょうか?

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ステビアの危険性

ステビアの危険性として、性ホルモンが減少した事例があります。日本ではありませんが、海外でステビアを摂取した子供の「テストテロン」という性ホルモンが減少しました。また、ステビアは体内に蓄積しやすい性質を持つため、長期間摂り続けると何らかの症状が出るのではないかと懸念されています。

日本では「ステビアは安全な甘味料」として使用されていますが、実は確実な安全性はないと言えるのです。その証拠に、海外ではステビアが危険なものとして使用が禁止されていたこともあります。

アメリカやEUの国では使用禁止されていた

日本では1971年から甘味料として扱われていたステビアですが、アメリカやEUの国では「ステビアは危険な添加物」として使用が禁止されていました。現在では規定が変わり、アメリカなどこれまで使用が禁止されていた国々でもステビアがお菓子や料理の原料として使用されるようになったようです。

禁止の理由

アメリカなどでステビアが使用禁止されていた理由は、「発がん性や生殖器への影響」が示唆されていたからです。研究によってそのような効果はないとされ、使用規制が緩和されました。

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ステビアの安全性は…? 

実際のところステビアが安全な甘味料がどうかは、判断しにくい部分があります。しかし、自然にできる砂糖よりも危険性があることは確かです。過去の動物実験で妊娠率が落ちた結果が出ていることや、子供の性ホルモンが減少した結果はステビアによるものです。

体内に蓄積する成分でもあるため、食品添加物による健康への影響が心配な方は、ステビアを含む食品は避けた方が良いかと思います。個人的な意見ではありますが、筆者もお菓子などを買う際には、ステビアが原材料名に記載されているものは購入しないよう、気をつけています…!

下痢になることも!

ステビアは非常に使いやすい甘味料の一つですが、使用する際に注意が必要である食品でもあると言われています。ステビアのような非糖質系甘味料と言われる、糖質にはならないものの砂糖の200倍以上の甘味をもつ甘味料はお腹を壊しやすいと言われています。

その理由としては、体に吸収されにくい作用があるからです。ステビアは様々な食品に混ぜられて使われますが、ステビアを混ぜた食品というのは体の中に吸収されにくくなってしまうので胃や小腸などで吸収できなくなり、消化されずに体外へ排出されるようになります。

これが血糖値を上げない最大のメリットなのですが、たくさんのステビアを一度に摂取してしまうとお腹が緩くなって下痢になることがあるので量には気をつけなければなりません。

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まとめ

人工甘味料ステビアに危険性はある?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • ステビアの原料は植物で、日本では安全な甘味料として1971年から使用されている
  • ステビアは砂糖の200〜300倍の甘さを持ちながら、糖質はゼロなので血糖値の上昇は起きない
  • アメリカでは危険な甘味料として使用禁止されていた
  • 過去にはステビアによる性ホルモンの減少や、動物の妊娠率低下などの結果が出ている

人工甘味料には様々な種類がありますが、その中では危険性が少ないものではあるかと思います。しかし、砂糖の300倍の甘さを持つという特徴や、過去の事例などを見るとなんだか怖い成分かもしれません。自分や家族の健康のために、判断して選ぶようにしてみてくださいね。

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