ミントといえば、爽やかな香りが特徴ですよね。日本では歯磨き粉の香料や、料理にも使われていて親しみのあるハーブの一種です。
一口に「ミント」といっても何百種類もの品種が実は存在しています。今回の記事では、数百種類のミントの中でも最もポピュラーなスペアミントとペパーミントについて紹介します。この記事を読むと
が分かるようになります。ぜひ最後まで読んでいってください!
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目次
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スペアミントとは?
まずはスペアミントについて詳しくみていきましょう。
スペアミントとは
スペアミントはオランダハッカやミドリハッカとも呼ばれている、ヨーロッパから地中海にかけてが原産のハーブの一種です。l-カルボンという成分が主な香気成分で、ソフトな清涼感と甘みを感じる香りが特徴です。
形態や分類や栽培
スペアミントはシソ科の植物です。葉は先がとがっていますが、丸みのある葉の形をしています。スペアミントの栽培方法は非常に簡単です。
生命力が非常に強いため、庭に地植えをすると他の雑草すら駆逐し、庭中に広がっていきます。そのため、そこまでは繁殖させなくてもいいという方は鉢植えがおすすめです。
スペアミントの種まきは4〜5月に行います。土をあらかじめ湿らせておき、種をまいたらそっと土をかぶせておきます。あとは、表面が乾かないように霧吹きなどで水やりをしていれば、根が出てきてしっかりと育ってくれるでしょう。
スペアミントは直射日光の強い光や、乾燥が苦手です。こういった場所で育てるとうまく成長できず、香りも薄くなる可能性があるで避けましょう。
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スペアミントとペパーミントの違いは?
ミントの品種
スペアミントとペパーミントはどちらもシソ科の植物です。ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交雑種なので、スペアミントとは親子関係ということになります。
スペアミントとペパーミントの違い
スペアミントとペパーミントでは、香りと見た目、効能に違いがあります。それぞれをこれから解説します。
香りの違い
- スペアミント:lーカルボンが主な香気成分のため清涼感がありますが、優しい香りで、味もほのかに甘く少し苦味もあります。
- ペパーミント:l-メントールが主な香気成分のため、強い清涼感のあるスーッとする香りが特徴です。ペパーはコショウという意味そのままで、ピリッとする香りと風味からこの名前がつけられたと言われています。
見た目の違い
- スペアミント:葉先は尖っていますが、葉としては丸みを帯びた形をしています。葉の表面は薄い葉脈が無数にあって、しわしわとています。色は薄い緑色です。
- ペパーミント:スペアミントに比べて、葉は丸いです、葉の表面は太い葉脈が規則的に走っています。色は濃い緑色です。
効能の違い
精油として使われるときの効能の違いです。
- スペアミント:リラックス、集中力を高める、殺菌、胃腸の働きサポートなど
- ペパーミント:消化促進、鎮静効果、頭痛の改善、不眠解消など
引用:ちそう
ハッカとは?ミントとの違い
ハッカを日本語にすると薄荷と書きます。意味は「ミント」と同じです。スペアミントやペパーミントも日本ではハッカの一種であるということになりますね。
厳密にいうと、ハッカは日本で自生している和種ハッカを指すこともあります。
ミントの用途
ミントにはさまざまな効能があり、料理やハーブティーとして食事に使われることもあれば、精油として使われることもあります。
食欲増進や殺菌作用、リラックス効果、強い清涼感なので、鼻詰まりにも効果があります。
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スペアミントを食べる
スペミントの使い方
スペアミントの使い方としては、ハーブティーが手軽でおすすめです。生の葉を使用したフレッシュハーブティーと乾燥させた葉を使用するハーブティーがありますが、どちらもお湯を入れで3分ほど蒸らすだけで完成です。
カフェインを含まないので、リラックスしたい昼下がりや寝る前にもおすすめです。選ぶミントによって味わいや香りが変化するので、色々な組み合わせを楽しむのもおすすめです。
スペミントを使ったレシピ
炭酸水やお酒で割って楽しめる、ミントシロップの作り方を紹介します!
引用:Nadia
材料
- ミント30g
- 砂糖100g
- 水200ml
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ここまでスペアミントやペパーミントとの違いなどを解説してきましたがいかがだったでしょうか? この記事をまとめると スペアミントは簡単に家で栽培可能で、嬉しい効能がたくさんあります。ぜひこの記事を参考にして、素敵なミントライフを過ごしてください。 スポンサードリンク
まとめ