植物生まれのまろやかなおいしさが人気の豆乳。大手のコーヒーチェーンでも、牛乳を豆乳へ変更するのは、もはや定番のカスタマイズですよね。とはいえ、コーヒーに入れたり、味がついているものは飲みやすいけれど、無調整豆乳はちょっと、という意見もちらほら。無調整豆乳はやっぱり飲みにくいのでしょうか?調整豆乳と比べて栄養成分はどうなのでしょう?そこで今回は、
- おいしい無調整豆乳とはどんな商品?
- 何が違うの?無調整豆乳と調整豆乳
- 無調整豆乳を飲む効果
- 無調整豆乳のおいしい飲み方
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目次
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おいしい無調整豆乳とはどんな商品?
(画像はお借りしました。引用:キッコーマン株式会社)
豆乳と言えば、このパッケージを思い出す方も多いのではないでしょうか。その歴史を辿れば、なんと江戸時代にまで遡るという醤油の老舗メーカー、キッコーマン。大豆の扱いはお手の物とも言える、同社の無調整豆乳についてご紹介します。
どんな味?まずい?おいしい?
キッコーマンの無調整豆乳は、 大豆と水だけで作られたというシンプルさながら、独自の製法で青臭さを抑えた飲みやすい仕上がりが特徴。モンドセレクション金賞を連続受賞する確かな品質とリーズナブルな価格が人気 です。
実際の口コミ
昔からの定番商品なだけあって、飲んだことがあるという方も多数!実際に筆者も飲んだことがありますが、確かに他の無調整豆乳と比べてクセが無く飲みやすい味わいです。無調整豆乳を飲んだことが無いという方にもおすすめなのではないでしょうか。
良い口コミ
- 無調整なのに飲みやすい
- 青臭さが少なくておいしい
- 砂糖や香料が入っていなくて安心
悪い口コミ
- 豆腐を水に溶かしたみたい
- 豆感が強くて飲みづらい
- 調整豆乳なら飲めるけど無調整は無理
やはり、大豆特有の風味は無調整豆乳の方が強く感じるため、豆乳が好き!という方でないと飲みにくく感じる傾向にあるようです。まずはフレーバーのついていない調整豆乳からはじめて、慣れてから無調整に挑戦してみるのがいいかもしれません。
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何が違うの?無調整豆乳と調整豆乳
それでは次に、無調整豆乳と調整豆乳は具体的に何が違うのか、詳しく見ていきましょう。
栄養成分の違い
無調整豆乳と調整豆乳の主な栄養素を、先ほどのキッコーマンのもので比較してみましょう。
200mlあたり | 無調整豆乳 | 調整豆乳 |
タンパク質(g) | 8.3 | 7.0 |
脂質(g) | 7.3 | 7.7 |
炭水化物(g) | 3.7 | 4.8 |
イソフラボン(mg) | 58 | 45 |
レシチン(mg) | 421 | 324 |
大豆サポニン(mg) | 92 | 77 |
カルシウム(mg) | 34 | 109 |
そのため、タンパク質やイソフラボン、レシチンなどの大豆特有の栄養素は無調整豆乳の方が多く含まれます。調整豆乳は、加工の過程でカルシウムなどのミネラル分が増えているのが特徴です。
カロリーの違い
無調整豆乳は200mlあたり113kcal、調整豆乳は200mlあたり116kcal。わずかな差ではありますが、砂糖や油脂が加えられる分、調整豆乳の方がカロリーが高めになっています。
どっちが体にいい?
大豆の栄養をダイレクトに摂れ、尚且つ余計なものが入っていない、という点では無調整豆乳がおすすめ。ですが、独特の香りとクセがあるので、やはり調整豆乳よりは飲みにくいと感じる方が多いのも事実です。
特に、豆乳を始めて飲まれる方やお子様などは、調整豆乳から飲み始めた方が、苦手意識も少なく済むかもしれません。また、調整豆乳には、成長期のお子様にうれしいカルシウムも豊富に含まれています。より摂り入れたい栄養素で選ぶ、というのも一案です。
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無調整豆乳を飲む効果
ちょっと飲みにくさもある無調整豆乳ですが、大豆の栄養をダイレクトに取り入れられると、どんな効果が期待できるのでしょうか。
アンチエイジングに
無調整豆乳に多く含まれる大豆サポニンは、アンチエイジングの味方、抗酸化力に優れた成分です。 血液中の活性酸素や老廃物を排出し、血管を強くしてくれることで、体内のサビを除去して若々しさを保ってくれる効果が期待 できます。
また、 体脂肪の燃焼や余分な脂肪の蓄積に効果 のある成分の分泌にも役立つ大豆サポニン。いつまでもキレイで若さを保っていたい、という方にぴったりの飲料です。
便秘解消に
無調整豆乳には、大豆由来のオリゴ糖が豊富に含まれています。 オリゴ糖は、腸内で善玉菌のエサとなることで、腸内環境を改善してくれる効果が期待 できます。便秘の改善にも力を発揮してくれますよ!
女性ホルモンを整えてくれる
無調整豆乳に豊富に含まれるイソフラボン。これは 女性ホルモンであるエストロゲンと似た構造を持ち、月経痛や生理前のイライラの改善、女性らしい体づくりをサポート してくれます。
特に、閉経後の女性は女性ホルモンが不足しがち。毎日1杯、飲んでみるといいかもしれませんね。
イソフラボンが女性ホルモンの働きをサポートしてくれるとお話しましたが、過剰摂取はかえってホルモンバランスを乱してしまうことも。普段、豆腐や納豆などの大豆製品をよく召し上がる方が、サプリメントでさらにイソフラボンを摂取することは推奨されていません。無調整豆乳1杯程度であれば問題はありませんが、1日に何度も飲む、というようなことはやめておきましょう。
加熱しても効果は同じ?
豆乳に含まれる栄養素の効果は加熱しても変わりません。ですが、 無調整豆乳は加熱した際、調整豆乳よりも分離しやすい という難点があります。気になる方は、スープやお鍋などの調理には調整豆乳を使うのがおすすめです。
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無調整豆乳のおいしい飲み方
体にうれしい効果が盛りだくさんの無調整豆乳。それでもやっぱり独特のクセが気になる、という方におすすめの飲み方をご紹介します。
はちみつを入れて
無調整豆乳カップ1杯にはちみつを大さじ1程度入れるだけの簡単アレンジ 。はちみつの甘さが無調整豆乳のほのかな苦味をやわらげ、飲みやすくしてくれます。ホットでもアイスでもOK!はちみつの量はお好みで加減してください。嫌いでなければ、きなこやシナモンを加えてみて!独特の風味をカバーしてくれるので、さらに飲みやすくなりますよ。
ソイラテに
コーヒーショップでもおなじみのアレンジ、 ソイラテはコーヒーに入れる牛乳を豆乳に変えるだけ! こちらも、ホットでもアイスでも、お好みで甘さを足してもおいしくいただけます。
ただし、電子レンジに入れるのは要注意!お話したように、無調整豆乳は分離しやすいという欠点があるので、その場合は調整豆乳を使うといいでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- キッコーマン、おいしい無調整豆乳は、他の無調整豆乳と比べて飲みやすさが人気!とはいえ、大豆独特のクセを感じる方も、初めて豆乳を飲む方には調整豆乳がおすすめ!
- 混じり気無しのシンプルさと豊富な大豆の栄養が魅力の無調整豆乳、飲みやすさとミネラルが豊富な調整豆乳、取り入れたい効果で使い分けるのも吉!
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- はちみつやソイラテ、無調整豆乳のシンプルな構成はアレンジレシピも豊富!ただし加熱すると分離しやすいので要注意!
アーモンドミルクにオーツミルク、最近は体にやさしい植物性のミルクが次々と話題になっていますが、豆乳は古くからある植物性ミルクの元祖ともいえる存在です。手軽に大豆の栄養を取り入れられるところも魅力!まずは朝のソイラテから試してみられてはいかがでしょうか?
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