早いものだと春から、4~6月と旬を迎えるそら豆は、カルシウム、マグネシウム、リンが含まれていいて、その栄養効果として、エネルギー代謝の促進、むくみの改善などが期待できます。薄皮も一緒に食べればダイエット効果もあります。
でもせっかく、新鮮なそら豆を手に入れたのに全部使いきる前に駄目にしてしまった経験はありませんか?おいしいものをおいしい時期に食べきるために、今回は
- そら豆の保存方法
- そら豆の保存期間は?
- そら豆をおいしく食べる調理法
こちらを解説していきます。
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目次
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そら豆の保存方法
さやごと冷凍
さやごと冷凍保存する場合は、密閉できるジップロックなどの袋に入れて空気に触れないように気をつけてください。使用する際は、さやごと電子レンジ600w1分で解凍してから豆を取り出して調理してください。
さやから豆を出してゆでてから冷凍
下茹でをする場合は黒い部分を取り除き1分間茹でて少し固めに仕上げてください。
茹で上がったそら豆は水分をしっかりとってから、冷凍庫へ入れて保存しましょう。バットに並べて急速に冷凍したほうが鮮度を保てます。
さやから豆を出して生のまま冷凍保存
さやから豆を出し空気に触れると一気に劣化が進むので素早く新鮮なまま保存することをおすすめします。冷凍すれば腐りませんが、保存期間は1ヶ月ほどで使いきるのを目安にしてください。
POINT
- さやから取り出しジップロックなど密閉できる容器に空気をしっかり抜いて入れる。
乾燥
豆自体も相当乾いているので、硬いのですが、さらにここから乾かします。
鞘の中においておく時間もある程度は必要だ、と聞いていたので、鞘に色がつきはじめてから2週間ほど、そして、中身の豆は取りだしてから再び2週間から3週間ほど乾かします。しょうゆ豆は、乾燥したそら豆を煎ったらしょうゆ・砂糖などでつくったタレに漬け込んで味付けした香川の郷土料理です。
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そら豆の保存期間は?
そら豆は収穫してから栄養価が落ちやすくで傷みやすいのが特徴です。
豆類の中でも鮮度が落ちやすい豆として知られるため、なるべく早く食べることをおすすします。
保存期間
そら豆は、「おいしいのは3日だけ」と言われるほど鮮度が落ちるのが早いです。
冷蔵庫では3日、冷凍庫に保存したものは1カ月を目安に食べきりましょう。
腐ったらどうなる?
・カビが生える
・ヌメヌメしてくる
・豆が溶けてドロドロになる
・悪臭がする
塩ゆで
1.そら豆の黒い部分のおはぐろという部分をとるか、食べる時に綺麗に剥きたい方は豆のおしりの部分に十字の切れ目をいれると指で摘まんだ時につるんと皮が剥けます
2.水に対して少し多めの2%の塩を加える、鍋にそら豆をいれたときはあまり沸騰させすぎないようにする
3.2~3分半茹でる
4.熱いうちに塩を振る
焼く
そら豆は茹でて食べるのが一般的ですが、焼いても絶品なんですよ。さやごと焼いてもおいしく食べれるのでおすすめです。
その際は、さやが黒く焦げてしまっても短時間に強火で仕上げるとおいしく仕上がるかと思います!新鮮なものでは、そら豆のさやの白い綿のような部分も甘くて食べれるので、よかったら一口試してみて下さい。そら豆はごま油ややオリーブオイル、バターとも相性がいいので卵に浸してすりおろしたパルメザンチーズを衣のようにつけて、溶かしバターで炒めると簡単なおつまみが作れるのでよかったら試してみてください。
揚げる
そら豆を揚げるなら単品ではなく、桜えびなどと一緒にかき揚げにしてみてはいかがでしょうか?そら豆を揚げて色々なバリエーションを楽しみじたい方は山椒、胡椒、カレー粉などで風味を変えてみてもおもしろいですね。
揚げる際は皮が破裂して油が飛び跳ねる危険性がありますのでご注意ください。
煮る
そら豆の独特の匂いが苦手な方は日本酒と一緒に煮ることもおすすめです。薄皮を剥いたそら豆の実の部分はとても崩れやすいので、煮込んだあとの最後に加えるくらいが形も崩れず盛り付けれるので仕上げにいれるのがいいかと思います。乾燥したそら豆を一晩水で戻して甘露煮にするのもおいしいですし、そら豆をそのまま煮物にしたい場合はめんつゆなどで煮込むと簡単でおいしく作れるので、是非ご家庭で試してみて下さい!
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まとめ
この記事をまとめると
- そら豆は「おいしいのは3日だけ」と、言われるほど鮮度が大切で豆類の中でも鮮度が落ちやすい
- 食べきれない場合は新鮮なうちに冷凍したほうが鮮度を保てる
- そら豆は独特な匂いで腐敗のサインがわかりにくいので注意する
- 塩ゆで以外にも焼く、揚げる、煮る、どれでもおいしく食べれる。
いかがでしたでしょうか?そら豆は良質なタンパク質を含む牛肉や鶏肉と一緒に摂ると、体力増強・疲労回復の効果がさらにアップします。たくさんそら豆を手に入れられたら冷凍か、少し手間はかかりますが乾燥も試してみるとおもしろいですね!
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