そら豆は栄養満点というだけではなく、塩茹でしただけで立派なおかずとして一品出来上がりますよね。調理した際に皮も食べられるのか、たくさんもらってしまったけど冷凍しても大丈夫なのかと疑問に思った方はいらっしゃいませんか?そこで、今回は
- そら豆の薄皮は食べられるのか?
- 冷凍保存がおすすめ
- 美味しい食べ方は?
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目次
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薄皮は食べられる?
そら豆の薄皮は鮮度が鮮度が低いと、独特の臭いがして苦手な方も多いと思います。そんな、薄皮の部分ですが早取りしたものであれば皮も柔らかく臭いも、それほどきつくはありません。栄養価も高いので詳しくご説明いたします。
薄皮に栄養がある
薄皮は不溶性食物繊維が豊富で美容にもいいので女性の味方です。胃腸内の水分を吸収して、蠕動運動を活発にしてお通じを良くして腸内環境を整えてくれます。
鮮度によって食感がとても固くなってしまうので、出荷時期からあまり時間がたっていないものがベストです!鮮度がよければ皮がとても柔らかいので食べても大丈夫です。
形を綺麗に残したまま調理できる
薄皮をつけたまま料理すれば、崩れやすいそら豆も形を崩さず調理できます。サヤごと焼けば中の皮が蒸されて柔らかくなり食べやすくなります。皮は独特の匂いがすることがあるので、固かったり嫌な匂いがしたら中の豆の部分だけを食べましょう。
薄皮の剥き方
2.沸いたお湯で2分間茹でて下さい。
3.茹で上がったそら豆の薄皮を実が潰れないように取り出します。
4.冷めてしまうと味がのらないので、熱いうちに塩をください
黒い部分は「おはぐろ」といい、サヤと繋がっていた部分です。早採りしたものは緑のままの場合もあり、鮮度によりますが皮が柔らかい場合があるので、そういったものは早めに食べたほうがおいしいかもしれません。
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冷凍保存がおすすめ
Point
- そら豆や他の豆類を保存する際はできるだけ空気に触れさせないこと
鮮度が落ちやすい
そら豆は、「美味しいのは3日だけ」と言われるほど鮮度が落ちるのが早いです。特に皮から取り出し空気にふれると劣化が早まります。スーパーで買う際は、豆だけのものではなくサヤで売ってるもののほうが長持ちします。
そら豆のおいしい選び方は、サヤごしでもふっくらと豆のふくらみがわかるもので表面の色が艶やかな緑色のものを選ぶといいです。筋が茶色くなったり黒ずんでるものがあったら熟れてる証拠なので、できるだけ新鮮なものを選びましょう。
サヤから豆を出して保存する方法
サヤから取り出してそら豆はそのまま冷凍することも可能ですが、下茹でをする場合は黒い部分を取り除き1分間茹でて少し固めに仕上げましょう。
茹で上がったそら豆は水分をしっかりとってから、冷凍庫へ入れて保存しましょう。バットに並べて急速に冷凍したほうが鮮度を保てます。冷凍庫に保存したものは1カ月を目安に食べきりましょう。
サヤ付きのまま保存する方法
サヤ付きで保存する場合もジップロックなど密閉できる容器に入れて、空気に触れないように保存してください。豆類はサヤから取り出すと劣化が早まるので、できるだけ調理する直前にサヤから出すと風味を維持できると思います。
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美味しい食べ方は?
塩茹でしただけでもおいしいですが、イタリアでは日本とは品種が違いますがペコリーノチーズと合わせて生で食べたり、豚肉やサラミと一緒に食べたりします。
また、そら豆はバターやオリーブオイル、ごま油とも相性がいいです!煮物などに加える際は下茹でしたそら豆を最後に加えるようにしてください。春でしたら、たけのこと合わせて炊き込みご飯なんておいしそうですね。
塩茹で
お湯に対して2%と少し多めの塩で茹でてあげると塩気がちょうどよく仕上がります!茹でるときのコツは豆が固くならないようにお湯を沸騰させすぎないことです。茹で上がったそら豆は、すぐに薄皮をむくと黒く変色しにくいです。
また、サヤごと焼いて食べると熱伝導がゆっくりになりサヤの中で蒸された状態になります。塩茹でと違い茹で汁に栄養が流出しないので、こちらの食べ方もおすすめです!
電子レンジで解凍
電子レンジで解凍する場合は耐熱用のボウルに入れて、ラップをして700wで2分程温めてください。他の料理と一緒に火を通して使う場合は、少し手前で止めて入れても大丈夫です。
電子レンジで解凍して薄皮を剥く
豆の中身がとても崩れやすいので少し解凍して外側の部分が解凍できたら、黒い部分を切り取りましょう。自然解凍でも問題はないのですが、水分がでるとよくないので凍ってる場合は電子レンジでもう一度温め直したほうがいいと思います。
まとめ
この記事をまとめると
- そら豆の皮は薄皮は食物繊維が豊富で美容にも良く、鮮度がよく柔らかければ食べれる
- 下茹でして冷凍する際は、少し固めに茹でる
- 茹でるときは沸騰させずに火を通すとほくほくになる
- 冷凍させる時のポイントは豆を空気にふれさせないこと
いかがでしたでしょうか?
いつもそら豆の薄皮を捨ててしまっていたという方は、これを機によかったら皮も一緒に食べてみてはいかがでしょうか?
そら豆の旬は4~6月と言われていますが、春でも温暖な地域の鹿児島では年末に収穫して少し早めに出荷してるので、皮ごと食べるなら早取りした新鮮なそら豆はいかがでしょうか?
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