蕎麦はつるっとしたのど越しがおいしいですよね。「蕎麦が好き!」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
蕎麦の上にのせる具もいろいろあり、蕎麦の汁もアレンジできるので、毎日食べても飽きなさそうですよね。蕎麦を毎日食べると太ってしまうのでしょうか?
体に悪いのでしょうか?ダイエット効果はあるのでしょうか?気になりますよね。
今回は
- 蕎麦を毎日食べると…
- 実はダイエット効果も?
- 食べ続けた時のメリット・デメリット
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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蕎麦を毎日食べると…
蕎麦とは歴史は古く、寿司、天ぷらと並ぶ代表的な日本料理です。蕎麦粉を水でこねて薄くのばし,細長く切ったものです。
食べ方は、茹でてつけ汁につけたり,または汁をかけたりして食べたりします。麺にした蕎麦、すなわち蕎麦切り(そばきり)が普及してからは、単に蕎麦と言うと 蕎麦切りを意味するようになりました。
この蕎麦の調味として作られる「つゆ(蕎麦汁)」は、地域によって色・濃さ・味などに明らかな違いがあり、その成分も各地によって好みが分かれています。
外食チェーンなどのメニューにも載っており、小売店などでも麺が乾麺、生、または茹で麺の状態で販売され、カップ麺としても販売されています。
太る?
蕎麦はカロリー&糖質共に低く、低GI食品ですので太る心配もありません。生そばを茹でた、ゆでそば100gあたりのカロリーは132kcalで糖質量は24gとなります。
GI値が低いと太りにくい、GI値が高いと太りやすいと言われて、ご飯のGI値は84、うどんのGI値が85なのに対し、そばのGI値は54しかありません。
このGI値の数字は、なんと野菜とほぼ変わらないくらいだそうです。とても低いことがおわかりですね。このGI値が低いおかげで、カロリーが高くても太りにくくなっているんです。
そばはご飯やうどんと同じ炭水化物が非常に多く、カロリーは変わりませんが、GI値が低いので、太りにくいということですね。
体に悪い?
日本で食べられている蕎麦の60%は中国産です。中国産が、危険農薬や重金属などで汚染されている可能性が高いことは否めません。
外食で食べる蕎麦で産地を表示していないものや、チェーン店、インスタント天ぷら蕎麦のようなものは、中国産の可能性が高いでしょう。中国産を使用しないと、安い料金で提供できませんもんね。
蕎麦というのは、蕎麦の実を使うので、放射性物質もたまりやすい可能性があります。ですから、 国産といえども、できるだけ西日本産か、最低でも北海道産のものにこだわりたいものです。 しかし、蕎麦の産地と言えば長野が多いので汚染の心配があります。
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実はダイエット効果も?
脂肪燃焼
蕎麦には他の麺類には含まれない「ルチン」という成分が含まれているんです。
ルチンはケルセチン配糖体の一種で、脂肪分解酵素を活性化し、脂肪分解を促進するという効果があります。この効果は様々な研究機関や企業で検証されています。
便秘解消
蕎麦には、便秘に良いと言われている「食物繊維」が多く含まれています。また蕎麦の食物繊維は不溶性なので、一度食べるとお腹の中に溜まり続けて水分を吸収する効果もあります。
ダイエット中に蕎麦を食べると痩せると言われているのは、不溶性食物繊維によって満腹感を得やすいからなのです。さらに、不溶性食物繊維の満腹感は、腸の動きを活発にしてくれます。
よって、蕎麦を食べると便秘が解消するのです。蕎麦に多く含まれる食物繊維は、 満腹感を得られ、便秘解消にも役だち、一石二鳥 ですね!
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食べ続けた時のメリット・デメリット
メリット
蕎麦を食べ続けた時に得られるメリットは以下の通りです。
- ダイエット効果:蕎麦はGI値が低く、太りにくいです。
- 疲労回復:蕎麦は糖質をエネルギーに変える栄養素のビタミンB1が、うどんの2倍以上蕎麦には多く含まれているからです。また、主に脂質をエネルギーに変換するビタミンB2も豊富で、うどんと比べて蕎麦は3倍以上多く含まれています。
- 二日酔い予防:蕎麦にはアルコールの分解に効果的なパントテン酸と、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解を働きかける、ナイアシンが蕎麦には含まれています。
また、蕎麦に含まれるポリフェノールの一種であるルチンには、アルコールの代謝に効果的で、二日酔いの予防や改善に期待できます。 - 美容効果:蕎麦は食物繊維やビタミンE、ルチンなどの美容に役立つ栄養素や成分が含まれています。加えて、腸内環境を整える食物繊維が多く、肌荒れの原因になる便秘の解消に役立ちます。
蕎麦に含まれるビタミンEは細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があるため、老化防止にも効果的です。そしてルチンは毛細血管を強化し、血流を良くする働きがあります。 - 生活習慣病を予防:蕎麦に含まれるポリフェノールのルチンには、強い抗酸化作用があり、この作用によって生活習慣病の原因になる活性酸素を無害化することができます。
その他にも毛細血管の活性化を促し、血圧や血糖値を安定させるため、血圧が高い人や食べ過ぎに悩んでいる人にも効果的です。 - 腸内環境を整える:蕎麦には免疫力を高めて太りにくい健康的な体を作ることができます。腸内の老廃物の排出を促し、便秘を解消する効果のある食物繊維が多く含まれるいます。
デメリット
蕎麦を食べ続けた時のデメリットは以下の通りです。
- 消化に時間がかかる:蕎麦は脂質や食物繊維が豊富なので、胃腸での滞在時間が長いです。
- 体温の低下:冷たい蕎麦・温かい蕎麦に限らず、蕎麦は体を温める効果があります。蕎麦に含まれるルチンは毛細血管を強化し、血流を改善する効果があります。
- 重篤なアレルギーを起こすことがある:これはそばだけでなく、多くの食品で言えることですが、同じものばかりを食べ過ぎてしまうとアレルギーになりやすくなります。
そばアレルギーは食べてから10分ほどの速さで体に異常が現れる即効性のアレルギーがあって大変危険です。蕎麦のアレルギーは命にもかかわることがあるので、注意が必要です。
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まとめ
この記事をまとめると
- 蕎麦を毎日食べるとアレルギーになりやすくなる可能性もあるので注意しましょう。
- 蕎麦はGI値が低く太りにくいためダイエット効果があります。
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食べ続けた時のメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】・ダイエット効果が期待できる
・疲労回復
・二日酔い予防
・美容効果
・生活習慣病を予防
・腸内環境を整える
【デメリット】・消化に時間がかかる
・体温の低下
・重篤なアレルギーを起こすことがある
蕎麦は毎日食べ続けることは避け、他のメニューも取り入れ栄養バランス良く食べましょう。
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