蕎麦を茹でる前と茹でた後の保存方法について!食べ方についても!

日本の主食の代名詞ともいえる「蕎麦」。独特の風味と歯切れのよい食感が特徴的で、多くの日本人から愛され続けている麺料理です。

栄養素も豊富なことで知られており、ビタミンや必須アミノ酸を含んでおり、血糖値の上昇を抑制する効果や便通改善など様々なメリットがあります。今回は、蕎麦の保存方法について解説していきます。

蕎麦は茹でてしまうと時間の経過とともに食感が悪くなってしまいますよね。できるだけ美味しい状態で保存するにはどのようなポイントを意識すると良いのでしょうか。今回紹介していくテーマは、

  • 蕎麦を茹でる前の保存方法について
  • 蕎麦を茹でたあとの保存方法について
  • 茹でた蕎麦の食べ方について

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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蕎麦を茹でる前の保存方法について

蕎麦は乾麺と生麺、どちらの状態でも販売されています。乾麺の場合は日持ちしますが生麺は日持ちしませんよね。それぞれの麺の茹でる前の保存状態について見ていきましょう。

生そばの場合

生蕎麦の保存期間は冷蔵庫で約3日程度と非常に短いです。打ち粉をまぶして袋に入って販売されていることが多いですよね。生蕎麦の状態での保存方法は、冷蔵保存か冷凍保存がおススメです。

生蕎麦を保存する場合の注意点は「乾燥」です。生蕎麦は麺に水分が含まれており、水分が飛んでしまうと麺が切れやすくなってしまい、食感も悪くなります。

できるだけ水分が飛ばないよう手ぬぐいなどで覆い、霧吹きなどで水を吹きかけ、水分の蒸発をできる限り防ぐようにしましょう。通常の冷蔵室での保管でも良いのですが、少し温度が高い野菜室での保存がおススメです。

乾麺の場合

乾麺の蕎麦の保存期間は常温保存で1年程度と長期保存が可能です。湿気に弱いため、高温多湿を避け、直射日光のあたらない場所で保管しましょう。開封後は密封できる保存袋に入れ、虫に食べられないように注意しましょう。

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蕎麦を茹でたあとの保存方法について

乾麺や生麺は茹ですぎてしまうことも良くあります。そばやうどんはのど越しが良いため、通常の量ではぺろりと食べてしまうからと多めに茹でるご家庭も多いですよね。「1束残しても・・・」と、多めに茹でることもしばしばあります。

おそばを茹ですぎてしまった場合はどのように保存しておくのがベストなのでしょうか?

日持ちはどれくらい?

茹で蕎麦の保存期間は、冷蔵保存で3日程度、冷凍保存で1か月程度と言われています。そばやうどんは、基本的に「茹でたて」の状態が一番美味しいです。加熱してから時間が経ってしまうと伸びてしまい、独特のコシが無くなってしまいます。

冷蔵庫での保存が基本

茹で蕎麦の保存方法は冷蔵保存がおススメです。冷凍保存で長期保存しても良いですが、時間の経過とともに美味しさはどんどん落ちてしまいます。ラップをかけたり、密封できる保存袋に入れるなど、極力空気と触れないように保存しましょう。

冷凍保存は出来る?

茹で蕎麦は冷凍保存も可能です。市販の冷凍蕎麦のように上手に冷凍はできませんが、日持ち期間を延ばすために冷凍保存するのはおすすめです。何日も連続して蕎麦だとさすがに飽きてしまいますしね。

冷凍保存の際も同様に、1食ずつラップに包んで密封できる保存袋に入れるなど、極力空気と触れないように保存しましょう。

解凍方法について

茹で蕎麦を冷凍保存した際は、前日の夜から冷蔵庫へ移して自然解凍したり、電子レンジで解凍、お湯で再度茹でるなどの方法で解凍すると良いでしょう。

冷凍保存すると日持ち期間は伸ばせるものの、風味や食感は大きく損なわれますから、その点は頭に入れておきましょう。

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茹でた蕎麦の食べ方について

茹でたおそばはどうしても伸びてしまうものです。しかし何とかして伸びずに食べる方法などはないのか、諦めきれません。茹でたそばが伸びないようにする工夫などはないのか紹介していきます。

茹でた蕎麦がのびない方法

結論から申し上げますと、茹でた蕎麦は必ず伸びてしまうため、コシのある風味よい状態で食べるということはできません。しかしできる限り伸びにくくする工夫は可能です。

例えば、茹でたそばをよく水洗いする、キッチンペーパーで水気を良くふき取るなどです。茹でたそばは付着している水分を吸収することによってどんどん伸びてしまいます。

更には、麺の表面に付着しているデンプン同士がくっついてしまうため、放っておくとダマになってしまいます。これらを防ぐために、麺を良く洗い、麺の水分をできるだけ取り除くことが重要になります。

茹でた蕎麦がくっつかないようにする方法

茹で蕎麦がくっつかないようにする方法は、先ほども少し紹介した「よく水洗いする」という方法です。茹で終わったらすぐに氷水にいれ、よくヌメリを取り除きましょう。このヌメリがデンプン質ですから、残っているとくっついてしまいます。

また、茹でる際に「牛乳を入れる」という裏技もあるようです。牛乳に含まれる脂肪分が蕎麦のたんぱく質をコーティングするため、麺同士がくっつかなくなります。鍋底に麺が張り付くこともなくなるため便利です。

まとめ

今回は、蕎麦の保存方法について、茹でる前と茹でた後、乾麺・生麺、それぞれの方法を紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 生麺の保存方法は冷蔵保存が一番おススメで、冷蔵庫で約3日程度日持ちする。
  • 乾麺は湿気が大敵なので、高温多湿を避けた涼しい場所で保管する。
  • 茹でた蕎麦は、良く水洗いする、洗った後は水分を念入りに取り除くといった方法で多少は伸びにくくなる。

いかがでしたか?蕎麦の保存方法や保存期間について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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