実は夏に旬を迎える「白瓜(しろうり)」は、淡白な味わいなことからお漬物・炒め物・スープなど調理方法が豊富です。きゅうりよりも含まれる水分量は少なく、シャキシャキとした食感があるため歯ごたえのある食材です。
- 白瓜は種まで食べられるの?食べ方をご紹介!
- 白瓜のおススメの頂き方とは?下処理方法もお伝え!
- ハヤトウリとはどんな食材?白瓜との違いなども詳しく!
その頃から「白瓜」は奈良県の名産品「奈良漬け」の主要野菜として使用されています。是非、親しみの無かった方もお試しくださいね!
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目次
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白瓜は種も食べれる?
まずは、白瓜はどの部分を主に食べているのかをご紹介していきます。初めて購入される方や親しみの無かった方などは参考にされてくださいね。
種はとりのぞく
一般的には
種が気にならない方は、食べても問題はありません。
皮はむく?
一般的に
皮は食べても問題はないので、そのまま調理・生食することも可能です。
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白瓜の使い方
ここからは調理時におススメする簡単な下処理方法や、白瓜を使用したおススメレシピをご紹介していきます。旬の時期も解説していきますので、是非今まで手に取ったことの無かった方もお試しくださいね!
下処理
白瓜の下処理には
- 大きめのスプーン
- ピーラー(皮剝き器)
があると非常に簡単にできますよ。
- 白瓜をしっかりと水洗いし、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取っておく
- へたの部分を切り落とし、ピーラーを使用して皮むきをしていく(調理方法によっては、縞目に剝いても良い)
- 白瓜を縦半分に切り、スプーンを使用して種・ワタの部分をくり抜いていく
レシピ
白瓜は非常に淡白な味わいなため
- お漬物
- 炒め物
- スープ
- 煮物
- 生食でサラダ
など調理方法も豊富で万能食材としても人気があります。ここでは、白瓜の定番レシピ「白瓜のお漬物」をご紹介します。
- 皮むき・種を取り除いた“下処理済み”の状態の白瓜を、約7mm幅程度に切っていく
- ビニール袋に切った白瓜と塩を入れて、よく揉み込み約10分程度置いておく
- 2の白瓜から余分な水分が出てきたら、袋をねじって絞り出し水分をしっかりと切る
- しっかりと水分が切れたら、袋に入った状態の白瓜に浅漬け用の調味液(酢・砂糖・昆布だしの素・輪切り唐辛子)などを入れて、全体に混ざるようによく揉み込む
- 揉み込んだ袋の中身を清潔な保存容器に移し入れ、冷蔵庫で約30分程度寝かせて完成
旬の時期は?
白瓜は主に
- 露地栽培
- ハウス栽培
が行われており夏に旬を迎える食材です。白瓜は
- 皮が滑らかで、ツヤがある
- 色が瑞々しく薄緑色をしている
- しっかりと重みのあるもの
などが挙げられます。また熟し過ぎて白っぽくなっている部分があるものは避けると良いと言われています。
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ハヤトウリとの違い
ハヤトウリは緑のカーテンなどに使用されることも多い食材の1つで、そのユニークな栽培方法から家庭菜園でも人気があります。
ハヤトウリとは
ハヤトウリは熱帯地方・南アメリカ原産の食材で日本には大正時代頃に伝来し、以降鹿児島県から全国へと広まったとされています。
ハヤトウリの名前の由来は「薩摩隼人(さつまはやと)」にちなんでいるそうで、アメリカ・フランスなどではよく食べられている食材です。またハヤトウリの特徴に
- 実は少し苦味があるため、調理前に下処理が必須
- 豊産性が高く、1株から100~200個の収穫が可能なことも多い
- 栽培期間が長く旬を10~11月に迎えるため、冬以外はほぼ栽培されている
などが挙げられます。
違い
白瓜とハヤトウリはどちらもウリ科の食材ですが、色々と相違点があります。
白瓜 | ハヤトウリ |
旬は5月~8月頃 | 旬は10月~11月頃 |
淡白な味わい・臭みもないので生食も可能 | 生食だと苦味を感じるので、下処理が必須 |
表皮はつやつやで、大きなきゅうりの様な形 | 表皮がデコボコしており、洋ナシ型 |
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まとめ
この記事をまとめると
- 一般的に白瓜は、スプーンで種を取り除く・ピーラーで適度に皮むきをされてから調理されることが多い
- 白瓜の旬は5月~8月頃で、お漬物にする際は縞目に皮剝きすることで味染みが良くなる
- ハヤトウリは薩摩隼人にちなんで名付けられたとされ、白瓜に比べて①実に苦味があるため下処理が必須②表皮が凸凹としており洋ナシのような形をしている
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