白玉は小豆やフルーツと組み合わせて食べる和スイーツには欠かせないもので、もちもちとした食感が特徴的な食べ物です。ご家庭で手作りでき、材料もシンプルなため、子どものおやつなどにもとても進めです。
今回は、白玉の冷凍保存の方法について解説していきます。白玉は冷凍保存すると、食感が悪くなってしまったり、くっついてしまったりと、意外と失敗しがちですよね。うまく冷凍保存するためにはどうしたら良いのでしょうか?そこで今回は、
- 白玉とはどんな食べ物?
- 白玉を美味しく作るには
- 白玉の保存方法は?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
スポンサードリンク
目次
|
|
白玉とはどんな食べ物?
白玉とはどのような食べ物なのでしょうか?名前の由来や発祥について詳しく解説していきましょう。
白玉って何?
白玉とは、「白玉粉」に水分を加えて捏ね挙げた食品です。一口大に成形し、お湯でゆであげ、その後冷水にとることで独特のモチモチとした食感になります。
白玉粉はもち米を粉末状に加工した米粉の一種で、水分を加えるともちもちとした食感になることから、パンやスイーツなど、様々な方面で使用されることもあります。
いつから食べられている?
白玉の歴史はとても古く、初めて食べられた時期としては「鎌倉時代」という説が有力なようですが、正確にはわかっていないようです。
「白玉」という用語自体は更に古くから使用されており、古来では「大切な人」や「大事な我が子」を白玉と表現したと言われています。古事記や伊勢物語などにも登場しており、涙や真珠、露など、様々なものに例えられていました。
名前の由来は?
誰が初めに「白玉」と名付けたのかは未だ解明されていません。先ほども紹介しましたが、白玉という言葉自体は、日本でも古くから使用されていたようです。
白玉のルーツは中国の「湯円」と呼ばれています。湯円は白玉と同じくもち米を原料としたお団子で、鎌倉時代に中国へ修行に出かけた修行僧が、日本へ戻り広げたという説が有力です。
スポンサードリンク
白玉を美味しく作るには
白玉は簡単そうに見えて実は難しく、滑らかでもちもちとした食感をうまく表現するのは至難の業です。できるだけ簡単に、美味しく手作りする方法について解説していきます。
白玉の材料
白玉に使用する材料はたったの2つです。白玉粉・水、この2つだけです。しかしこの2つの割合や、捏ね方などで食感が大きく変わるため、油断しないように取り組みましょう。
作り方の手順
白玉の作り方は以下になります。
- 白玉粉に水を少しずつ加えていく
- 耳たぶくらいの柔らかさになるまで捏ね上げる
- 沸騰したお湯で5分くらい茹でる
- 茹でている際に浮いてくるので、浮いたらそこから1分ほど茹でる
- 冷水にさらして冷ます
白玉づくりの工程はいたってシンプルなのですが、実際に作ってみると意外とうまくいかず、実は難しいのです。
作る時のコツ・ポイント
白玉づくりは材料もシンプルで、工程も「混ぜる・捏ねる・茹でる・冷ます」の4工程だけです。とても簡単そうに見えるのですが、意外と作ってみると好みの硬さにならなかったりと失敗しがちです。以下でコツやポイントをまとめていきます。
- 粉と水の加減は、粉よりも水を「1~2割程度少なく」する
- ボロボロしない程度に混ぜる(耳たぶくらいの硬さ)
- 白玉の中央をへこませて茹でる(中央まで加熱されるように)
- 茹で時間は5分程度ですが、「浮き上がってから1分」を目安に
- 茹でている際になべ底に張り付かないよう軽く混ぜる
- 茹でた後は冷水でしっかり冷ます
ポイントはこれらになります。上記の事を意識して、取り組んでみましょう。
スポンサードリンク
白玉の保存方法は?
白玉の保存方法について解説してきます。冷蔵保存・冷凍保存、どちらの方法についても解説していきます。
白玉はどれぐらい日持ちするの?
白玉団子の日持ち期間はとても短く、冷蔵保存で2~3日程度と言われています。美味しく食べるのであればその日のうちに召し上がった方がよいでしょう。
冷凍保存した場合は1か月程度日持ちするようですので、食べ切らない場合や作り置きした場合は冷凍保存しましょう。
冷蔵で保存するには
白玉を冷蔵保存する場合は、蓋つきの保存容器やラップなどに包み、できる限り空気に触れないように保存しましょう。冷蔵保存すると固くなるため、少し濡らしてから温め直して食べましょう。
冷凍で保存するには
白玉を冷凍保存する場合は平らなバットなどに、隙間を作って並べて冷凍保存しましょう。面倒な場合は、一度で使用する分をラップなどで小分けにし、冷凍保存しましょう。
解凍後は硬くなり、食感も多少パサつきますから、少し濡らしたり水に浸しながらレンジで温めるなどの工夫をしましょう。
まとめ
今回は、白玉を美味しく作る方法や保存方法について解説していきました。
この記事をまとめると
- 白玉の材料は白玉粉と水の2つのみ
- 作り方や材料はシンプルだが、作ってみると意外と大変
- 白玉を美味しく食べるには作ったその日のうちに食べるか、食べ切らない場合は冷凍保存!
いかがでしたか?白玉作りは「簡単そうで奥が深い」ということがわかりました。手作りする際は白玉の作り方や保存方法について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
スポンサードリンク