バナナを朝食に食べるのはよくない!?夜に食べた時の効能は?

バナナは栄養豊富で体によく吸収されることから、スポーツの合間などに食べられるほどポピュラーな食べ物です。「朝バナナ」と呼ばれ、朝食にバナナを使用したヨーグルトやスムージーを食べる事が常識化されつつあります。

しかし「朝バナナ」は本当に体に良いのでしょうか?バナナは栄養豊富とは言われますが、糖質が多いため一部では「たべない方がよい」とも言われています。朝バナナは本当に効果的なのでしょうか。そこで今回は、

  • バナナを朝食べるのはNG?
  • 朝バナナのメリット
  • 朝バナナの上手な摂り方

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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バナナを朝食べるのはNG?

バナナを朝食に取り入れる「朝バナナ」は、本当に健康的と言えるのでしょうか?実際の効果やデメリットなどについて解説していきます。

体が冷えやすい

バナナは体を冷やす効果がある食べ物と言われており、冷え性などをお持ちの方はより症状を深刻化させる可能性があると言われています。

果物は、「体を冷やす果物」と「体を温める果物」の2種類があると言われています。一般的には暖かい地域で収穫される果物は体を冷やし、寒い地域で収穫される果物は体を温める効果があると言われています。

栄養が偏りやすい

食事の基本は「バランス」と言われており、毎朝バナナばかりを食事に取り入れることはあまりおススメできません。みかんやいちご、リンゴや梨など、季節のフルーツをバランスよく食事に取り入れた方が体にとってメリットがある場合もあります。

過剰摂取すると尿会結石に

バナナには「シュウ酸」と呼ばれる灰汁成分が含まれており、この成分は体内のカルシウムと結びつくことで「シュウ酸カルシウム」となります。シュウ酸カルシウムが体内に貯まりすぎると、尿路結石などを引き起こす可能性も考えられます。

過剰摂取すると高カリウム血症リスクも

バナナにはカリウムが多く含まれており、過剰に摂取しすぎると体内のカリウム濃度が高くなり、「高カリウム血症」になる恐れがあります。

高カリウム血症になると、神経や筋肉、内臓器官などに異常をきたします。バナナだけでカリウムの過剰摂取にはなりにくいですが、毎日大量のバナナを食べるといったことは避けた方がよいでしょう。

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朝バナナのメリット

ここまで朝バナナのデメリットを紹介してきましたが、基本的には朝食にバナナを取り入れることは良いことです。バナナを朝食に取り入れるメリットについて解説していきます。

カロリーを抑える

バナナに含まれるカロリーは約85~90kcalと言われており、白ご飯や食パンなどに比べると約1/3程度のカロリーです。バナナはカロリーが低い割に満腹感があるため、主食の代わりに代用することで、摂取カロリーを抑えることができます。

むくみを防ぐ

バナナにはカリウムが多く含まれており、カリウムを摂取することで体内の塩分濃度を調節する効果が期待できます。塩分の過剰摂取が危惧されている現代社会にとって、バナナのようなカリウムが豊富に含まれている食品はとても大切です。

体作りをサポート

バナナはボディメイクを行う方にとっては欠かせない果物です。バナナの糖質は即座にエネルギーに変換されるため、筋力トレーニングなどのパフォーマンスを向上させる手助けをしてくれます。

たんぱく質と野菜、バナナを朝食に取り入れることで、朝の体を万全の状態にしましょう。

便秘防止

バナナは腸内環境の改善に必要な食物繊維やオリゴ糖を含んでいるため、便秘の解消にも効果的です。食物繊維は食後の血糖値を抑える効果や、コレステロール値を下げる効果も期待できると言われています。

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朝バナナの上手な摂り方

朝バナナ生活を送る際のポイントについて解説していきます。どれくらいの量食べると良いのか、他の食材との組み合わせなどについて解説していきます。

一日一本

食事は薬ではありませんから、一度にたくさん食べたからと効果がすぐに表れるものでもありません。効果を実感するためには1日1本、継続的に長く食べる必要性があります。

体を温める食べ物と一緒に

朝は体の様々な器官が眠っている状態ですから、温かいスープや飲み物などを摂取することで、体を起こしてあげましょう。バナナは体を冷やす効果がありますから、より意識的に温かい食べ物を摂取した方がよいと言えます。

2~3か月は続ける

何事も「継続は力なり」です。毎朝1本バナナ生活を「2~3か月程度」続けましょう。長く続けていくことで、必ず成果が見え始めます。長く続けることで体質の変化も見えてきますよ。

まとめ

今回は、朝バナナのメリットやデメリット、朝バナナを効果的に活用するためのポイントについて解説していきました。

この記事をまとめると

  • 朝バナナを取り入れることでデメリットを生じる可能性もある
  • 基本的にはメリットの方が多いので、健康体の方であれば継続的にチャレンジしていきましょう
  • 朝バナナを効果的に活用するためには、用法用量を守ることや継続的に続けることが大切

いかがでしたか?バナナは栄養豊富で手軽に食べられるため、今や日本人には欠かせない果物の一つです。是非朝食に取り入れてみてくださいね。

朝バナナのメリットやデメリットについて、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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