新玉ねぎがぶよぶよに…腐るとどうなる?臭いや見た目の変化は?

新玉ねぎを使おうとしたら、なんだかぶよぶよしている…これは腐っているの?!と戸惑ってしまった経験はございませんか。せっかくの旬のお野菜、腐らせることなく美味しくいただきたいものですよね。そこで今回は…

  • 新玉ねぎがぶよぶよに…?
  • 新玉ねぎが腐っているとどうなる?
  • この状態は腐っていない!
  • 新玉ねぎの賞味期限は?

についてご紹介をいたします。

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新玉ねぎがぶよぶよに…

新玉ねぎには通常の玉ねぎとは違った特徴があります。その特徴と、ぶよぶよな場合はどのような判断が適切か、ご紹介をしていこうと思います。

新玉ねぎは柔らかい?

通常の玉ねぎと新玉ねぎは収穫後から出荷されるまでの工程に違いがあります。通常の玉ねぎは1ヵ月ほど乾燥させてから出荷されるため、皮も固くなっているのが特徴。

しかし、新玉ねぎは収穫されてからすぐに出荷されるため、水分が多く、みずみずしいのが特徴です。その水分の多さで新玉ねぎは柔らかく感じるのですね。

ぶよぶよな時は腐っている?

全体がぶよぶよになってしまっている場合には、腐っている可能性が高いです。

腐ってしまっている場合の状態の変化をご紹介しますので、次にあてはまるような場合には破棄することをおすすめします。

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新玉ねぎが腐っているとどうなる?

臭い

通常の玉ねぎの臭いがさらに強くなったようなツーンとした臭いがします。

見た目

茶色がかった色に変わっている場合や、黒色の斑点(カビ)がみられる場合があります。

しかし、外側や内側の一部だけが変色している場合には、その部分のみ取り除けば食べることが可能です。

触感

全体がぶよぶよして水っぽい状態になります。

また、芽が出ている場合には、腐ってはいませんが、栄養や風味が落ちてしまいます。芽が完全に伸びてしまっている場合にはあまり使用することはおすすめできません。

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この状態は腐っていない!

一方で、腐っているのではないかと勘違いをしてしまう場合もある、「食べられる玉ねぎ」について詳しくご紹介いたします。

皮をはがすとヌルヌルする

茶色い外側の皮をはがすと、薄い膜のようなものがついているのですが、触ってみるとヌルヌルとします。しかしこのヌルヌルはネギ類に含まれる粘質物であり、どの玉ねぎにもあるものです。

玉ねぎの成長期にはより多く含まれる成分のため、新玉ねぎには通常の玉ねぎよりも多く含まれています。この粘質物には糖類が含まれており、この成分のおかげで新玉ねぎは甘みが強いのかもしれません。そのためヌルヌルしていても安心して召し上がっていただけます

皮がボロボロ

玉ねぎによっては皮がボロボロになっているものもありますね。しかしそれは収穫時についた土が残っていることや、乾燥などによるもの。身がきれいな状態であれば問題ありません

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黒い斑点

玉ねぎの皮や、皮を剥いてみると、中の果肉部分に黒い粉のようなものがついていること、ありますよね。これは「黒カビ」の一種だそうです。カビが生えている=食べられないとすぐに判断してしまう方も多いかと思いますが、この場合は違います

玉ねぎの黒カビは果肉までは届きません皮の周り、果肉の表面につくものですので、洗ったりふき取ったりすることで取り除くことが可能なのです。

そのため、取り除きさえすれば美味しく食べていただけます。気になる場合には黒カビがついた皮を1枚はがして使用するようにしましょう。

貯蔵中に通気性が悪かったり、湿度が高かったりすると発生するカビですが、家庭での保存環境によっても発生することがあります。

カビを発生させないためには、常温では風通しのよい場所を選ぶこと、冷蔵庫に入れる場合は適切な方法で保存をすることを心掛けることが大切です。

適切な保存方法については下記の記事も参考にしてみてくださいね。

新玉ねぎの賞味期限は?

新玉ねぎの賞味期限は保存環境によって変わります。

常温の場合…2~3日

冷蔵の場合…約10日

冷凍の場合…約1ヵ月


となっています。カットした場合には冷蔵で2~3日冷凍では1ヵ月ほどの保存が可能です。

玉ねぎを購入する際に、鮮度が良いものを選ぶようにすることも大切。見分けるポイントは、先端を押してみること。玉ねぎは先端の部分から腐るため、先端が柔らかいものは傷んでいる可能性があるのです。

触ってみた時に硬さがあるものを選ぶようにしましょう。また、持った時に重みのあるものが水分が多く含まれている証拠。選ぶ際は参考にしてみてくださいね。

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まとめ

玉ねぎが腐ってしまった場合について詳しくお伝えをしましたが、いかがでしたでしょうか。

新玉ねぎは通常の玉ねぎより水分が多いため、柔らかく、日持ちも短くなっています。食べられる状態と食べられない状態をまとめましたので、再度確認をしてみてください。

▼食べられない玉ねぎ

  • ツーンとした異臭を感じるもの
  • 茶色く変色をしたり、果肉にカビが生えているもの
  • 全体がぶよぶよと水っぽいもの

▼食べられる玉ねぎ

  • 皮をはがした際にヌルヌルとしているもの(※糖分を含む粘質物です)
  • 皮がボロボロしているもの(※収穫時の汚れなどが原因で中身がきれいであれば問題なし)
  • 皮や果肉の表面に黒い斑点がついているもの(※黒カビではあるが、洗うか拭き取ることで食べることができる)

使用する際にはこのような変化に気を付けて召し上がるようにしましょう。

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