皆さんはしば漬けという料理を食べたことはありますか?しば漬けと言えば赤紫色が特徴的なナスやキュウリを漬けた漬物のことを言います。
しば漬けはとても栄養価が高く、乳酸菌を沢山摂取することができるのでお腹にも優しいという大きなメリットがあります。
今回の記事では、
- しば漬けとはどのような食べ物なのか
- しば漬けの保存方法
- しば漬けの保存期間
- 冷凍することはできるのか、解凍方法
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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しば漬けってどんな食べ物?
しば漬けは茄子などを乳酸発酵させたもので塩漬に分類される漬物です。京都の三大漬けと言われ、「しば漬け」は「すぐき」「千枚漬け」と並びます。本来の紫漬けは茄子を主体に、青唐辛子、胡瓜、紫蘇などを塩漬け乳酸発酵させた漬物をいいます。
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日本流のザワークラウト
皆さんはザワークラウトと言うキャベツなどを乳酸発酵させた食べ物を食べたことはありますか?
ザワークラウトとはドイツ発祥のキャベツの漬物ですが、しば漬けはザワークラウトとほとんど同じような調理法ですので、日本版のザワークラウトという感じですね!
その理由は赤紫蘇を使うことによって色は鮮やかな赤色になるのが特徴ですが、青じそを使うと赤い色ではなく素材本来の色味のまましば漬けを作ることができますのでお好きな方を選んでみてはいかがでしょうか。
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しば漬けは長持ち?
そもそも漬物といえば食材の保存性を高めたり風味を良くするのが目的で作られます。塩や酢などの調味料を使って一定時間食材を漬け込むことで、食材の中の水分を抜いたり、腐敗しにくい成分に変えるのが目的です。
さらに乳酸菌による発酵をさせたしば漬けは、他の乳酸菌を使用していない漬物に比べてもより長く保存することができるようになっています。
ただし同じしば漬けでも作り方によって食べられる期間は限られているものもあるので、正しい保存方法を知っておく必要があります。
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しば漬けは冷蔵保存が基本
漬物は基本的に保存がきく食品ですが冷蔵庫で保存することによってより長く美味しく楽しむことができます。冷蔵庫の中は温度がかなり低い状態で保たれているので雑菌が繁殖しにくい状態にあるからです。
しば漬けも同様で基本的に常温保存でも保存は可能なのですが、より雑菌の繁殖を防ぐために冷蔵保存してあげるのが一番です。
市販品で常温で置いてあるものを購入した際でも、家で一度開封したものであれば必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。未開封のものは袋のまま冷蔵庫に入れてもOKですが、開封済みの状態の場合はしっかりと密閉できる容器に入れて、出来るだけ空気に触れさせないようにして保存するようにしましょう。
保存期間はどれくらい?
しば漬けの保存期間は冷蔵保存で約2週間ほど保存ができます。ただ乳酸菌をしっかりと発酵させたしば漬けは、未開封の状態であれば最長でも1年ほど保存が可能になるとされているんですよ!
開封済みの場合は2週間ほどで食べきるのが望ましいとされていますが、少し期間がオーバーしてしまっても問題なく食べられることが多いので安心してください。
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冷凍保存はできる?
しば漬けは冷蔵保存がおすすめという説明を行いましたが、一方で冷凍保存は全くお勧めできません。しば漬けの場合は水分の多い茄子が主な材料になります。塩に漬け込んだことで茄子から水分が抜けているとはいえ、まだまだしっかり水分を含んでいる状態です。
このような状態のナスを冷凍してしまうと、本来のシャキシャキとした食感が失われてしまうので美味しくなくなってしまいます。
どうしても冷凍したいという場合でなければ冷凍保存は避けたほうがよいでしょう。
どうしても冷凍したい時
どうしても冷凍したい時はなるべく水分をしっかりと切ってから、ジップロックなどの保存用の袋に入れて空気が入らないように密閉して保存するようにしましょう。
解凍したい時は食べる前日に冷蔵庫に移し一晩かけてゆっくりと元の状態に戻す自然解凍がオススメです。このような自然解凍を行うと食感が損なわれにくいので、他の料理でも活用することができます。
解凍したら数日以内には食べきるようにしましょう。また再冷凍はできないので予め食べきれる量に小分けしておくのがベストですね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- しば漬けはナスなどの食材を乳酸発酵させて作る漬物
- ドイツ発祥のザワークラウトの作り方が同じ
- 乳酸発酵させることによって非常に長く保存することができ、栄養価も高くなる
- しば漬けは冷蔵保存が基本
- 未開封の乳酸発酵させたしば漬けは長いものだと1年以上も持つ
- 冷凍保存もできるがあまりおすすめしない
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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