白滝の食べ過ぎは危険?栄養不足や便秘につながるって本当?1日の摂取量は? 

皆さんはしらたきという食材をよく使いますか?しらたきと言うと糸こんにゃくと似ているもので、煮物や煮込み料理に使用することが一般的ですよね。おでんなどに入ってるしらたきは味がよく染み込んでとても美味しいです。そんな白滝ですがダイエットに非常に効果的といわれているので、他の食材と置き換えてしらたきばかりを食べている人も中にはいるようです。

実はしらたきを食べ過ぎてしまうと体に色々な影響を与えてしまう危険性があります。今回の記事ではしらたきが体に与える影響について紹介していきたいと思います。

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白滝(しらたき)って?糸こんにゃくとどう違うの?

しらたきとは 

しらたきとは原料であるこんにゃく芋をすりおろすか、粉状にしたものに凝固剤の水酸化カルシウムをいれ、たくさん穴の開いた円筒にいれてお湯の中へ押し出して固めたものを言います。円筒から白く糸状になってお湯の中に出て行く場面が「白滝」に似ているから「しらたき」と呼ばれるようになりました。

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糸こんにゃくとは?

糸こんにゃくはしらたきと違い原料であるこんにゃく芋に凝固剤の水酸化カルシウムを入れた後、糸状にカットしたものをいます。しらたきのように円筒から押し出すというような作り方ではない、というところだけの違いなのです。現在はしらたきも糸こんにゃくも似たような製造方法になっているらしく、あまり違いはなくなってきているそうです。

使っている原材料も一緒ですし、そこまで違いについて追及する必要はなさそうですね。

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しらたきを食べ過ぎるとどうなるの?

どんなもの?

しらたきを食べ過ぎると以下のような状態になる可能性があるようです。

  • 消化不良になる
  • 栄養不足になる
  • 便秘になりやすくなる
  • 塩分過多になる

消化不良になる

しらたきは消化に時間がかかる食材です。カロリーをあまり持っていないしらたきは、身体にエネルギーをあまり与えません。

通常のご飯を食べた場合は代謝が高まりますので体が温かくなります。しらたきの場合はほとんどカロリーを持っていないので食べた後でも体温が高まらず代謝がそこまで促進されません。

しらたきは食べても体の中で消化するためのエネルギーを集めることができないので、他の食材に比べてより消化にかかる時間が長くなってしまうのです。

適度な量であればむしろしらたきに含まれる食物繊維が腸内環境を改善してくれるのですが、大量のしらたきを一度に食べると、消化されないまま胃や腸を通ってしまい下痢や腹痛を引き起こすと言われています。

栄養不足になる

しらたきは非常にヘルシーな食材なのですが、その反面人間に必要な3大栄養素がほとんど含まれていません。三大栄養素とは脂質・たんぱく質・糖質です。これらは私たちが生きていくために必ず必要な栄養素になります。しらたきを食べることで満腹感は増すのですが、それで満腹になってしまっては三大栄養素を摂取する余裕なくなってしまうといった影響から、栄養不足になってしまいがちです。

ダイエットなどでしらたきやこんにゃくなどは非常に有効と言われていますが、三大栄養素をしっかり取った上で適切な量のしらたきやこんにゃくを食事に取り入れるようにしてください。

便秘になりやすくなる

しらたきには不溶性食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維と言うと身体に良いイメージがありますが、それはあくまで適切な量を摂取した場合です。一度にたくさん不溶性の食物繊維を摂りすぎてしまうと腸内の水分を吸収しすぎてしまって、腸内で水分不足を引き起こします。

私たちの腸の中をスムーズに流れるにはある程度の水分が必要になって来るので、水分がない便は滞ってしまいやすくなります。こういった影響からしらたきを一度にたくさん食べてしまうと便秘を引き起こす可能性があるのです。

塩分過多になる

しらたきは基本的に炒め物や煮物、煮込み料理などに使用しますよね。しらたき自体には塩分がほとんどないので、しらたきだけを食べるぶんには塩分過多にはなりません。しかし味付けの濃い料理としらたきを一緒に食べるのが基本的な食べ方なので、結果的に塩分過多になってしまうということがあります。

塩分を摂りすぎると今度は塩分濃度を下げるために体に水分をたくさん食べようとする働きが起きます。その結果全身がむくんでしまったり、血液がドロドロになってしまうなど体に様々な悪影響を及ぼす可能性があるのです。

しらたきはよくダイエットにも用いられますが、逆にしらたきダイエットは太ってしまうという声もあるのです。おそらくこれは、「しらたきの入った塩分の高い食品の食べ過ぎ」が原因で水太りを引き起こしているからでしょう。

しらたきは適切な量を食べよう!

これまでしらたきを食べ過ぎるとさまざまな身体への悪影響を及ぼすという説明を行ってきました。あくまでこれはしらたきを「食べ過ぎた場合」の影響です。しらたきは適切な量を食べる分にはとても体にヘルシーで満腹感も出してくれる良い食材なので、付き合い方を気を付ければ私たちの体を健康にしてくれる素晴らしい食材です。 

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しらたきは一日どれくらいまでならOK?

OK

一日摂取量

しらたきの1日の摂取量は100~200gまで と言われています。市販のしらたき一袋の量が約200gなので、1日しらたき一袋までであれば特に問題なく食べても良いようですね。

塩分に注意!

先ほども申し上げましたが、しらたきを食べる際は塩分がたくさん含まれている料理にしてしまうと 、結果的に塩分過多になってしまう可能性がありますので、なるべく塩分を抑えた薄味の料理にしましょう。 

しらたきの不溶性食物繊維は水溶性食物繊維を一緒に摂ると効果的!

しらたきには不溶性食物繊維が豊富に含まれており、それだけを摂取してしまうと便秘につながってしまいます。ここでポイントは水溶性の食物繊維を一緒に摂ることで便の中に水分を取り入れれば便秘を引き起こす可能性を低くできるというところです。また水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスがしっかり整った食事をすると腸内環境が改善されることが分かっています。

おすすめの摂取方法はしらたき(もしくはこんにゃく)+果物+豆乳を使ったこんにゃくスムージーです!こんにゃくスムージーは美容健康にとても高い効果を持ってくれる成分をバランスよく含みますので、 腸内環境の改善や美肌のサポートなども期待することが出来ますよ!

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まとめ

この記事をまとめると

  • しらたきとこんにゃくは製造方法の違いだが、現在は同じような製造方法で作られていることが多いので同じものと考えてもよい!
  • しらたきを食べ過ぎると消化不良や栄養不足、塩分過多になる可能性がある!
  • しらたきは1日食べても一袋までにしよう!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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