コロナの影響により手洗いうがいがより大切となった時代ですが、「塩うがい」というものを知っていますか?私も子どもの頃、祖母の家に行くと必ず塩うがいをさせられたのですが、どんな効果があるのでしょうか?今回は、
- 塩うがいって何?効果は?
- 塩うがいのやり方 / タイミング
- 緑茶うがいも効果的って知ってる?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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塩うがいって何?
塩うがいとは、お湯に塩を溶かしたものでうがいをする事で、塩の殺菌効果に期待するうがい方法です。塩を入れるのでもちろんしょっぱく、塩の成分が喉や口内に付着することで様々な効果があるとされています。
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塩うがいの効果
そんな塩うがいの効果には、どのようなものがあるのでしょうか?塩うがいにより期待できる効果について4つ見てみましょう。
虫歯予防
1つ目は虫歯予防で、塩による殺菌効果・消毒効果・炎症を抑える効果により効き目があるとされています。塩水には歯や歯茎に付着した歯石を除去する働きもあります。虫歯だけではなく歯周病予防にも効果があると言われています。
口臭予防
2つ目は口臭予防です。口臭は歯や歯茎、口内に付着した雑菌が繁殖することが原因で起こります。塩の殺菌効果により雑菌を減らし、臭いを抑えることができるのです。
お口の浄化
3つ目はお口の浄化で、口臭予防にも似ていますが、塩水で口をすすぐことでサッパリとします。消毒効果があるので、なんとなく口の中が気持ち悪い時にもオススメです。
口内炎予防
4つ目は口内炎予防で、殺菌効果・消毒効果・炎症を抑える働きによって口内炎を防ぐことができます。口内炎の原因にはストレスや疲労・栄養不足などいくつかの原因がありますが、塩うがいすることで防げるのは「細菌やウイルスが原因」の場合です。口内に付着した細菌類への殺菌効果により、口内炎に発展するのを予防します。
コロナウイルスに効果はないので注意!
ちなみに、塩うがいには殺菌効果があるので風邪予防に効果がありますが、コロナウイルスは強力なので塩うがいで防ぐことはできません!一時、”塩うがいがコロナに効く”という嘘の情報が出回ったことがあるようですが、塩うがいだけではコロナを防げないので注意してください。
また、塩うがいはうがい薬ほどの効果はありません。既に風邪をひいて喉の粘膜が弱っている場合は、塩うがいすることでより粘膜を傷付けてしまうこともあります。
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塩うがいのやり方は?
では、塩うがいのやり方についてご紹介します。入れる塩はどのくらいの分量が良いのでしょうか?
作り方
塩うがいに必要なのはお湯と塩です。水の場合、塩が溶けにくいので口の中に入れられるくらいのぬるま湯がちょうど良いでしょう。
- お湯200ccに対してティースプーン1/2ほどの量の塩を入れる
- ぐるぐるとよくかき混ぜて溶かす
作り方は至って簡単!塩が溶けたらいつものようにうがいをします。
寝る前に塩うがい
寝る前に塩うがいをすることで、翌朝の口臭予防や虫歯予防に効果的です。寝ている間は唾液の分泌量が少ないため、口の中が粘ったり臭いが気になったりします。寝る前に塩うがいしておくことで雑菌の繁殖を抑えることができます。
緑茶うがいも効果的!
実は緑茶でうがいをするのも効果的なのです!緑茶にはカテキンという成分が含まれており、強い解毒効果や殺菌効果を持っています。その威力は食中毒予防にも効果を発揮できるほどで、一般的な緑茶の20〜40分の1の濃さの緑茶でも殺菌効果があることがわかっています。
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まとめ
「塩うがいの効果」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- お湯に塩を溶かした”塩うがい”には、殺菌効果・消炎効果・消毒効果がある!
- 期待できる効果は、虫歯予防・口臭予防・口内炎予防・歯周病予防など
塩うがいはお湯と塩さえあれば簡単にできるものなので、風邪が流行る冬の時期にもオススメですよ。普段から行えば口臭予防や虫歯予防にもなるので、是非試してみてくださいね。
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