塩昆布があると、朝の忙しい時のご飯のお供に重宝しますよね。多くの方が一度は食べたことがあるであろう塩昆布ですが、みなさんは塩昆布の正しい保存方法はご存知ですか?
今回は、
- 塩昆布とはどんな食べ物なのか
- 塩昆布の食べ方
- 塩昆布の正しい保存方法
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目次
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塩昆布とはどんな食べ物?
塩昆布とは、角切りまたは千切りにした昆布を塩や醤油で煮たもののこと・さらに煮詰めて塩を吹かせたもの・昆布を煮たものに塩をまぶしたもののことをいいます。「塩昆布」という名前ですが、使われているのは塩だけではなく、風味をつけるために砂糖やみりんなどが使われることもあります。
特徴
塩昆布の特徴はカロリーや糖質が低くヘルシーなことです。ダイエット中の方にはありがたい食材ですよね。
どんな味?まずい?美味しい?
昆布の旨味や醤油の風味・砂糖の甘み・塩味がバランスよく合わさっており、ふっくらまろやかな味わいでとっても美味しいですよ。口に入れるとまるで出汁のような香りを楽しめるのも塩昆布の特徴です。
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塩昆布を柔らかく炊く方法・コツ
ご自身で塩昆布を作りたいという方は、塩昆布を煮る時にとにかく弱火でじっくり煮ることが、塩昆布を柔らかく仕上げるコツです。また、隠し味として「米酢」を入れると味にまとまりが出て、昆布の旨味をグッと引き出してくれます。
食べ方
- おにぎりの具として使う・・・出汁の味が効いていてしょっぱい塩昆布はお米との相性が抜群!おにぎりの具として使えばお弁当で大活躍です。もちろんおにぎりの具としてだけでなく、炊き立てのご飯をお茶碗によそって塩昆布をのせて食べるだけでもとってもおいしいです。
- 野菜の味付けに使う・・・キャベツと塩昆布を混ぜて揉み込めば、塩昆布の和風出汁の旨味と塩気がキャベツにほどよい味付けをしてくれます。これだけでおかずが一品出来上がりです。
- 和菓子に合わせる・・・この食べ方は意外に思うかもしれませんが、実はおしるこやぜんざいの合間に塩昆布を食べると、塩味や旨味が良いアクセントになり、おしるこやぜんざいの甘味をより一層引き立ててくれるんです。和菓子の甘味をより味わいたい方は、合間に塩昆布を食べることをおすすめします。
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塩昆布の正しい保存方法
ご飯のお供としての大活躍はもちろんですが、野菜と合わせれば手軽に一品のおかずが作れるとあれば、塩昆布は常にお家に常備しておきたいところですよね。しかしその場合に気になるのは「正しい保存方法」。以下でご紹介させていただきます。
常温保存
塩昆布は結露に弱いため、常温保存する場合は開封後は湿度が高いところは避けて密閉して保存しましょう。未開封の塩昆布でしたら6ヶ月〜1年ほど日持ちしますが、開封後の塩昆布でしたら、湿気を避けた冷暗所常温保存で1か月以内に食べ切りましょう。
冷蔵保存
「なんでも冷蔵庫に入れて保存しておけば間違いない!」と思いがちですが、実は塩昆布は冷蔵保存はNG。冷蔵保存よりも常温保存の方が推奨されています。それというのも、塩昆布は結露に弱いため冷蔵庫だと結露による湿気が生じやすいからです。
冷凍保存
塩昆布は冷凍保存することもできます。塩昆布を冷凍保存する場合は、一度に使う量ずつ塩昆布を小分けにしてラップに包んで密閉し、それらをジップロックなどの密閉できる袋に入れて冷凍保存しましょう。
解凍方法
冷凍保存しておいた塩昆布を食べる際は、食べようと思った前日に冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。
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塩昆布は腐るとどうなる?
塩昆布が腐ってしまうとどういう状態になってしまうのか気になりますよね。塩昆布が腐ってしまうと以下のような特徴が見られるようになります。
- カビが生える・・・塩昆布は、その名の通り塩をまぶしてあるため殺菌効果があるのですが、湿気に弱いため、湿度が高いと白カビなどが生えてしまう恐れがあります。白カビはフワフワとした見た目ですが臭いは「カビ臭」がします。
- 変色する・・・時間が経つと昆布の酸化により、赤みを帯びた見た目に変わります。昆布はもともと黒っぽい色をしていますが、腐ってしまうと赤茶色っぽい枯れたような色合いになってしまうのです。
- 変な匂いがする・・・塩昆布が腐敗してくると、昆布独特の旨味を感じる磯の香りとは違った、カビのような鼻をつく腐敗臭がしてきます。
- ダニがついてしまう・・・塩をまぶしてあるので殺菌効果があるとは言っても、保存状態が悪いと、昆布の旨味成分を好むチリダニやニコナダニがついてしまう恐れがあります。ダニは白や透明な粉状に見えてしまうので、一見ダニがどうかの判断が難しいというのが厄介な所です。
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まとめ
この記事をまとめると
- 昆布さ旨味や醤油の風味・砂糖の甘み・塩味がバランスよく合わさっており、ふっくらまろやかな味わいでとっても美味しく、カロリーや糖質が低いためダイエットに向いている食材である。
- 塩昆布には、ご飯のお供や野菜の味付けにはもちろん、和菓子の甘さを引き立てるために和菓子の合間に食べるという食べ方もある。
- 塩昆布は湿気に弱いため、冷蔵保存ではなく常温保存の方が良い。