塩漬け料理の塩抜きの方法6選!リメイク方法や禁止事項も紹介!

長期間の保存をする為に、日本で古くから伝わる調理法が「塩漬け」です。現代社会でも様々な塩漬け料理がありますが、あなたは塩漬け料理をどのように調理しているでしょうか?今回は塩漬け料理の塩を抜く時におすすめの方法をご紹介していきます。先に、記事の一覧を確認しておきましょう。

  • 塩抜きをする料理の一例
  • 塩抜きする際の注意点とは?
  • 塩抜き方法6選を紹介!

こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで頂き、塩漬け料理の塩抜きを上手に出来るようになってしまいましょう。

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塩抜きの種類一例!

塩抜きして食べる料理とはどんな料理があるでしょうか?3つほど具体的な例を挙げてみます。

塩鮭の塩抜き

塩鮭が辛すぎた場合、塩抜きをする必要があります。塩鮭は「1%程度の食塩水」に浸して塩を抜きましょう。ちょっと濃い目の食塩水に浸けることで、鮭の中に入り込んだ塩を適度に抜くことが出来るはずです。辛すぎる鮭におすすめ。

塩蔵わかめの塩抜き

塩蔵わかめも塩抜きをして食べます。塩蔵わかめの場合は、「真水」にわかめを漬け込みましょう。わかめなので、水分を吸い込んで膨らんでしまいます。なので、ちょっとだけ大き目のボウルを使って塩抜きするのがおすすめ。3回くらい水を換えながら、塩抜きを行っていきましょう。

あさりの塩抜き

潮干狩りでとってきたあさりは、先に海水で砂抜きをします。しかしそのままだと辛くなってしまうので、最後に「塩抜き」をして調理する必要があるのです。あさりの塩抜きはざるにあげてそのまま放置するだけ。

1時間程度そのままにしておくと、あさりが口から海水を吐き出すので、これで塩抜きは完了です。

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塩抜きでやってはいけないこととは?

こんな感じで、様々な料理で塩抜きが必要ですが、塩抜きをする際にやってはいけないこともあります。一体どんなことをやったらダメなのでしょうか?

水に浸して薄める

塩抜きをする際に気を付けたいのは「真水で塩抜きは基本的にしない」ということです。どうして水に浸けると塩が抜けるのか?ということなのですが、浸透圧と言うものがかかり、塩が濃い方から薄い方に移っていく原理です。

しかし、真水の場合は塩分が全くゼロの為、この浸透圧が適度にかかりにくく、塩がうつるスピードがゆっくりになってしまうのです。なので塩抜きする時は、塩水を使うのが基本です。

うまみや栄養素まで抜けてしまう

さらに、真水を使って塩抜きをすると、食材そのもののうまみが逃げてしまう可能性もあります。真水ではなるべく塩抜きをしないようにしましょう。

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塩抜きの方法6選!

では、代表的な塩抜きの方法を簡単に6つほどご紹介しておきます。

酢と水を使う

1つ目は、酢水を使って塩抜きする方法です。この方法であれば、真水で塩抜きするよりもうまみを食材に残しやすいのでおすすめです。

塩水を使う

2つ目は前述している通り「塩水を使って塩抜きする方法」です。浸透圧の関係で出来るだけスピーディーに塩抜きをすることができるでしょう。

茶殻を使う

3つ目の方法は「茶殻を使う方法」です。茶殻をお水に入れ、そこに塩抜きしたい食材を入れます。この方法でも、食材のうまみを残したまま塩抜きが完成するでしょう。

熱湯を使う

4つ目の方法は「熱湯を使う方法」です。熱湯に入れそのまま温度が冷めるまで放置していると、かなりいい感じに塩抜きをすることが出来るでしょう。

酒粕を使う

5つ目は「酒粕」を使った方法です。酒粕のうま味が塩漬けに染み込むため、独特なうまみのある食材に仕上がります。

酒とみりんを使う

6つ目は「酒とみりんを使った方法」です。こちらも酒とみりんのうま味を食材に染み込ませられるため、味を落とさずに塩抜きが完了します。

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塩からを活かしたリメイク法とは?

塩漬けの塩辛さを生かして料理をすることも出来ます。主なものを挙げておきましょう。

タルタルソース

塩辛さが強すぎた漬物などは、タルタルソースの具材に使うと辛さが中和されてイイ感じになります。刻んで加えるだけなので挑戦してみましょう。

チャーハン

塩辛すぎた漬物はチャーハンの具材にも使えます。様々な具材が使えるので、色々と試してみられるのがおすすめです。

お茶漬け

塩辛すぎた塩漬けはお茶漬けの具材にも使えます。温かご飯に乗せて、そこにお茶をかけるだけ。簡単にできるので早速試してみましょう。

パスタ

辛すぎた塩漬けは「パスタの具材」にしても美味しいです。オイルベースのソースを作り、そこに刻んだ塩漬けをトッピングします。アンチョビのような味わいにもなるので、洋風料理でもバッチリ合うでしょう。

スープ

塩漬けは「刻んでスープの具材」にするのもおすすめです。スープで煮込んでしまうと、塩味もかなり薄くなるので丁度いい味になるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「塩漬け料理はどうやって塩抜きをすればいいのか?」ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • 塩漬け料理の塩抜きは真水ではしない方がいい
  • 塩漬け料理の塩抜きはうまみを逃がさない工夫が必要
  • 塩漬け料理はアレンジすることで辛すぎても食べられる

こんな内容になっていました。もし塩漬け料理を購入した際は、あなたなりの方法で塩抜きにチャレンジしてみましょう。

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