ピリ辛な味わいとシャキシャキ食感が美味しい島らっきょう。沖縄料理店の定番メニューですが、自宅でも簡単に調理できる食品です。
この記事では、島らっきょうの塩漬けについて、
- 島らっきょうの塩漬けとはどんな料理?
- 島らっきょうの塩漬けの日持ちはどれくらい?
- 島らっきょうの塩漬けの塩抜き方法と保存方法
をテーマに紹介していきます。島らっきょうの塩漬けについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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島らっきょうの塩漬けとはどんな料理?
そもそも島らっきょうの塩漬けとはどんな食べ物なのでしょうか?ここでは島らっきょうの塩漬けの特徴と、辛みの原因について紹介していきます。
特徴
シャキシャキの食感が特徴。シンプルで飽きのこない味わいと、程よい辛みにやみつきになります。
島らっきょうは沖縄の特産品なので、食べたことがない方も多いのではないでしょうか。本土で栽培される一般的ならっきょうと比べて小さく、ぴりっとした香味が楽しめます。
生でサラダや甘酢漬け、塩漬けなどにして食べられるほか、加熱して天ぷらやチャンプルーなどの炒めものの具材にも使われます。
島らっきょうは加熱すると、特有の辛みが和らいで甘さが増し、食べやすくなります。
島らっきょうの下処理方法
島らっきょうは、葉側から薄皮を剥きます。流水で洗い流し、水気を切ります。白い部分と葉の部分を切り分け、根元を切り落とし、葉の茶色い部分は取り除きます。
葉側から剥くと包丁なしで剥けますが、食べられる部分が余分に剥けてしまうことがあります。
水に10分ほど浸けてから薄皮をむくと、やわらかくなるので剝きやすくなります。
薄皮だけを剥きたい場合は、少し手間はかかりますが、葉と根元を切り落としてから剥くと綺麗に剥けます。
島らっきょうの塩漬けの作り方
島らっきょうの塩漬けの作り方は以下の通り。
材料
- 島らっきょう
- 塩(らっきょうの3%)
- かつお節
- ポリ袋に島らっきょうを入れ、塩をふり、袋の上から揉み込みます。
- 保存容器に移して冷蔵庫に入れ、1〜2日置いて完成です。
食べる際は器に盛り、お好みでかつお節をのせてください。塩漬けをアレンジした甘酢漬けも美味しいと人気です。
島らっきょう、塩漬け以外の食べ方
島らっきょうは塩漬け以外にどんな方法で楽しめるのでしょうか。おすすめは、サクッと揚げて塩でいただく天ぷらです。
材料(2人分)
- 島らっきょう 65g
- ※てんぷら粉 1カップ
- ※冷水 約1カップ
- 揚げ油・塩 適量
- ボウルに※の材料を入れ、さっくりと混ぜます。
- フライパンに油を深さ1㎝ほど入れて中火で熱します。島らっきょうを1本ずつ1で作ったてんぷら粉にくぐらせて衣を付け、フライパンに入れます。1〜2分揚げ焼きにしたら裏返し、裏面もカリッとするまで揚げ焼きしてください。
- 器に盛って、塩を添えたら完成です。
辛い原因は何?
島らっきょうの塩漬けは、文字通り塩で漬けてあります。塩分量が多いと塩辛くなってしまうのです。
塩辛い味が苦手な方は、塩分量を1.5%ほどにして作るといいでしょう。
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島らっきょうの塩漬けの日持ちはどれくらい?
島らっきょうの塩漬けはどのくらい日持ちするのでしょうか。冷蔵・冷凍それぞれの方法で見ていきましょう。
冷蔵
正しく保存した場合、冷蔵保存で約1か月持ちます。
冷凍
冷凍した漬物は2週間~1か月ほど日持ちします。ただし、味は落ちるので早めに食べきるのがおすすめです。
お漬物を解凍するときは電子レンジなどを使うのは絶対にやめてください。漬物を食べる半日ぐらい前に冷凍庫から冷蔵庫に移しておいて、自然解凍させましょう。
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島らっきょうの塩漬けの塩抜き方法と保存方法
ここでは、島らっきょうの塩漬けの塩抜き方法と、保存方法を紹介していきます。
塩抜き
水を張ったボウルに3時間ほど浸けて塩抜きをしましょう。ひとつ食べてみて、少し塩気が残っているくらいがベストです。
そのまま食べるだけでなく、醤油や味噌をつけても、おいしくいただけます。
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辛くて食べられない場合は甘酢漬けがおすすめ
塩辛くて島らっきょうの塩漬けが食べられないという方は、甘酢漬けにアレンジするのがおすすめです。
材料
- 島らっきょう塩漬け 200g
- 鷹の爪 2本
- だし 大さじ4
- 米酢 大さじ4
- 砂糖 大さじ4
- 日本酒 1/2カップ
- 水 500cc
- だしパック 1個
- 鍋に酒を入れて火にかけ沸騰させ、煮切ったら水とだしパックを加えます。そのまま弱火で5分ほど煮出し、冷まします。
- 冷ましただしと酢・砂糖を混ぜ合わせます。これが漬け汁になります。
- ジッパー付のビニール袋に塩ラッキョウと鷹の爪、漬け汁を入れて冷蔵庫で1週間程度漬けます。
- 器に盛り付けて出来上がりです。
このレシピではだしを使用しているため、うま味がたっぷり味わえます。甘めが好きな方は砂糖をレシピより少し多めにするなど、好みの味に調整してください。
保存方法
島らっきょうの漬け物は保存容器に入れ、「落としラップ」(料理の表面を覆うようにラップする)をして冷蔵庫に入れて保存します。
まとめ
島らっきょうの塩漬けについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 島らっきょうは沖縄の特産品で、主に塩漬けにして食べられている。
- 島らっきょうの塩漬けは、約1か月日持ちする。
- 辛みが気になる場合は、塩抜きするのがおすすめ。
島らっきょうの塩漬けを食べたことがないという方も、ぜひ一度食べてみてください。
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