にんにく醤油漬けの食べ過ぎは太る?体に悪い?どのくらいなら大丈夫?

みなさんにんにく醤油は好きですか?にんにく醤油は、香りがよく様々な料理に使える万能な調味料です。

「美味しくてついつい食べ過ぎてしまう!」「食べ過ぎたらどうなるの?」と食べ過ぎによる影響が気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、

  • にんにく醤油の健康効果
  • にんにく醤油の食べ過ぎで起きること
  • にんにく醤油はどのくらいなら食べて大丈夫?

これらのテーマについてご紹介します!

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にんにく醤油の健康効果

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にんにく醤油は、醤油にニンニクを漬け込んでおくだけの簡単に作れる調味料です。肉料理や中華料理、和食にも合う万能調味料であり、美容・健康への効果も期待できる優秀な調味料です。

にんにく醤油の栄養素

にんにくの栄養成分には以下のようなものが挙げられます。

栄養成分
  1. タンパク質・脂質・炭水化物
  2. ビタミンB群・ビタミンC
  3. リン・カリウム

タンパク質・脂質

にんにくには、100gあたり約6.4gのタンパク質が含まれており、これは野菜の中でも多い部類に入ります。脂質は100gあたり約0.9gで、同じ野菜のとうもろこし100gあたり脂質1.7gと比べると低脂質なことが分かります。

ビタミン

ニンニクに主に含まれているビタミンは、水溶性のビタミンB群とビタミンCです。

ビタミンB群は、身体のあらゆる代謝に必要な酵素の働きを活性化させるための補酵素として重要な役割を果たしています。ビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線やストレスなどから細胞を守る役割があります(出展:サンキュ!)。

ミネラル

ニンニクに主に含まれるミネラルは、リンとカリウムです。ミネラルは、身体の機能を正常に保つために欠かすことができない物質です。

リンは、細胞膜や骨・歯の成分となったり、筋肉や神経の働きに関わっており、カリウムは体液の浸透圧や酸性とアルカリ性の平衡度を調整する役割があります。(出展:サンキュ!)

にんにく醤油の効能

にんにく醤油にはさまざまな効能が期待できます。

① 殺菌・抗炎症作用

にんにく醤油には、殺菌効果と抗炎症作用があります。にんにくは料理に入れるととても美味しいですが、独特のにおいがありますよね。このにおいの正体は、アリシンという成分です。

そして、アリシンには、強い抗菌・殺菌効果があります。また、ニンニクに含まれる化合物には、抗炎症作用もあると言われています。

② 抗がん作用

にんにく醤油にはがんのリスクを軽減してくれる作用があると言われています。にんにくには、セレンというミネラルが含まれています。これは、がんになる原因のひとつでもある過酸化脂質を分解する酵素になります。

具体的には、胃、咽喉、前立腺、結腸など、いくつかのがんリスクを軽減することにつながることが報告されています。(出典:Espuire)

③ 血糖値を下げる

にんにく醤油には血糖値を下げる効果があります。血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の量を表す数値です。ニンニクに含まれるアリシンには、血糖値の上昇を抑える効果があります。これは糖尿病の予防にもつながります。

このように、にんにく醤油には様々な栄養成分が含まれており、薬としての効能がとても高い万能な調味料と言えます。

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にんにく醤油の食べ過ぎで起きること

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ご紹介したように様々な健康効果が期待できるにんにく醤油ですが、食べ過ぎは逆に体に悪影響を与えてしまいます。

体臭がきつくなる

にんにくに含まれるアリシンが血液中に取り込まれると、肺を通して息からニオイが排出され、翌日も口臭が続いてしまうこともあります。さらに、汗と一緒に排出されることでニンニク体臭にもつながります。

胃もたれ

にんにく醤油の効能で、ニンニクに含まれるアリシンには強い殺菌効果があることをご紹介しました。

しかし、アリシンは腸内の悪玉菌だけでなく善玉菌まで殺してしまい、腸内環境を悪化させることで腹痛や下痢、便秘さらには胃痛や胃もたれ・胸焼けなどを引き起こす恐れがあります。

ヘモグロビンの減少で貧血やめまいなど

また、ニンニクに含まれるアリインを大量に体内で吸収すると、血中の赤血球の大部分を占めるヘモグロビンが減少します。ヘモグロビンが減少すると、血圧低下、貧血、めまい、といった症状を引き起こしてしまう原因に繋がります。

腸内環境の悪化でおならなど

にんにくには、イオウ成分が多く含まれており、分解する際にインドールやスカトールという強烈な悪臭を放つ成分を発生させるため、臭いがきついおならがでる原因となります。

その他、にんにく醤油の食べ過ぎは胃の粘膜や胃壁が荒れる原因となり、ビタミン不足や皮膚の炎症などを引き起こしてしまうこともあります。

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にんにく醤油はどのくらいなら食べて大丈夫?

にんにくの醤油漬けがからくならないようにする為にはどうすれば?

一日4片程度

様々な健康効果が期待できるにんにく醤油ですが、食べ過ぎると体に悪影響を与えてしまうことも分かりました。では、一日どのくらいなら食べて大丈夫なのか?

個人差もありますが、目安は1日4片までです!これは約20g程度で、小さな子どもや普段にんにくをあまり食べない方は、念のため1日2片までにしておきましょう。

食べ過ぎた後は数日食べずに対処

にんにく醤油を食べ過ぎてしまった場合は、まずお水を飲みましょう。アリシンは水溶性の成分なので、水分を取ることで体から排出しやすくなります。

また、食べ過ぎた場合は数日間食べないようにし、間隔を空けることをおすすめします。

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まとめ

今回は、にんにく醤油の健康効果と食べ過ぎでおこる体への影響などを紹介しました。

この記事をまとめると

  • にんにく醤油には、たんぱく質・ビタミンB群・ミネラルなどの栄養素がある
  • まとめ殺菌・抗炎症作用・抗がん作用・血糖値を下げる効能が期待できる
  • 食べるぎると胃もたれや貧血など健康へ悪影響があるので注意!


にんにく醤油は美味しくて体にもいい調味料ですが、美味しいからとついつい食べすぎてしまわないよう、注意しましょう!