みなさんはごま油をどのように使用しますか?
香ばしい風味を生かして、和食や中華料理の炒め物などにも使用する方も多いかと思います。
しかしながら、実はごま油は加熱しないほうが良いということをご存知ですか?今回は、
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油の種類や特徴
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ごま油は熱してはいけない?
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ごま油の使い方
これらのテーマについて解説いたします。
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目次
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油の種類や特徴
油はその特性によって使い分ける
「油」と一口にいっても、様々な種類があります。
料理に使用する主な油の種類
サラダ油 / ごま油 / オリーブオイル / バター/ 菜種油(キャノーラ油) / えごま油 / アマニ油 / コーン油 / 大豆油 / こめ油 / ココナッツオイル / ラード など…
みなさんは、これらをどのように使い分けていますか?
洋食ならバター・オリーブオイル、和食ならごま油…と行った具合に使い分けている方も多いかと思います。
もちろん、その使い分けも悪くはないのですが、 酸化のしやすさで油を選ぶことをオススメします。
加熱して良い油
油は酸化してしまうと、味・風味が落ちてしまうだけでなく、栄養価が低下してしまいます。
酸化しにくい油
バター / オリーブオイル / ココナッツオイル / コメ油 / 菜種油(キャノーラ油) / ラード など…
加熱しないほうが良い油
酸化しやすい油は酸化を防ぐため、加熱をせず、生のまま使用するようにしましょう。例えば、サラダのドレッシングやナムルなどに使用するのがオススメです。
酸化しやすい油
サラダ油 / ごま油 / えごま油 / アマニ油 / コーン油 / 大豆油 など…
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ごま油は熱してはいけない?
リノール酸
ごま油が加熱しない方が良い油だということは先述の通りですが、「初めて知った」「意外だった」と感じた方も多いのではないでしょうか。
リノール酸は体内で生成されず、食物から摂取する必要があるので、ごま油を加熱せずに食べることによって効率的にリノール酸を摂取することができます。
ちなみにリノール酸には以下のような効能があります。
ごまの風味
ごま油を加熱しない方がいい理由は他にもあります。
せっかくごま油を使うなら、ごまの香ばしい風味を生かしたいですよね。
ごま油は加熱せず、生で使用するようにしましょう。本来は仕上げに使うもの
ごま油を加熱しない方がいい とはいっても、「ごま油の風味を炒めた料理に足したい!」という時もあるかと思います。スポンサードリンク
ごま油の使い方
栄養や効能
油と聞くと身体に悪いというイメージがあるかと思いますが、ごま油には以下のような栄養素が多く含まれています。
ごま油に含まれる主な栄養素
- ゴマリグナン
- オレイン酸
- ビタミンE
- セサミン など
ごま油に含まれる栄養の効能
ごま油に含まれる栄養素の効能はそれぞれ以下の通りです。
おすすめレシピ
ごま油の栄養価を生かすオススメのレシピをご紹介します。
- ごま油、しょうゆ、酢、砂糖、おろしニンニク、塩、こしょうを混ぜる
- ほうれん草・にんじん・もやしなどをゆでる
- しょうゆ、塩、ごま油で和える
- きゅうりをめん棒で叩く
- 塩、ごま油、鶏ガラなどで味付けする
- ごまをまぶす
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まとめ
いかがでしたか?
今回はごま油を熱してはいけない理由や、加熱してもいい油、ごま油の栄養素やオススメのレシピなどを解説しました。
この記事をまとめると
- 油には酸化しやすい油と酸化しにくい油がある
- 酸化しにくい油は揚げ物や炒め物に適している
- 酸化しやすい油はサラダにかけたりナムルに和えたりするのがオススメ
- ごま油は加熱するとリノール酸がヒドロキシノネナールという毒性物質になる
- ごま油は加熱するとごまの風味がなくなってしまう
- 炒め物にごま油の風味を足したい時は、最後の仕上げに回しかける
近年、栄養価の高いごま油は健康や美容を気にする方にも注目されています。
せっかく料理に使うなら栄養価が少しでも高い状態にしたいですよね。
次にごま油を料理に使用する時は、今回ご紹介したことを参考にしてみてください。
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