おせんべいといえば日本を代表するお菓子の一つですよね。好きな人であれば毎日お茶菓子として食べていることもあるくらい、大人気のお菓子ですが、保存方法がいまいちよくわからない食材でもあります。
今回の記事では、
- せんべいとはどのような食べ物なのか
- せんべいの歴史
- せんべいの正しい保存方法
- 湿気ったせんべいの食べ方・戻し方
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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せんべいってどんな食べ物?
せんべいとは
現在の日本で親しまれているせんべいは「米菓煎餅」と言われ、うるち米を原料として様々な工程(潰す、突く、延ばすなど)を経て作られた米菓のことを指します。
私たちが一般的に食べているお米のことを指し、「あきたこまち」や「こしひかり」などのお米の総称です。これらのうるち米の他には、もち米などがあります。
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歴史や種類
日本におけるせんべいの歴史は非常に古く、なんと縄文時代には既にすり潰した穀物を平たい形で焼いたものが発見されていたとも言われています。
現在のようなせんべいは、かつて江戸時代に設けられていた五街道の一つである日光街道に存在した「草加宿」で団子屋を営んでいた「おせん」というおばあさんが由来になっているという説が有名です。
ある日団子屋を訪れたお侍さんの、「団子を平らにして焼いたらどうだろうか?」と言う言葉を受けて、おせん婆さんが焼いて作ったものが現在の「おせんべい」の始まりとも言われてますが、本当かどうかは定かではありません。
一般的な米菓せんべいだけでも種類はとても多く、
- 醤油せんべい
- 揚げせんべい
- ぬれせんべい
- 海苔せんべい
- ザラメせんべい
など様々です。
また、お米を原料としていないものせんべいも「骨せんべい」や「野菜せんべい」など数多く存在します。
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せんべいの正しい保存方法
そこまではせんべいについての情報を紹介してきました。次はせんべいを購入した後に正しく保存する方法について解説していきたいと思います。
おせんべいはひとつずつの袋に入っていれば湿気ることはほとんどありませんが、大きな袋に入ったおせんべいですと袋を開封した時に空気の通り道ができてしまうのでそのまま放置してしまうと湿気ってしまう可能性があります。
そもそも湿気るとは?
そもそも湿気るとはおせんべいに限らず食べ物が水分を吸収してしまい、柔らかくなったり弾力を保ったりすることを言います。おせんべいの特徴としてパリパリとした触感がありますが、湿気てしまうとぐにゃぐにゃしたりふやふやになったりします。
おすすめは冷凍保存
おせんべいを長く美味しく保存するなら「冷凍庫」で保存するのが一番おすすめです。開封してから保存するなら袋の空気をなるべく抜いて、密閉できるジップロックなどの保存袋に入れてから冷凍庫に入れるようにしましょう。
冷凍庫の中は温度と湿度がとても低い状態で保たれているので、冷凍庫の中には水分がほとんど存在しません。なので空気に触れていたとしても湿気ることはなく、カビが生えにくい状態をキープすることができます。
冷蔵庫ではだめなの?
先ほどは冷凍庫に保存するのがお勧めということを伝えしましたが、冷蔵保存ではだめなの?という疑問を持つ方も少なくないと思います。
基本的には冷蔵保存でもしっかりと空気の通り道が塞がれているのであれば、問題なく保存が可能です。ただしやはり冷凍庫に比べて冷蔵庫の内部というのは温度が高く、湿度もそれなりにキープされていますので湿気る可能性があることは覚えておきましょう。
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せんべいの賞味期限はどれくらい?
そもそもせんべいの賞味期限はどれくらいあるかをご存知でしょうか?
メーカーにもよりますが製造日から60日~120日のものがほとんどで、まれに製造日から3年~5年も保存することができる保存食や非常食向けに作られているものもあります。
これらはどれも未開封の状態で保存できる期間ですので、袋を開けてしまった場合は早めに冷凍庫にしまって保管するようにしましょう。
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湿気てしまったら食べられないの?
ここまではおせんべいの劣化=湿気ってしまっているという話をしてきましたが、湿気ってしまったおせんべいは食べることができないの?と疑問を持つ方もいると思います。
湿気ってしまったおせんべいであってもカビや腐敗のサインがなければ、ジッパー付きの密封袋に入れて冷凍庫に入れたり、耐熱皿に鮮明をのせてラップをかけずに電子レンジで加熱することで元のパリパリのおせんべいに戻る可能性があります。
これはあくまで可能性の話ですので、もし湿気ってしまったおせんべいをおいしく食べたいなら、ご飯と一緒に炊いてあげるともちもちとした炊き込みおこわのような味を楽しめるので、別の使い方で食べてみてくださいね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- せんべいはうるち米を原料とした米菓
- 様々な種類がある
- 保存するなら冷凍保存がオススメ
- 冷蔵庫で保存することもできなくはないがしっかりと密閉して保存すること
- 湿気ってしまったおせんべいは冷凍庫に入れたり電子レンジで加熱するとパリパリに戻ることがある
- もし戻らなくてもご飯と一緒に炊くことで美味しいおこわのような味を楽しめる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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