皆さんはおせんべいはお好きですか?せんべい好きの人にとっては、生活の一部になっているくらいになくてはならないお菓子の一つですよね。
そんなおせんべいですが、皆さんもご存知の通りカロリーや糖質がかなり高いお菓子です。食べ過ぎてしまうとやはり体に悪い食品になっています。
今回の記事では、
- せんべいとはどのような食べ物なのか
- せんべいのカロリーや糖質量
- ご飯の代わりにせんべいを食べるならどのくらいの量なのか
- 食べる時の注意点
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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せんべいとは?
せんべいとは
現在の日本で親しまれているせんべいは「米菓煎餅」と言われ、うるち米を原料として様々な工程(潰す、突く、延ばすなど)を経て作られた米菓のことを指します。
私たちが一般的に食べているお米のことを指し、「あきたこまち」や「こしひかり」などのお米の総称です。これらのうるち米の他には、もち米などがあります。
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歴史や種類
日本におけるせんべいの歴史は非常に古く、なんと縄文時代には既にすり潰した穀物を平たい形で焼いたものが発見されていたとも言われています。
現在のようなせんべいは、かつて江戸時代に設けられていた五街道の一つである日光街道に存在した「草加宿」で団子屋を営んでいた「おせん」というおばあさんが由来になっているという説が有名です。
ある日団子屋を訪れたお侍さんの、「団子を平らにして焼いたらどうだろうか?」と言う言葉を受けて、おせん婆さんが焼いて作ったものが現在の「おせんべい」の始まりとも言われてますが、本当かどうかは定かではありません。
一般的な米菓せんべいだけでも種類はとても多く、
- 醤油せんべい
- 揚げせんべい
- ぬれせんべい
- 海苔せんべい
- ザラメせんべい
など様々です。
また、お米を原料としていないものせんべいも「骨せんべい」や「野菜せんべい」など数多く存在します。
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せんべいの成分は?
せんべいに含まれるカロリーや栄養素、食べることによって得られる健康効果について調べてみました。
1枚当たりのカロリーや栄養
一般的なせんべい1枚あたりの重量をおよそ22gと仮定した場合に、含まれる栄養成分は以下の通りです。
エネルギー | 42kcal |
たんぱく質 | 0.9g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 8.98g |
食塩相当量 | 0.39g |
1枚あたりのカロリーと炭水化物量が多少気になるものの、他の栄養成分についてはそれほど気にするほどではありません。
食べ過ぎには注意、カロリーは低くない
せんべいを食べる上で注意が必要なのは、食べすぎないようにすることです。
せんべいは1袋に10枚前後入っていることが多いためついつい食べ過ぎてしまい、一気に摂取カロリーが過剰になってしまう恐れがあります。
間食として食べるものの摂取カロリー目安はおおよそ200kcalが最適と言われています。そのため、せんべいを食べる際は袋を抱えて食べるようなことは避けて、予め3枚程度を袋から出してしまうと食べ過ぎを防止することが出来るでしょう。
種類によっても異なる
せんべいは、種類によって加工状態が大きく異なるものがあります。胡麻をふんだんに使用した「胡麻せんべい」や、ピーナッツが入った「南部せんべい」などは胡麻やピーナッツに含まれるカロリーも合わせて摂取することとなるため一般的なせんべいよりもカロリーが高くなります。
100gあたりの各せんべいに含まれる栄養成分を比較してみました。
名称 | カロリー | 脂質 |
せんべい | 190kcal | 0.45g |
せんべい(胡麻) | 376kcal | 18.72g |
せんべい(ピーナッツ) | 428kcal | 9.6g |
胡麻やピーナッツなどの原料が加わることで、カロリーと脂質は大幅に上昇しているのがわかります。
噛んで歯が強くなる
せんべいの醍醐味といえば、やはりその固さではないでしょうか。歯ごたえ十分のせんべいをよく噛んで食べることで歯や顎を丈夫にすることができます。
また、固いせんべいを食べると自然と咀嚼回数が増えるため、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防止するメリットもあります。
消化吸収に良い
せんべいに使用されている原料は、お米です。日本人の主食であるお米は消化吸収に優れているため、せんべいは胃に優しい食べ物であると言えるでしょう。ただし、油で揚げているあげせんべいなどの加工度合いの高いせんべいは、胃に影響を与える場合があるため注意が必要です。
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せんべいはご飯の代わりになる?
ここまではせんべいの種類や成分について解説してきました。せんべいは1枚であってもかなりのカロリーと糖質を含むことが分かって頂けたと思います。
中にはせんべいをご飯の代わりに食べているという方もいるようです。そうした食べ方の場合はご飯一杯と同じカロリーや糖質量になるまで「大体2枚ほど」必要になります。
ただしおせんべいは2枚では止まらず、3~4枚、多い人だと一袋全部食べてしまうこともありますよね。ご飯の代わりになるとはいえ、やはりおせんべいには「食べやすさ」がありますので、食べ過ぎには注意しなければなりません。
またせんべいだけを食べ過ぎてしまうと他の栄養のある食材を食べることができなくなってしまうこともありますので、おせんべいをご飯の代わりに食べる時は必ずしっかりとした栄養素を多く含むおかずを一緒に食べるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- せんべいはうるち米を原料として作られる米菓の事を言う
- せんべいだけでもかなり種類が多い
- カロリーや糖質がかなり高いので食べ過ぎには注意しよう
- せんべいをご飯の代わりに食べるのであれば栄養価の高いおかずを食べよう
- ご飯の代わりに食べるならせんべいは2枚程度に抑えておくべき
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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