茎わかめは1日何個まで?食べ過ぎは体に悪い?効果・栄養は?

茎わかめはおやつやおつまみで食べられていて、シャキシャキコリコリした歯ごたえが美味しいですよね。

茎わかめは美味しいですし、カロリーも低いイメージがあるので、ダイエットにもよさそうで、ついつい食べてしまいますよね。

食べ過ぎは体に悪いのでしょうか?1日何個まで食べてもいいのでしょうか?

また、茎わかめの栄養や効果などについてもご説明いたしますので、是非ご覧になってください。

今回は

  • 茎わかめとはどんな食べ物?
  • 茎わかめの栄養と効果
  • 茎若布の食べ過ぎは体に悪い?

これらのテーマでご紹介いたします。

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茎わかめとはどんな食べ物?

どんな味?まずい?美味しい?

茎わかめとは、わかめの葉の軸の茎の部分のことで、シャキシャキコリコリとした食感が特徴的です。

茎わかめはコリコリと硬くて塩味が強いのが特徴です。普通のわかめとはちょっと違うので、食べ方に工夫がいります。

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茎わかめの栄養と効果

栄養

栄養成分

茎わかめに含まれる主な栄養成分は以下のとおりです。

  • 食物繊維
  • アルギン酸
  • ビタミンK
  • マグネシウム

効果・効能

茎わかめの効果と効能は以下のとおりです。

  • 食物繊維:茎わかめには食物繊維が豊富に含まれており、善玉菌を増やしたり、腸の運動を促すことによって、腸内環境を整える効果があります。

    わかめは低カロリーで満腹感も長く得られるため、ダイエットにも効果を発揮します。

    茎わかめには、食物繊維の中でも、海藻類にしか含まれないアルギン酸やフコイダンが豊富に含まれています。
  • アルギン酸:アルギン酸には整腸作用の他にコレステロールの低下などの効果があります。
  • フコイダン:フコイダンは免疫力を高めたり、ガンの抑制にも効果があるとして注目を集めている栄養素です。
  • カリウム:カリウムはミネラルの一種でワカメに多く含まれます。体内の細胞の浸透圧の調整に作用します。

    また腎臓の尿排出に作用し体内の水分量を調整します。
  • ビタミンK:ビタミンKにはカルシウムを沈着させて骨を強くする働きがあります。茎わかめは、1日に必要なビタミンKのほとんどが補える上に、カルシウムも豊富に含まれるため、ビタミンKと合わせて骨粗しょう症予防に効果的です。
  • マグネシウム:茎わかめには、マグネシウムや鉄などのミネラルが豊富で、マグネシウムは300以上の酵素のサポートをし、エネルギー代謝に深く関わっています。

    また、マグネシウムは、長期間不足すると骨粗鬆症や心疾患、高血圧などの生活習慣病のリスクを高める可能性があるので、不足しないように心がけることが大切です。

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茎若布の食べ過ぎは体に悪い?

下痢・腹痛

茎わかめには食物繊維が豊富に含まれています。茎わかめを食べ過ぎてしまうと、食物繊維の摂取が多くなってしまい、 下痢や腹痛の症状が出てしまうリスク があります。

食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に大きくわけられます。 水溶性食物繊維 は便を柔らかくし、腸内の善玉菌のエサになることで腸内環境をよくします。

水溶性食物繊維を多く摂り過ぎると腹痛や下痢、便が緩くなることが起きてしまいます。一方、 不溶性食物繊維 便のかさを増やし、腸の動きをよくします。

もともと腸の動きがよくない人が不溶性食物繊維を多く摂ると、便が大量に増えてしまい便通が悪くなり便秘の悪化になりかねません。

多く摂り過ぎると腹痛や下痢、便が緩くなることが起きてしまうのです。

気持ち悪い

体調や消化能力にもよりますが、尋常でない量の食物繊維を摂取すると、消化不良により吐き気などの気持ち悪くなる症状を引き起こすリスクがあります。

 胃や腸に長時間滞留して消化酵素が過剰分泌状態になったり、蠕動運動(ぜんどう運動。消化するために腸が行う動き)が異常に継続される のが主な原因です。

甲状腺トラブル

ヨウ素を過剰摂取すると、代謝機能に関わる甲状腺機能低下を引き起こすおそれがあり、便秘や寒がりなどの症状が見られます。

茎わかめを適量食べていればそれほど気にすることはありませんが、異常な量を継続的に食べ過ぎると、 ヨウ素の過剰摂取の危険があります ので注意が必要です。

塩分の摂りすぎ

茎わかめを多量に食べると、塩分の過剰摂取により むくみが生じてしまいます。  市販されている茎わかめの多くは塩で味付けをしてあるので特に塩分の過剰摂取になってしまいます。

死亡するって本当?

わかめを食べ過ぎて腸閉塞になる可能性があります。茎わかめではありませんが、 乾燥わかめの食べ過ぎで死亡してしまった事件 があったそうです。

胃までたどり着いて消化されればいいですが、 大量のワカメが消化しきれずに腸に行ってしまい 腸閉塞になってしまうこともあります。

逆に胃から食道を取って乾燥から戻ったワカメが口から出てくることもあり、そうなると 窒息することも考えられます。  また、ワカメの量が内臓の許容量をこえてしまい内臓破裂を起こすと死んでしまうこともあるようです。

茎わかめは乾燥わかめほど、水で増えないとしても、食べ過ぎには気をつける必要があります

1日何個までなら大丈夫?

茎わかめは、1日20gまでを目安に摂取することをおすすめします。

茎わかめを食べ過ぎて体調に異変が生じないようにするには、 ヨウ素や塩分を考慮する必要 があります。

日本人のヨウ素摂取量は平均で 1日に3mgまで、耐用上限量は1日に3mg と設定されています。

茎わかめのヨウ素含有量ははっきりわかりませんが、 わかめの倍以上ものヨウ素が含まれている そうです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 茎わかめはわかめの葉の軸の茎の部分のことで、シャキシャキコリコリとした食感が特徴的で塩味が強いです。
  • 茎わかめの栄養と効果は以下のとおりです。

    食物繊維:わかめには食物繊維が豊富に含まれており、善玉菌を増やしたり、腸の運動を促すことによって、腸内環境を整える効果があります。

    アルギン酸:アルギン酸には整腸作用の他にコレステロールの低下などの効果があります。

    フコイダン:フコイダンは免疫力を高めたり、ガンの抑制にも効果があるとして注目を集めている栄養素です。

    カリウム:カリウムはミネラルの一種でワカメに多く含まれます。体内の細胞の浸透圧の調整に作用します。

    また腎臓の尿排出に作用し体内の水分量を調整します。

    ビタミンK:ビタミンKにはカルシウムを沈着させて骨を強くする働きがあります。

    茎わかめは、1日に必要なビタミンKのほとんどが補える上に、カルシウムも豊富に含まれるため、ビタミンKと合わせて骨粗しょう症予防に効果的です。

    マグネシウム:茎わかめには、マグネシウムや鉄などのミネラルが豊富で、マグネシウムは300以上の酵素のサポートをし、エネルギー代謝に深く関わっています。

  • 茎若布の食べ過ぎによる症状は以下のとおりです。

    下痢・腹痛

    気持ち悪い

    甲状腺トラブル

    塩分の摂りすぎ

茎わかめは美味しくてついつい食べてしまいますが、健康を害することもあるので、適量を守ることがとても大切ですね。

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