「ソーセージ」は日常的に食べている食材ですが、「体に悪い・発がん性がある」と聞いたことはありますか?ソーセージだけに関わらず、ハムやベーコンなどの加工肉や魚肉ソーセージなどにも危険性があるようです。そこで今回は、
- ソーセージって体に悪い?
- 魚肉ソーセージって体に悪い?
- 加工肉には発がん性がある?
- 毎日食べても大丈夫?
- 安全なハム・ソーセージとは
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ソーセージって体に悪いの?
朝食に便利なソーセージですが、「体に悪いの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?子供も好きなソーセージですが、その安全性の実態に迫りたいと思います。
…結論からお答えすると、「ソーセージなどの加工肉は体に悪い」と言えます…!というのも、ソーセージには「AGE」という成分が大量に含まれています。
AGEは日本語で「終末糖化産物」と言う:体を老化させる物質で、食べるとでシミ・しわができたり肌のハリを失ったりと老化現象を促進させる
この老化を進める物質であるAGEが、ソーセージなどの加工肉には多く含まれてしまっているのです。AGEは加工肉だけに含まれる物質ではなく、白米などその他の食材にも含まれています。しかし、加工肉の含有量は比べ物にならないほど高いため、危険性があるとされているのです。
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シャウエッセンは体に悪い?
代表的なソーセージ「シャウエッセン」はパリッとした食感で人気のソーセージですが、加工肉なのでAGEが含まれています。シャウエッセンだけに関わらず、スーパーなどで市販されているほとんどのソーセージにはAGEが含まれているのです。
ボロニアソーセージは体に悪い?
ボロニアソーセージとは、イタリアのボローニャで生まれた大型のソーセージで、機械で薄切りにして食べます。こちらも添加物を使用しているものが多いため、無添加と比較してしまうと体に悪いと言えます。
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魚肉ソーセージは体に悪い?
魚肉ソーセージは魚の肉をすりつぶして作られたソーセージですが、危険な添加物が使用されているため、体に悪いものも含まれています。魚肉ソーセージに含まれる添加物の中でも、特に体に悪いものはこの3つです。
- リン酸ナトリウム
- 亜硝酸ナトリウム
- 着色料 (赤102号・赤106号など)
それぞれの添加物には、どのような危険性があって体に悪いのか見ていきたいと思います。
リン酸ナトリウム
リン酸ナトリウムは、魚肉ソーセージのモチっとした食感を出すのに使われている添加物です。
リン酸ナトリウムを摂取しすぎると、骨粗しょう症になるリスクがある
亜硝酸ナトリウム
亜硝酸ナトリウムは、発色剤として魚肉ソーセージに使われています。市販の食材には、見た目をよくするための発色剤が使われていることが多く、時間が経って傷んだ時もできるだけ美味しく見えるように作られています。
亜硝酸ナトリウムは、発がん性物質そのもの
着色料 (赤102号・赤106号)
魚肉ソーセージは淡いピンク色をしていますが、これは着色料によるものです。主に赤102号・赤106号という着色料が用いられており、赤106号に関しては食用として認めているのは世界で日本だけとなっています。
赤102号は、肝臓機能障害や発がん性があるとされる。赤106号は、肝臓機能の低下・赤血球の現象が認められた事例がある
魚肉ソーセージは魚の栄養分が含まれていて体に良さそうな印象がありますが、実は体に悪い添加物が使用されているのです。
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加工肉は発がん性がある?
ソーセージをはじめとする加工肉には、「人に対し発がん性がある」とWHO(世界保健機関)の附属機関である国際がん研究機関が2015年に発表しています。
加工肉には発がん性がある、とはっきり断言されているのです。普段ソーセージやハムなどの加工肉を食べている方、そろそろ怖くなってきたのではないでしょうか…?
根拠は?
「加工肉に発がん性がある」と言われる根拠ですが、加工肉には「発がん性があるとわかっている添加物」が使用されていることや、「発がん性がある可能性があると言われる添加物」など、可能性の大小はありますが確実にガンに関連する添加物が使用されているからです。
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ウインナー毎日食べても大丈夫?
ウインナーやソーセージなど、いつも冷蔵庫に常備している家庭も多いかと思います。毎日食べるとどうなるかですが、すぐにガンを発症するわけではありませんが、体に取り込まれた添加物はどんどん蓄積されていきます。
人によってそれがガン化するか、そうではないかは体質によっても異なりますが、毎日食べることでガンを発症するリスクは上がると考えて良いでしょう。
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「ベーコンが体に悪い」は嘘?
「ベーコンが体に悪いのは嘘?」と言われることがありますが、ベーコンも加工肉の一つで、AGEや着色料など様々な添加物が含まれています。
先ほどお話したガンや肝臓機能など体に影響が出る添加物が含まれているので、「体に悪いのは嘘」というのは嘘になるのではないかと思います。
ソーセージの国ドイツでは…
日本も日常的にソーセージを食べる国ですが、ソーセージといえばドイツが有名ですね。ドイツといえばソーセージとビールが浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
そんなドイツではWHOの「加工肉には発がん性がある」という発表後、「だとしたらドイツ人は全員死んでいるはず」「ばかばかしい」などと批判の声が上がったそうです。
確かにソーセージをこよなく愛し、消費量も多いドイツですが、ソーセージのせいで大勢死亡したという歴史はありません。がんを発症するかは体質によっても異なるので、体に良い食材とは言えませんが全員ががんになる、というわけでもありません。
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安全なハム・ソーセージとは
ソーセージなどの加工肉には発がん性物質や、老化の促進をするAGEなどの添加物が含まれていますが、安全にソーセージを食べる方法もあります。それは 「無添加食品」 を選ぶことです。
無添加ハム・無添加ソーセージ
ソーセージやハムには、着色料・保存料など危険性のある添加物を一切使用していない「無添加ハム・無添加ソーセージ」といったものも販売されています。
スーパーでは無添加のソーセージやハムがあまり販売されていませんが、お取り寄せ商品やふるさと納税の返礼品などに無添加のものがあります。
日常的に食べる物だからこそ、添加物のない安心安全な加工肉を食べたいものですよね。価格は少し上がりますが、将来の自分や家族の健康を考えると、ケチるところではないかと思います。
ニッスイの無添加魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージを販売しているニッスイでは、保存料・着色料などの添加物を一切使用していない「無添加魚肉ソーセージ」を販売しています。魚肉ソーセージはお子様のおやつとしても人気なので、ぜひ無添加を選びたいものですね。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
「ソーセージは体に悪い?発がん性は?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 加工肉のほとんどには、発がん性のある添加物が含まれている
- 魚肉ソーセージにも、発がん性や肝臓機能を低下させる添加物が含まれている
- 安全な加工肉を食べるには「完全無添加」がおすすめ
普段何気なく食べているソーセージなどの加工肉ですが、こうして含まれている添加物の危険性を見てみると、食べるのが怖くなる方も多いかと思います。自分や家族の将来の健康のために、安全な無添加商品も選んでみてください。
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