ソーセージの有名な種類・名前と特徴|ウインナーとの違いは?

ソーセージとウインナーの違いについてご存じですか?そういえば、「ソーセージ」って何種類くらいあるんでしょうね!飲みの雑談ネタに今回は

  • ソーセージの始まり
  • ソーセージの種類
  • ソーセージの特徴
について紹介をします。

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ソーセージの発祥は?

今やスーパーマーケットに行けばすぐに買えるソーセージ。3500年前の人達にとっては命をつなぐための保存食でした。ソーセージは、どんな歴史を経て現在の食卓を飾る食べ物になったのでしょうか?

歴史

【世界編】

ソーセージの始まりは、まだ狩猟をして生活している時代までさかのぼります。得た獲物を長持ちさせるために塩漬けしただけのものでした。

11世紀頃になると香辛料が持ち込まれるようになったおかげでソーセージが盛んに作られるようになります。

さらに時を経て、いろいろなソーセージが作られるようになったのは14世紀。各地域で、違う味付けにしたり作り方の工夫がなされて今日のソーセージの原形ができたといわれています。

【日本編】

明治時代に初めてソーセージが作られるようになります。その後、第一次世界大戦中に日本に収容されていたドイツ人からソーセージ作りの技術を教わります。しかし誰もが食べられたわけではなく高級な食べ物でした。

一般家庭で食べられるようになったのは、戦後の高度成長期になってからです。

豆知識
日本独自の魚肉ソーセージは、高価だったころの代用として生まれました。マグロで作ったのが最初だったといわれています。

何語?

ソーセージは『salsus』と表記し、塩漬けという意味のラテン語になります。

全部で何種類?

製法や原材料によって1,000以上あるのではいわれています。またソーセージの消費国であるドイツだけで1,500種類以上はあります。

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ソーセージの有名な種類と特徴

ソーセージは、腸の種類や太さ、製法、発祥の地(国)によって特徴がそれそれあります。日本でも人気のソーセージ7種類を紹介します。

ウインナー

日本でもっとも消費量が多いソーセージです。

  • 正式名称:ウインナーソーセージ
  • 発祥の地:オーストリアのウィーン
  • 腸の種類:羊の腸
  • 太さ  :20mm未満
ウインナーはあくまでもソーセージの一種に分類されます。

フランクフルト

バーベキューといえばフランクフルトです。

  • 正式名称:フランクフルトソーセージ
  • 発祥の地:ドイツのフランクフルト
  • 腸の種類:豚の腸
  • 太さ  :20mm以上36mm未満

ドライソーセージ

名前の通り、乾燥させたソーセージになります。

  • 発祥の地:イタリア
  • 肉の種類:豚肉、牛のひき肉
  • 水分含有量:35%以下
濃厚な旨味をいかしてスライスしてオードブル、またはピザのトッピングにして酒のつまみにいかがでしょうか!

セミドライソーセージ

製法は、ドライソーセージとほぼ同じですが、水分含有量は55%以下になります。パスタやチャーハンで食べるのがおすすめです。

ボロニアソーセージ

ハムに似ている太い筒状のソーセージで、生地に脂身が入っているのが特徴です。

  • 発祥の地:イタリアのボローニャ地方
  • 腸の種類:牛の腸
  • 太さ  :36mm以上
「焼く」「炒める」「揚げる」「煮る」どのように調理してもおすすです。もちろん生食でもどうぞ!ビールやワインのおつまみに楽しんでみてはいかがでしょうか。

リオナソーセージ

リオナソーセージは、豚肉や牛肉の脂身とグリーンピースやピーマン、ニンジンなどが生地に入っているのが特徴です。

  • 発祥の地:フランスのリヨン
  • 腸の種類:牛の腸
彩がいいので、前菜にも、焼き目をしっかりつけてメインにしても美味しく食べられるソーセージです。

生ソーセージ

通常のソーセージは、加熱処理しスモークをかけますが、生ソーセージは、加熱処理もスモークもしていないソーセージです。

商品には腸詰めの後に冷凍かチルドの2通りがあります。 冷凍のままなら約3ヶ月、解凍後は2日以内に食べるのがおすすめです。  そのままでは食べることができないので、必ず加熱調理を行います。

種類:①粗びき生ソーセージ ②きぬびき生ソーセージ 

焼けてるかの確認方法
  • 加熱調理時間

     フライパン蒸し焼き 細いもの 8~10分 太い15分前後

     ボイル       細いもの 6~10分 太い12分前後 
  • ソーセージをカットして切り口をみる

     ソーセージの周りと同じように切り口が加熱されている色になっていれば火が通って食べられます。
  • 焼いているソーセージに爪楊枝を突き刺し判断をする

     刺したとき透明な肉汁が出てくれば焼けている証拠です。

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まとめ

以上になります。いかがでしょうか!

この記事をまとめると

  • ソーセージは、太古の保存食として始まり、香辛料のおかげで保存性が飛躍、14世紀頃に現在ソーセージの原形となります
  • 日本にはいってきたのは、明治時代になってからで、一般的に食べられるようになるのは、戦後の高度成長期になってからです
  • ソーセージの種類、製法や原材料によって1,000以上あるまたドイツだけで1,500種類以上あるのではともいわれています
  • ソーセージは、腸の種類や太さ、製法、発祥の地(国)によって特徴がそれそれあります
  • また、調理方法は幅広く「焼く」「炒める」「揚げる」「煮る」、前菜からメインまで楽しむことができます

ソーセージとお酒を楽しみながら、素敵な時間をお過ごしくださいませ!

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