これから秋を迎える日本ですが、秋の味覚といえばさつまいもではないでしょうか。ほくほくとした食感やねっとりとした食感の2種類があるさつまいもで、小さな子供から大人まで大人気の食材です。
そんなさつまいもですが実は食べ合わせの悪い食材というものもあります。
今回の記事では、
- さつまいもってそもそも何?
- 食べ合わせの悪い食材とは?
- 食べ合わせの良い食材は?
- ダイエット効果があるの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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さつまいもとは?
さつまいもは日本料理でよく使われる野菜のひとつですよね。皆さんも一度は食べたことがあると思います。日本料理に使うことが多いので日本の食材なのでは?と思う方も多いと思いますが実は原産は南米です。
本格的に日本で栽培が始まったのは西暦1700年以降と言われている比較的歴史の浅い野菜なんですよ。
名前から察することができるように現在の鹿児島県である薩摩藩で盛んに栽培されていたことから、さつまいもという名前になったと言われています。現在でも鹿児島県のサツマイモの生産量は日本の4割を占めていると言われています。
非常に奄美が強くでんぷんが多く含まれているので主食としても用いられることが多い野菜です。
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さつまいもと食べ合わせの悪い食べ物は?
基本的にはサツマイモはどんな食材と合わせても美味しく食べることができます。しかし栄養価が高いので他の栄養価がかぶっている野菜や果物と一緒に食べることで少し体に負担を与えてしまう可能性があるとされています。
ではどのような食材との相性が悪いのでしょうか。
バナナ
さつまいもとバナナという食べ合わせはお菓子でも時々見かけますよね。二つを一緒に食べることは少ないと思いますが、この二つの組み合わせというのはあまり体に良くはありません。
さつまいもにもバナナにも不溶性食物繊維という食物繊維が豊富に含まれており、この不溶性食物繊維というのは胃腸の内部で膨らむ性質があります。
さらにバナナには体を冷やしてしまう効果がありますので。サツマイモやバナナを食べた時に胃腸の内部で膨らんだ食物繊維を、消化器系がうまく流さないといけないのですが、体が冷えることによって動きが悪くなってしまい消化不良を起こしてしまう可能性があります。
大豆
さつまいもを食べると腸が活発に動きますよね。この動くことを蠕動運動と言うのですが、蠕動運動が多くなるとおならなどがよく発生しやすくなります。
これも不溶性食物繊維の影響なのですが、バナナと同じく大豆にもたくさんの不溶性食物繊維が含まれていますので、食べ合わせるとお腹に負担をかけてしまう可能性が高いとされている組み合わせです。
たくさん食べなければ全く問題ありませんので、そこまで気にする必要はありませんが、どちらも食べ過ぎには少しだけ注意が必要だということを覚えておきましょう。
柿
その他のおすすめできない食べ合わせというのはさつまいもと柿の組み合わせです。どちらも秋の食材として有名なものですが、柿は消化器系を冷やしてしまう効果があるとされています。
さつまいもは何度も紹介していますが不溶性食物繊維によって消化器系に負担がかかります。その時に柿のような体を冷やしてしまう食品を食べてしまうと、消化能力が落ちてしまうため、消化不良を引き起こしてしまう可能性があるのです。
こちらもたくさん食べなければ基本的に問題はありませんが、どちらも同じ時期に旬を迎える食材ですので知らず知らずのうちに食べ合わせている可能性がありますので注意しましょう。
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さつまいもと食べ合わせが良い食べ物は?
次はさつまいもと食べ合わせの良い食材について紹介していきたいと思います。
実はさつまいもと相性が良い食品というのはいくつかあり、おすすめなのがリンゴとコーヒーです。
特にダイエット効果を期待したい方はこの二つの食材と一緒に合わせると良いとされています。
何度も申し上げておりますがさつまいもには食物繊維という成分が豊富に含まれており便秘解消に効果があります。りんごには血糖値の上昇を抑えたりコレステロール値を下げたりする効果があり、さつまいもを食べた時に一つだけデメリットになり得る糖質が高いという点を打ち消してくれるのです。
他にもコーヒーもさつまいもを摂取することで血糖値が上がり、脂肪が少しだけできやすくなってしまうのを代謝を促進し脂肪燃焼効果を促すことでデメリットを打ち消すことができます。
このように主にダイエット面について、食べ合わせると大きなメリットがあるんですね!
ここまでの説明を見るとさつまいもは太りやすい食材なの?と感じてしまう方も多いと思います。確かに炭水化物が豊富に含まれていますが、他の食材から考えるととてもヘルシーでダイエットに最適ともいえる食材なのです。
詳しくは後ほど解説したいと思います。
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さつまいもは太らないって本当?
さつまいもはどっしりとした芋類の一つですが、”食べても太らない”と言われています。美容大国の韓国では、”さつまいもダイエット”があるほどです。
食べるとかなりの満腹感を得られるさつまいもですが、そのカロリーや糖質量はどのくらいなのでしょうか?
さつまいものカロリー・糖質
さつまいも100gあたりに含まれるカロリーは、約160kcal、糖質量は、約31.5gです。どちらも決して低いとは言えない数値ですが、さつまいもには食物繊維が多く含まれているため便秘解消や美容効果が期待できる野菜なのです。
また、さつまいもは低GI食品なので血糖値が上昇しにくく、太りにくい食材とも言えます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- さつまいもとバナナや大豆、柿の組み合わせは体に負担をかけてしまう可能性が高い
- さつまいもはダイエット効果が高い食材
- コーヒーやりんごと合わせることでさつまいもを食べる時のデメリットを打ち消すことができる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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