砂糖の摂り過ぎのサインは?何が起きる?過剰摂取を防ぐには?

砂糖の成分のほとんどは糖質で、砂糖100ℊ中の99ℊ程度は糖質です。糖質は体にとって必要不可欠な「3大栄養素」でもありますが、摂りすぎてしまうと様々な病にかかるリスクがあります。

今回は、砂糖の摂り過ぎでどのようなことが体に起きるのか紹介していきます。今回紹介していくテーマは、

  • 砂糖の取りすぎで何が起きる?
  • 砂糖を取りすぎている時のサインは?
  • 砂糖の過剰摂取を防ぐ方法は?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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砂糖の取りすぎで何が起きる?

近年の風潮は、甘いものは食べ過ぎてはダメ!糖質は悪!といった感じですが、そもそも砂糖などの糖質を多く摂取しすぎるとどのようなことが起きるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

老化が早まる

糖質の過剰摂取は老化を早める可能性があります。余分な糖質は体内のたんぱく質と結合し、老化を早める物質へと変化します。この物質が多く体内に蓄積されてしまうと老化を早めます。

太りやすくなる

糖質はエネルギーですから、過剰に摂りすぎたエネルギーは消化できず、体脂肪として体に溜まります。日常的に運動を行い、エネルギーを消費している人であればまだ良いですが、体をほとんど動かさない方は要注意です。

糖尿病のリスクが高まる

糖質の過剰摂取は糖尿病のリスクを高めます。糖尿病とはインスリンの分泌・作用が正常に行われなくなる病で、血糖値が下がりにくくなってしまいます。動脈硬化や心筋梗塞、四肢の異常など、様々な病にかかる可能性が高まります。

認知症のリスクが高まる

糖質の過剰摂取は体内の酵素の働きをおかしくさせてしまいます。脳の働きを悪くすると言われている「アミロイドベータ」の分解が遅くなり、結果的に認知症を招く可能性があります。

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砂糖を取りすぎている時のサインは?

砂糖をとりすぎている方は、自分では気づかないうちに様々なサインを発していると言われています。どのような兆候が見られるのでしょうか。

砂糖が欲しくてたまらなくなる

糖質には強い依存性があり、タバコや麻薬などに近い性質があります。甘いものを食べると多くの方が幸福感に満たされますが、これはホルモンの反応によるものです。

糖質が足りていれば気分が高揚し、足りていないと落胆し、体はバランスをとるために常に糖質を求めます。

より多く砂糖を取らないと満足できない

糖質依存症の方は、常により多くの糖質を得なければ満足できなくなります。その原因は味覚の麻痺です。何を食べても甘味が足りないように感じる方は、既に重大な病に陥っている可能性があります。

体重が増えた

糖質の過剰摂取はエネルギーの過剰摂取にもつながるため、必然的に体重も増加します。消費しきれず過剰に摂取しすぎたエネルギーは体脂肪になります。体が重く感じる方は糖質の摂りすぎかもしれません。

気分の浮き沈みが大きくなる

なんだか多幸感を感じる、なんだか気分が落ち込んでいるなど、気持ちの浮き沈みが激しいと感じる方は糖質の摂り過ぎが原因かもしれません。血糖値の上昇は気分を高揚させ、下降は気分を落ち着かせます。これが過剰になればどうなるか、想像はつきますよね。

肌が荒れる

糖質の過剰摂取は肌荒れにもつながる可能性があります。糖質の摂り過ぎにより体内のホルモンバランスが乱れ、ニキビなどの皮膚炎を招きます

虫歯が数本ある

虫歯とは、口腔内の雑菌が栄養を摂取することで酸を発生させ、歯を蝕んでいく病気です。糖分の摂り過ぎによって歯間に汚れが溜まる機会が増え、結果的に虫歯を助長してしまいます。

頻繁にエネルギー切れになる

仕事が始まったばかりなのに、「あー、もう疲れた、ちょっと休憩。」という方は糖質の摂り過ぎが原因かもしれません。糖質を過剰に摂取している方は血糖値が安定せず、エネルギーの浮き沈みも激しくなります

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砂糖の過剰摂取を防ぐ方法は?

砂糖などの糖質を過剰に摂取し過ぎないためには、どのようなことを意識すると良いのでしょうか。具体的な方法について見ていきましょう。

一日3食食べる

最近では1日5食が正解、1日1食が正解など、色々な食生活が提案されていますが、基本的には1日3食が適切です。なぜなら、「人は日が昇ると活動し、日が沈むと休むから」です。

活動するためにはエネルギーが必要ですし、疲れた体にはエネルギーを補給する必要があります。一つも活動しないという方は、自身の死を意識し始めた方がよいでしょう。

間食の甘いものを控える

午後はどうしても間食をとりたくなるものですよね。午前中から仕事をされている方は、昼食後の方が活動時間が長いですからね。当然エネルギー不足になりますからおやつを食べても良いのですが、「おやつ=甘いもの」ではありません。

おにぎりやナッツ類、せんべいなど、塩辛くても糖質を含む食品がほとんどです。体により多くのメリットをもたらす間食も良いでしょう。

炭水化物の種類を選ぶ

炭水化物と言えばどれも炭水化物なのですが、より細かく見ていくと「単糖類・少糖類・多糖類」に分類されます。なかなかここまで意識して食べることは難しいですが、スイーツを食べるより果物を食べた方が健康には良さそうですよね。

これくらいの意識は持っておいても良いのではないでしょうか。

食事を食べる順番

「ベジファースト」という言葉が最近使われますが、これは野菜が「低GI食品」であることが多いからです。低GI食品とは、要するに血糖値が上がりにくい食品の事です。

運動の際に準備運動が必要なのと同じで、食事にも準備体操が必要なのです。サラダや汁物から食べ、続いてメインのおかず、主食の順番で食べると良いでしょう。

まとめ

今回は、砂糖をとりすぎるとどうなるのか、摂りすぎている場合の体のサインなどについて紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 砂糖などの糖質は必要な栄養素だが摂り過ぎは厳禁。
  • 糖質は高い依存性があるため注意が必要。
  • 1日3食、野菜・肉・魚のバランスの良い食事が一番!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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