サンドイッチを保存する時の温度はどれくらい?食中毒の心配は?

コンビニでも気軽に購入でき、自宅でも簡単に作ることが可能なサンドイッチは、子どもはもちろん大人も大好きです。時間がない朝などに食べる人も多いかと思います。サンドイッチを持ち歩いて、いざ食べようと思った時に「長時間常温で持ち歩いてしまったけど大丈夫かな?」ということはありませんか?

手軽なサンドイッチですが、今回は

  • サンドイッチに適した温度とは?
  • 食中毒が怖いけど、何に気をつけるべきとは?
  • サンドイッチを美味しく食べるための、正しい保存方法とは?

手軽にサンドイッチを食べるために、何を気をつけるべきでしょうか?美味しいサンドイッチをさらに美味しくする方法と、これから心配な食中毒対策について紹介します。

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サンドイッチの保存に適した温度は?

朝にコンビニでサンドイッチを購入して、そのまま昼までカバンの中に入れっぱなしにしていると、昼食べる時に生暖かくなってしまうことがあるはずです。食べれるのかもしれないけれど、なんとなく食べるのをためらってしまいます。

時期によってはもったいないですが捨ててしまうこともあるでしょう。サンドイッチの保存に適した温度とはどのくらいなのでしょうか?

15℃以下で保存

サンドイッチは具材によっても異なりますが、生野菜やたまごなどの場合は常温保存をすると傷みやすくなります。保存に最適な温度は15℃以下とされています。

コンビニの陳列棚を確認すると、確かに15℃以下の設定になっています。コンビニなどで購入した場合には、できるだけ早く冷蔵庫などに入れて保存をするようにしましょう。

常温保存は危険?

冬場や春先などは室内や外などは15℃以下という場合が多いと思いますが、15℃以下であれば常温保存をしても可能なのでしょうか?要冷蔵とされているサンドイッチであっても、室内温度や屋外が15℃以下であれば常温保存も可能です。

冬場の場合、室内温度が15℃以上に設定されていることが多く、外出など移動を繰り返している場合には痛むスピードがさらに早くなるので、冷蔵庫に保存することをおすすめします。

食中毒に気を付けるべき温度は?

「たまごサンドで食中毒になってしまった」などというのを、見聞きしたことはありませんか?生野菜や生ハム、たまごなど、傷みやすい具材を使うことが多いサンドイッチなので、食中毒になったりしないか心配ですね。

25℃以上で3時間

適温(15℃以下)ではないと傷みやすいサンドイッチなので、長時間の常温保存は避けましょう。食中毒の危険性が高まるのが「25℃で3時間以上放置」した場合、食中毒の発生が高まります。

よくある状況では、夏場の車内に購入したサンドイッチをカバンごと放置、などがあります。この場合には車内温度は50℃以上ともいわれますので、1時間以上の放置でも危険です。夏場の日の当たる場所での保管は、短時間時あっても避けてください。

コンビニのサンドイッチは腐らない?

コンビニのサンドイッチは、清潔な場所で製造されています。15℃以下の陳列棚で販売されているので、食中毒も心配がないと思う人も多いでしょう。確かにコンビニのサンドイッチは品質保持期限が長いですが、常温保存した場合は他のサンドイッチと変わりがなく、早めに食べることをおすすめします。

温度や保存場所を選び、管理されていれば腐りにくくなりますが、できるだけ早く食べるようにしましょう。条件によっても異なりますが、購入後常温保存していたサンドイッチを包んでいるビニールに、水滴などが発生していることがあります。温度変化によって発生したものなので、注意が必要になりますが、購入後時間が経過していなければ大丈夫です。

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サンドイッチの正しい保存方法は?

購入したサンドイッチも、手作りのサンドイッチも、出来るだけ無駄にはしたくありません。正しい保存方法を知ることで、長持ちをした上に美味しく食べることができます。

冷蔵

購入後すぐに食べるのであれば、冷蔵庫に保管をしましょう。そのまま保管して問題はありませんが、保管後半日~1日のうちに食べるようにしてください。

冷凍

冷凍保存をすると、保存期間が1週間~10日ほど伸ばすことが可能です。冷凍保存をする場合には、ひとつひとつラップで空気が入らないように包み、冷凍庫で保存をしましょう。冷凍保存をする時には具材に注意をしてください。水分の多いものなどは痛みやすくなるので、冷凍保存には向きません。

解凍方法

冷凍保存したサンドイッチは常温で解凍をおすすめします。半日ほど常温に置くことで解凍ができますが、急いでいる場合には電子レンジで解凍もできます。100gで30~40秒ほど温めると解凍できますが、中身が解凍できていないということもあるので、少しずつ温めましょう。

まとめ

サンドイッチの保存方法について紹介しました。

この記事をまとめると

  • サンドイッチが15℃以下での保管が必要。15℃以下であれば常温保管も大丈夫です
  • 食中毒の危険は25℃で3時間以上放置した時に発生しやすいので、夏場などは持ち歩いたり車内に放置などはしない
  • サンドイッチを美味しく食べるには、食べない場合はすぐに冷蔵庫に入れる
  • 冷凍保存をすることで、賞味期限が1週間~10日ほど伸ばすことが可能になる

手軽に食べることができるサンドイッチですが、すぐに食べない時には保存をするようにしましょう。サンドイッチは冷凍保存も可能なので、多めに作って忙しい時に電子レンジで解凍などをして食べてみてはいかがでしょうか?