“さけるチーズ”は楽しい食べ方ができるチーズですが、子供は何歳から食べられるのでしょうか?チーズはアレルギー反応を起こしやすい食材なので、なかなかいつから与えても良いのかわからない、という方も多いかと思います。そこで今回は、
- さけるチーズは何歳から食べてもいい?
- 子供にさけるチーズを与える時の注意点
- さけるチーズに含まれる栄養・効果
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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さけるチーズは何歳から子供に与えてもいい?
“さけるチーズ”は雪印メグミルクが販売しているチーズの種類で、名前通り手で繊維状に裂いて食べることができます。チーズの種類としてはフレッシュタイプに分類され、キュッキュまたはシコシコとした食感が特徴的です。
そんなさけるチーズは、“何歳からなら子供に与えてもいいの?”と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?牡蠣は当たりやすい食材なだけに、食べさせるのを控えている方もいるかと思います。
さけるチーズを食べてもいい年齢ですが、離乳食期完了後の1歳〜1歳6ヶ月から与えても良いとされています。アレルギーになる可能性のあるチーズを、1歳未満の離乳食に混ぜるとアレルギーを発症する可能性が高くなります。そのため、チーズ類は早いうちから与えない方が安全です◎
しかし、加熱したチーズであれば離乳食中期の生後7〜8ヶ月から与えても良いとされています。子供の発達状況に合わせて、チーズデビューさせてみましょう。
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子供にさけるチーズを与える時の注意点
子供にさけるチーズを与える時は、下記のポイントに注意しましょう。
- はじめは少量から
- 離乳食完了後が安心
チーズはアレルギー食品でもあるため、はじめは少量から与えて様子を見るようにしましょう。与えても良い時期はあくまでも目安なので、子供の発達状況に合わせて与えてみてください。
さけるチーズに含まれる栄養素
チーズは言わずと知れた健康食品の一つですよね。骨を強くするカルシウム、ビタミンA、B2が豊富に含まれ、美肌効果も期待できる健康食品です。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
カルシウムには骨や歯を丈夫にする効果があるため、子供の発達にも欠かせない栄養素です。また、たんぱく質も多く含まれているので、体作りに効果的です。
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チーズアレルギーは起こる?
チーズはアレルギーを起こす食品でもあります。体質によってアレルギー反応を起こし、蕁麻疹・腹痛・下痢・口の痒みなど様々なアレルギー症状を起こす危険性があります。
こちらは事前に防げるものではないので、子供に与える時は量に注意し、はじめから与えすぎないことで対策しましょう。
さけるチーズは妊娠中に食べても大丈夫?
さけるチーズは、加工段階で加熱処理され殺菌されているので、 妊娠中でも安心して食べることができるチーズです◎
妊娠中は、製造方法によっては妊娠中に食べるのを控えた方が良いチーズがあります。控えた方が良い理由としては、 殺菌処理されていない場合『リステリア菌』による食中毒となる可能性がある ためです。
日本製のチーズは、製造過程で殺菌処理されているのでリステリア菌に関しては安全なのですが、外国産のものは未殺菌乳を使用しているものがあるので注意しましょう。
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リステリア菌の危険性
万が一妊娠中にリステリア菌を食べてしまうと、胎盤や胎児に菌が伝わり発育に影響が出たり流産する可能性があります。
また、食中毒を起こした場合、繰り返す下痢によって子宮収縮を起こし、早産や流産リスクが上がる原因となります。妊娠中は飲めない薬もあるため、適切な治療が受けられない場合もあるので注意しましょう。
まとめ
この記事をまとめると
- さけるチーズを与えても良いのは、離乳食期を終えた1歳〜1歳6ヶ月が目安
- 加熱したチーズであれば生後7〜8ヶ月頃から与えてもOK
- チーズはアレルギー食品でもあるので、最初は少量から様子を見る
1歳〜1歳6ヶ月以降であれば、さけるチーズを与えてもOKですが、アレルギー反応を起こす場合もあるので、お子様の様子をみながら与えてみましょう。
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