鯖寿司は九州や中国地方などで食べられる事が多く、岡山県では郷土料理の一つとして有名です。京料理の一つでもあり、祭りごとなどのハレの日の定番メニューとして人気があります。今回は、鯖寿司の日持ちについて紹介していきます。
鯖寿司の日持ち期間、賞味期限や消費期限はどのようにして決められるのかなど、詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、
- 鯖寿司の日持ちはどれくらい?
- 賞味期限や消費期限はどの様に決まる?
- 鯖寿司の保存方法!
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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鯖寿司の日持ちはどれくらい?
鯖寿司はどのくらい日持ちするのでしょうか。また、冷凍保存は可能なのか、詳しく見ていきましょう。
2~3日程度
鯖寿司は市販品や手作りに限らず、作ってから2~3日中には食べ切りたい所です。〆さばや酢飯など、酢が多く使用されているため保存性は高いのですが、冷蔵庫へ入れると美味しくなくなるので常温保存する必要があります。
冷蔵庫へしまってしまうと酢飯が固くなってしまい、美味しくなくなります。保存性を高めているとはいえ、常温保存では日持ちしませんから、食べ切らない場合はすぐに冷凍しましょう。
冷凍の場合は?
鯖寿司がすぐに食べ切らないという場合は、冷凍保存するようにしましょう。まとめて冷凍しても良いですが、くっついてしまうため、できれば1度で食べる分だけ小分けにして冷凍しましょう。
冷凍保存した場合は2~3週間以内を目安に食べ切りましょう。
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賞味期限や消費期限はどの様に決まる?
そもそも賞味期限や消費期限はどのように決められるのでしょうか。賞味期限や消費期限を決めるための検査である、微生物試験、理化学試験、官能試験について詳しく見ていきましょう。
微生物試験
微生物試験とは、食品を製造してからの品質劣化を、微生物学的に試験していきます。大腸菌や黄色ブドウ球菌、カビなど、日にちが経ってからどれくらい増えているのかなどを検査します。
理化学試験
理化学試験とは、食品の品質を理化学的分析により評価する試験です。食品に含まれる水分の含有量やPh、揮発性などを測定します。この調査をもとに、食感や味の変化などを調べていきます。
官能試験
官能試験とは、商品の色や味、匂いや食感などの限界を判定する試験で、「五感」を駆使して試験をします。この試験はご家庭で日常的に行っている事と同じで、「なんか変な味がするな」「なんとなく酸っぱい味がする」など、かなり感覚的な試験です。
製造元でチェックを行うことも多い試験のようですね。作った本人の方が美味しい、マズいといった味の判断はしやすいですからね。
消費期限設定
上記のような3種類の試験を主に行い、賞味期限や消費期限が設定されます。主な試験スケジュールは、検査日・保存温度・検査項目を設定し、調査していきます。
- 検査日の例:製造直後・2日後・3日後など
- 保存温度の例:10℃・5℃など
- 検査項目の例:大腸菌群数・黄色ブドウ球菌数・カビ数・一般生菌数など
引用元:消費期限・賞味期限の設定 | 食品理化学検査 | 食品検査 | 株式会社 東邦微生物病研究所 (toholab.co.jp)
消費期限や賞味期限は、生鮮食品のような生のままの状態で販売されている商品は期限が短く、お菓子やカップラーメンのような添加物や保存料が入っている商品は長い傾向にあります。
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鯖寿司の保存方法!
鯖寿司の保存方法について紹介していきます。鯖寿司はお寿司ですから、保存方法を知っておかないと美味しい状態で保管することができません。詳しく見ていきましょう。
冷蔵保存は出来る?
鯖寿司は基本的に酢飯を使用するため、冷蔵保存は控えた方がよいでしょう。先ほども紹介した通り、冷蔵庫へしまってしまうと酢飯が固くなってしまい、美味しくなくなってしまうからです。
〆さばや酢飯には酢が使用されており、雑菌などは比較的繁殖しにくいですから、できれば常温保管していただきたいものです。流石に夏場などは衛生管理上心配ですから、食べ切らない分は冷凍保存しましょう。
冷凍と解凍の方法
鯖寿司の冷凍保存の方法は、棒寿司の状態のままラップなどに包んで冷凍しても良いですが、一度解凍したら再冷凍はおススメできませんので食べ切る分を解凍したい所です。ですので、2切れずつくらいに小分けにし、一度で食べきる量で冷凍する方法がおススメです。
解凍方法は、自然解凍か流水解凍がよいでしょう。電子レンジなどで熱を加えて解凍してしまうと、さばの品質が変わってしまいますので、できればじっくり時間をかけて解凍したい所です。
まとめ
今回は、鯖寿司の日持ち期間や、賞味期限と消費期限の設定の方法などについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- 鯖寿司の日持ち期間は常温保存で1日程度、冷蔵保存で2~3日程度。冷蔵保存は酢飯が固くなるので避けた方がよい。
- 一度で食べ切れない場合は、小分けにして冷凍保存する方法がおススメ。
- 賞味期限や消費期限は、専門的な試験を行うことで、科学的に設定している。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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