サバ缶がまずいのは臭みが強いから?臭みを消すためのいくつかの方法

サバといえば非常に優秀な栄養素を豊富に含む魚ですが、なかなか臭みが強くて食べにくいという声が多く聞かれます。そんな鯖を缶詰にしたサバ缶もかなり人を選ぶ食材ですよね。

今回の記事では、

  • サバ缶がまずい原因は?
  • 臭みを取る方法
  • そのまま食べられる?
  • 鯖缶に含まれる優秀な栄養素!

これらについて解説していきたいと思います。

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サバ缶がまずい原因は臭み?

皆さんはサバ缶を食べたことはありますか?鯖缶は味噌煮込みのものと水煮のものの2種類があります。味噌煮込みのものは臭みがかなり軽減されているものの水煮のものは、塩のみのシンプルな味付けのためサバの臭いがかなり気になってしまいますよね。

このことからサバ缶=まずい、という噂が立っていますが、それで食べないのはとてももったいないくらいに鯖缶というのはとても優秀な栄養素を豊富に含む食材なんですよ!では鯖缶の臭みが気にならなくなる方法をいくつか解説していきますね!

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サバ缶の臭みが気になるときは調理しよう

鯖の水煮缶は塩のみのシンプルな味付けのため魚自体の臭いがかなり気になります。生臭さを軽減させる一番良い方法はそのまま食べるのではなく、しっかりと調理をすることです。

焼く

汁気を切った鯖をフライパンで焼くだけで、嫌な臭いが軽減されます。そのまま焼いて食べても美味しいのですが、おススメの味付けは「七味唐辛子」を使用することです。かなりスパイシーな味になり、生臭さもかなり軽減されます。結構辛みが強いので、辛いものが好きな方は是非試してみて下さい!

レモンをかける

鯖缶の汁を切って皿にのせ、レモンをしぼってふりかけます。レモン汁でもOKです。魚は鮮度が落ちると、どんどん酸化していきます。酸化すると、過酸化脂質に変化していきます。これによる酸化臭が生臭さの一つの要因になります。

生姜や大根おろしと一緒に

薬味は強い香りや風味があるため、一緒に食べると鯖缶独特の生臭さが和らぎます。特に生姜は魚との相性がよく、様々な魚の調理時に臭み消しとして、活用されていますので非常に効果的ですよ。

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水煮缶はそのまま食べても大丈夫?

様々な方法で鯖缶の臭みを消すことができるということが分かって頂けたと思いますが、鯖缶は缶の蓋を開けてからそのまま食べることができるのか疑問に思ったことはありませんか?

結論から言うとサバ缶は加熱処理されていますので、そのまま食べることができます。 ただし鯖の水煮缶の中には食塩無しのタイプも販売されていますので、食塩なしのタイプだとご自身で味付けをする必要があります。

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サバ缶は体にとても良いので積極的に食べたい!

ここまでは鯖缶の食べ方について解説してきましたが、原材料に使われるサバはとても栄養素が豊富で優秀な食材とされています。では次はサバに含まれる栄養素について解説していきたいと思います。

鯖に多く含まれる主な5つの栄養素 

鯖をはじめとする魚類には、DHAやEPAといった脳に働きかける栄養素が含まれています。サプリにも使われており、脳の老化防止にも効果があると言われています。

また、たんぱく質やカリウム・カルシウムなどのミネラル類も豊富です。お肉では摂ることのできない栄養成分がいくつかあるので、普段から取り入れるようにしましょう。

  • DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
  • IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • サバ缶がまずいと言われるのは臭みが強いから
  • サバはもともと臭みがかなり強い食材なので、匂いを消す加工してあげることでとても食べやすくなる
  • 七味唐辛子と一緒に焼くと臭いが消える
  • レモン汁をかけたり生姜や大根おろしと一緒に食べるのもオススメ
  • 鯖缶は蓋を開けてそのまま食べることができる
  • 健康な身体を作るために必要な優秀な脂質やビタミンを豊富に含むので是非食べていただきたい食材である!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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