ローズヒップとハマナスの違い｜実の毒性･食べ方･効果効能は? |

『ローズヒップ』と『ハマナス』はよく似ていますが、どう違うのか知っていますか？それぞれの違いや効果について着目しました。今回は、

ローズヒップとハマナスの違い
ハーブティーを飲む効果･効能
妊娠中に飲んでも大丈夫？

これらのテーマについて紹介いたします。

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1 ローズヒップとハマナスの違いは？
- 1.1 ハマナスの実の食べ方
2 ローズヒップを毎日摂る効果･効能とは？
- 2.1 成分
- 2.2 効果効能
3 ローズヒップは妊娠中に飲んでも大丈夫？
4 まとめ

ローズヒップとハマナスの違いは？

『ローズヒップ』と『ハマナス』はよく似ているので、その違いについて疑問に思う方も多いかと思いますが、実はこの2つは同じ植物のことを指します。ハーブティーとしてはローズヒップという言葉の方がよく知られていますが、ハマナスも同じものなのです。

ハマナスは植物として、ローズヒップは果実のことを指すことが多く、バラ科バラ属の一種となっています。花が咲くのは夏の時期で、日本では北海道や茨城県、島根県などに分布しています。

ハマナスの実の食べ方

ハマナスの実＝ローズヒップの食べ方には、乾燥させてハーブティーに、そしてジャムなどの食用として用いられます。

“ハマナスの実の毒性はある？”と言われることもあるようですが、お茶やジャムとして食べられているように毒性はありません。

しかし生食するものではないので、そのまま食べずに何かしらに加工する必要があります。

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ローズヒップを毎日摂る効果･効能とは？

ローズヒップはハマナスの果実で、ハーブティーとして利用されることが多いものです。酸味が強いのが特徴で、ハーブティー以外だとジャムに加工されることもあります。

美容効果が大きいローズヒップですが、どんな成分によりどんな効果が期待できるのでしょうか？詳しく見ていきましょう。

成分

ローズヒップティーは酸味の強いハーブティーで、ビタミンCやビタミンE豊富に含まれています。ビタミンCは鉄分の吸収率を上げる働きがあるため、貧血予防にも効果的です。

また、食物繊維の一つであるペクチンや、リコピンも含まれています。リコピンやビタミン類には抗酸化作用があるので、アンチエイジングにもおすすめのハーブです。

ビタミンC：ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
ビタミンE：ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
ペクチン(水溶性＆不溶性)：ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
リコピン：リコピンは、トマトやスイカに含まれている赤色の色素です。強力な抗酸化力で美肌効果があるだけではなくて、主に悪玉コレステロールの数値を下げる作用があります。また、アンチエイジング効果やがん予防も期待されているビタミンです。

効果効能

ローズヒップを使ったハーブティーを飲んだりジャムを食べることで、このような効果が期待できます。

効果･効能

整腸作用
便秘解消
美肌効果
高血圧予防･改善
免疫力アップ
リラックス効果
ストレス緩和
関節痛の緩和

美肌効果

ローズヒップにはビタミンCが豊富に含まれているので、コラーゲンの生成をサポートしたりシワ･シミの改善に効果的です。

ローズヒップの美肌効果はビタミンCによるものだけでなく、ペクチンという食物繊維の一種による整腸作用によっても得られるものです。便秘が解消されると体内の老廃物がデトックスされるため、お肌の調子も良くなります。

免疫力アップ

ビタミンCには免疫力を高める効果もあり、風邪予防にも繋がります。また、ストレスを緩和する作用もあるので、イライラした時にもおすすめのハーブティーです。

高血圧

ローズヒップにはカリウムも多く含まれており、高血圧予防やその改善効果が期待できます。カリウムは高血圧だけでなく利尿作用もあるので、むくみ解消も期待できます。

関節痛緩和

ローズヒップが持つ抗酸化作用には、関節痛を緩和する効果もあると言われています。関節痛の中でも、変形性関節痛に効果があるとの報告があるようです。

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ローズヒップは妊娠中に飲んでも大丈夫？

妊娠中には控えた方が良い食べ物や飲み物がありますが、 ローズヒップティーは妊娠中でも安心して飲めるハーブティー です。

ローズヒップティーにカフェインは含まれていないので、妊婦さんはもちろん、授乳中の方でも飲むことができます。

下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

詳しくはこの記事をチェック！